勇太side
こんなに小さかったっけ?
今、俺の腕の中にいる〇〇を見たのはいつぶりだろうか…
細くて、貧弱そうな肩は、少し力を入れただけで潰れてしまいそうな程だった。
それでも、もう二度と〇〇と離れたくないという思いから、力強く抱きしめてしまう。
〇〇
勇太
反射的に〇〇から離れると、目と目がバッチリあった。
勇太
久しぶりの〇〇を目の前にすると、何から話していいか分からず、目が泳いでしまう。
〇〇
勇太
〇〇
勇太
〇〇
ほんと…ここまで来て俺何やってんだよ…
〇〇
勇太
〇〇
〇〇
〇〇
発言する度に、泣きそうな声になる〇〇…
俺は、感情がごちゃごちゃになりそうだった…
〇〇にこんな顔させたいわけじゃないのに……
なんで俺は〇〇に辛い思いしかさせられないんだろう…
〇〇
勇太
やべ…また間違えた
ここは、俺が感情的になるところじゃない…
それに気づいた時にはもう遅かった。
〇〇
目を真っ赤にして、少し体を震わせながら俺の事を見つめる〇〇は、見てられないほど辛そうで、胸が引き裂かれそうだった。
なのに…感情的になることが辞められなかった…
勇太
勇太
勇太
〇〇
勇太
声を荒らげて、感情的になっている俺の姿で、〇〇を怖がらせてしまった…
もう俺と〇〇はやっぱりダメなのかもしれない……
〇〇
〇〇
〇〇
勇太
〇〇からの急な発言…
もう俺の頬を伝う泪は止まることはなかった…
勇太
勇太
勇太
勇太
勇太
勇太
勇太
勇太
〇〇
勇太
勇太
楽屋でのハグに、家の前でのキス…
上條さんと〇〇のちょっとした喧嘩の時も、俺はいつの間にか上條さんの味方になっていた…
情けなさすぎて…自分が憎かった…
勇太
耐えられない…きっとそれが今までの〇〇の思いだったのかもしれない…
〇〇が他の男と触れ合っているのをもし、俺が見たら……その男を殴ってるかもしれない…
それを…俺がやってしまったんだ…
最低だ……
ギュッ……
勇太
こんな最低な俺を、〇〇は小さな体で受け止めようとしてくれてる…
〇〇
勇太
〇〇
〇〇
勇太
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
勇太
勇太
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
勇太
泣いてる俺の目の前で、〇〇の久しぶりの笑顔が見えた
その顔にほっとしたせいか、次々と涙が溢れ出てきて止まらない…
俺がずっと…ずっと見たかった〇〇の笑顔が見れてもうこの子には一生勝てない気がする…そう思った
勇太
〇〇
勇太
〇〇
〇〇
ん…………?
勇太
〇〇
勇太
〇〇
勇太
〇〇がまた眩しく笑うから、俺まで幸せな気持ちになった。
〇〇
勇太
その後、お互いの唇を重ね合い、その温もりに俺は溶けそうになった…
やっぱり、俺は〇〇の事が世界で1番大好きなんだ。
~END~
コメント
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申し訳ありませんが、これの紫耀くんバージョンって出来ませんか?💦 出来たらして欲しいです。 お願います!m(*_ _)m