わしはO・ジィ。わしは最近の若者が嫌いじゃ。何を考えておるのか、変な見た目じゃし使う言葉も何語かわからぬし。ところでわしは今、散歩をしておる。
O・ジィ
れぇ〜↑もぉ〜↓ん〜↑のはぁながぁ〜↑さぁ〜いてぇ〜いるぅ〜↑
高坂
あ、レモンの花じゃないですか!
O・ジィ
!?、お前、昔に大ヒットしたレモンの花を知っておるのか!?(若者じゃしのぉ明らかに…。)
高坂
いやぁ!だって超有名曲ですよね!?いい歌だなぁ…。
O・ジィ
おお!分かってくれおるかい!嬉しぃのお。
高坂
へへっ。
僕 たかし
おーい!高坂ぁ!
たろう
やっほー!
高坂
おお!2人とも!
O・ジィ
うっ…小学生、つまり若者っ…。
高坂
あ、お兄さん!もっとレモンの花について語り合いましょうよ!
O・ジィ
えっ…いや、そうしたいのはやまやまだが…。(でも小学生と関わりたくはない。)
僕 たかし
?
たろう
?
O・ジィ
わしはちょっと!用事があるんでのぉ!
高坂
あぁ、そうでしたか!それではまた会いましょう!
O・ジィ
おお。そうじゃのお。(いい若者もおるんじゃのぉ。まぁ、あの兄ちゃんだけだが。小学生はちょっとのぉ…。)
高坂
!、あ!お兄さん!
O・ジィ
ん?なんじゃっ
僕 たかし
!
たろう
あっ!
O・ジィ
うわっ!(小学生!?なんで押したんじゃ!?)
O・ジィ
なっ!なんで押した!?こけさせたいのか!?なんなんだ君達は!
僕 たかし
っ…、いやっ、あの…。
たろう
ごめんなさい…。
O・ジィ
…。(やっぱ今の若者はおかしい。)
高坂
まっ!待ってくださいお兄さん!
O・ジィ
なんじゃ!?わしは怒っとるんじゃ!もう帰る。
高坂
誤解です!
O・ジィ
あぁ?
高坂
2人は。
O・ジィ
なんじゃ。
高坂
お兄さん、信号見てください。
O・ジィ
は?
O・ジィ
!
高坂
赤信号なんです。
O・ジィ
っ…。
高坂
しかもお兄さんが通ろうとした時に、車が…。
O・ジィ
そうっ…だったんか…。それで…。
僕 たかし
車をよける方法があれしかなくて…。
たろう
ごめんなさい!
高坂
俺も、赤信号に気づいてあげていなくて申し訳ない!
O・ジィ
っ…、違う君達は悪くない!わるいのは…さっきはわしだった…。むしろわしは感謝する側じゃ。さっきは、どうもありがとう。
僕 たかし
いえ!
たろう
別になんもないです!へへっ。
高坂
!、みなさんっ!
僕 たかし
なに?
O・ジィ
?
たろう
どした?
高坂
大変だ!
僕 たかし
なんだよ?
たろう
そんな大切なことなのか?
高坂
ねぇ!ご愁傷さまってどーゆー意味!?
僕 たかし
は?
たろう
ひ?
高坂
最近覚えた言葉なのにっ!意味を忘れてしまったよ俺は!大変だこれは!
O・ジィ
ははっ。そのくらい、今の時代なら携帯とかで調べるんじゃないのかい?
高坂
俺は携帯しない主義なので。
僕 たかし
えー?でも誘拐されたらどうするの?
たろう
そうだよなぁ、危ないぞ高坂。
高坂
え?あっ、確かに…、誘拐されたら危ないな…。じゃあ携帯する主義になるべきか。
O・ジィ
考え変わるのはや!
高坂
携帯する主義かぁ…。
こうして、初めて今の若者の良さを知ったO・ジィは、若者に対する偏見がなくなった。
それと、高坂は携帯する主義者になった。