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ブルルルルルルル...
『広隆!起きて〜!朝だよ』
俺は目覚まし時計の音を聞くと、いつもあいつを思い出すんだ
俺があいつと引き離されたのは、俺とあいつが中一の頃だった
ある日突然、電話がなったんだ
沙紀香
広隆
沙紀香
広隆
それは俺にとって一生忘れられない言葉だった
広隆
沙紀香
その時の沙紀香の声は、何故かとても辛そうだったんだ。
何かこう、本当に言いたいことを隠しているような苦しそうな言い方だった
広隆
沙紀香
広隆
沙紀香
広隆
沙紀香
広隆
広隆
沙紀香
広隆
俺は
この1本の電話を忘れることは出来ない
最後に沙紀香は私もっていった
でも、沙紀香は別れようって言ってきたんだ
わけが分からなくなった
俺は
沙紀香に会いたい
A君
そんな俺が唯一辛いことを忘れて楽しめるのが、部活のサッカーだった
大親友のA君に誘われて入った部活だけど俺は直ぐにスタメンに入れる実力を身につけることが出来て、サッカーが大好きになった
Bちゃん
広隆
俺はこんなふうに告白されることも増えた
Bちゃん
ほら出たお決まりのセリフ
モテるって、いいことだけじゃない
だって...
Cちゃん
こういうのに巻き込まれやすいから
Bちゃん
広隆
こういうと大抵の女子は泣いて逃げ出す
Bちゃん
あの子も逃げちゃった
Cちゃん
全く、なんて恐ろしい女子なんだ
俺は沙紀香以外の女子に一切の興味はない
沙紀香...お前は今、どこにいるんだ
沙紀香は...もう俺の事好きじゃないのか...?
もう一度だけでいい。会わせてよ