テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
zm
em
gr
tn
ci
shp
cn
ut
rbr
shr
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
zm
rbr
zm
俺はzm、このW高校の高校ニ年生
今俺の目の前でスマホを弄んでるのは同じく二年のrbr。
チビだし後輩自慢してきてうぜーけどまぁ、そこそこおもろい奴ではある
rbr
zm
rbr
そう、帰宅部こそ至高。俺の信念は揺るがない。
俺の高校は少し特殊で、一年生の時に部活は仮入部、二年生で本格的に入部することとなっている。委員会とかもそんな感じ。
そして現在、部活選択一週間前の最後の見学期間なんや。
zm
rbr
こうして俺の放課後の予定が決まった。 あんまり気乗りしないけど、昔ながらのよしみで今日だけは付き合ってやろう。
〜移動中〜
zm
俺の質問にrbrはうーんと唸る
shrとは、rbrと同じ中学校だった後輩で、結構偏差値の高いこのW高校に入学したrbrの後を追い、今年入学してきた生意気なガキ。
なんだかんだ言ってrbrはshrを甘やかしているし、てっきりshrが仮入部している部活に入るものだと思っていた。
rbr
zm
迷うくらいなら入らなけりゃいいのになーと考えてたら、不意に変な音がした
zm
rbr
音のした方を探していると、またドンっと何かがぶつかるような打撲音が聞こえた。
rbr
どうやら音の出所は俺らの右隣の物音と化した空き教室っぽい
窓から中を覗くと人影がいくつか見える
誰かおるな
rbr
zm
聞き耳を立てれば、笑い声や話し声も若干聞こえてきた
聞き取れんけど
ドンッ
打撲音。
あはははは!
笑い声。
また打撲音。笑い声。打撲音。笑い声
妙や。これじゃ何かをぶって笑っとるようにしか聞こえん
zm
rbr
だんだん目が暗さに慣れてきて少しだけ見えるようになった
何かを囲んでいる?
目を凝らしたけど、それ以上は何も見えんかった
rbr
後ろからぐいっと引っ張られる。
zm
rbr
zm
集中しすぎて聞こえてなかったっぽい。
廊下を駆けながらチラリとさっき覗いた部屋を盗み見る。
あいつらは授業出えへんのかな
部活の見学後
rbrはshrと帰るらしい。
俺を教室に置いてって、それじゃと片手をあげてそそくさと走っていってしまった。
zm
特に一緒に帰るツテも無く、1人で教室を出た。
もう西陽が指している廊下はいつもより新鮮で、知らんとこを歩いてるような気分やった。
例の教室の前で足を止める。
殴られていたのはなんだったんやろ。
物?人?動物?
気になることが多すぎる。好奇心には逆らえない
いるかどうかもわからん教室の扉に手をかけてみた
zm
思い切ってガラッと勢いよく扉を開けた
em
少し低いテノールの声が俺を呼び止めた。
俺は誰もいないと思っていたもんやから、つい身をこわばらせた。
カーテンは開けられていて、橙色の日が燦々と部屋を照らしていた。
逆光で顔がよく見えない
em
zm
em
その人は一歩も動かず、こちらをみて言った。
三年生?なんのことやろ、
zm
em
そう言ってその人は少し笑った
zm
em
zm
em
em
風で彼の髪が揺れる
夕日のせいかわからんけど、その髪は見たことないくらい綺麗な色をしていた
em
zm
zm
em
そう言われてみれば確かに、その人の手元には山程分厚い本や紙が積み立てられている。
em
zm
改めて聞かれて言葉に詰まる。
これって言ってええんかな
zm
em
zm
そう絞り出してハッとする
もしかしたら、殴られとったのはこの人ちゃうか
em
やっぱり表情は見えない
zm
em
zm
潔く沈黙が続く
emの作業をする音だけが教室内に響いた。
em
zm
発した声が同時に被る
zm
em
zm
なんて切り出せばいいんやろ、
em
zm
zm
em
emの手がピタリと止まる。
em
zm
返事は返ってこない
zm
em
強い口調で返される。
zm
em
何なんやこいつ
俺はこいつのこと信じてええん?
こいつが殴られたわけやないん?
zm
em
zm
本当はそう言ってこいつの顔を見てみたいだけや。
窓際まで近づくと、emは顔をふいと逸らした。
やっぱり、夕日のせいなんかやない
emの髪は、きれいなミルクティー色をしていた。
em
zm
em
zm
俺の返答にemはまた固まる
em
zm
こうして会話している間も相手はそっぽを向いたまま、顔をこちらに向けてくれない。
zm
em
やっぱりこっちを向かずに指示をする
zm
em
zm
俺がそう言うと男は少し肩を揺らした。
笑ってくれたんかな
em
zm
em
…?何言っとるんや、?
zm
先輩に対する態度では無いとわかっていたが、そっぽを向いた頭を手でつかみ、無理やり顔をこちらに向けさせた。
em
別にブスってわけでも、変な顔しとるわけでもない
気になるとしたらほっぺたにガーゼが貼っつけてあるぐらいや
何をそんなに隠したいんやろ
zm
em
zm
em
目?
zm
em
zm
em
emは諦めたように笑った
em
em
相変わらずemはまぶたを上げない。
em
語尾が心なしか、震えていた気がした
zm
何も答えてくれない
zm
em
zm
息を呑む音が聞こえた。
zm
em
今度はemの頭から手をどけても、顔を逸らさないでくれた。
やがて、emはゆっくり、まぶたを上げてくれた。
今度は俺が息を呑んだ。
em
そういって細められた目に、色がなかった。
真っ白やった
em
zm
em
こいつは本気でそう思っとんのか
zm
em
zm
emは信じられないとでも言いたげな顔で、俺を見た
見開かれた瞳にはやっぱり黒目がない。
でも、どこまでも透明で、それが色素の薄い髪にすっごい合っていた。
em
zm
俺がずっとemの目を穴が空くほど見つめていると、ふいっと目が逸らされた。
髪から覗く耳が少し赤く見えたのは夕日のせいなんかな
em
zm
俺が歯を見せて笑うと、emは少し戸惑った顔をして、俯いた
em
em
ふふっと微笑んで、また俺を見上げる。
夕日が反射して真珠みたいな瞳がキラリと光った気がした。
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta
LUNA@subuta