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希望を失った紅眼の少女

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希望を失った紅眼の少女

11 - 希望を失った紅眼の少女#11

♥

7

2019年11月11日

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夢歌

未来、なんで奏音さん達は鍵を開けれたの?

未来

彼奴らに脅されて、鍵を渡したの。

ええっ?

百歌

ダメじゃん!

アルナ

そうだよ!

流風

鍵だけは渡したらダメー!

舞奈

だけ ではないけど…

わかってるから、鍵を返して、って言ったの。でも…

奏音

『何言ってんの、あんたらが私に鍵を渡したんでしょ?じゃあずっと預かってるよ。』

って、言われて…

夢歌

返してもらえないんだ…

アルナ

じゃ、うち来る?

えっ?

未来

どういうこと?

アルナ

うち、親がいなくて寂しいの

夢歌

親が居ないって、どうゆうこと?

アルナ

いや、なんでも。忘れて。

夢歌

あ、うん。

百歌

そう言えば、奏音さん達って暴力が主なんだね。

たしかに!へぇー(口々に)

未来

でも、彼奴らわざと見えにくいとこに傷付けるからな……

おかげて中々先生に気づいて貰えないんだよね。

未来

でも、先生に言うと私達がいじめしてたことも怒られるからな…

未来

それが怖くて先生に言ってないんだ。

舞奈

勇気を出して!

流風

私達が庇うから!

未来

いいの?ありがとう!

夢歌

じゃあ明日、一緒に学校行こ!

うん!

希望を失った紅眼の少女#11

次の日…

夢歌

おはよー!

あ、おはよう!おはー(口々に)

夢歌

よし、先生いるよ

アルナ

じゃあね~

百歌

またー!

未来

せっ、先生!

先生

どうした?

アルナ

待ってやっぱ居させて!

百歌

いいけど…

あのー…私達…

未来、慧、説明中

先生

そうか。こちらも、対応を厳しくしていく。

未来

先生、直接の処置は?!

先生

その位なら、まだ大丈夫だろう。

先生!私達がいじめを行ってたから、怒ってるんじゃないんですか?!

未来

それについては、謝ります!ごめんなさい!

先生

皆ー、席につけ。

先生

今日は席替えだぞー

えっ?マジ?やったー!(口々に)

未来

先生!無視しないで!

先生

いいから、席に座れ!後で詳しく話すから!

未来

………………!

わかり、ました…。

夢歌

せ、先生ひど!

百歌

いくらなんでも、それはない!

流風

ね!

アルナ

うぅ、どうして私だけクラスが別なのよ!

舞奈

皆、先生は未来達と後で話すつもりだよ!

舞奈

少しの希望にかけてみよう!

う、うん!

休み時間に……

アルナ

今どうなってる?!

夢歌

先生と未来達、話しに行った!

百歌

上手く行きますように…!

希望を失った紅眼の少女#12に続く

希望を失った紅眼の少女

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