蘇おう隼人
蘇おう隼人
蘇おう隼人
ガラガラ
蘇おう隼人
桜遥
白黒の髪が風になびきながら、寝息をたてて居る
蘇おう隼人
蘇おう隼人
撫でてみれば、その髪は見た目以上に柔らかい
蘇おう隼人
桜遥
桜遥
蘇おう隼人
桜遥
ふとした、こうゆう仕草に つくづく思う。
蘇おう隼人
蘇おう隼人
桜遥
"桜遥"は 知らない間に 知らない「キズ」 を作ってくる。
蘇おう隼人
蘇おう隼人
蘇おう隼人
蘇おう隼人
この時は、単純に 助言したつもりだった。
桜遥
蘇おう隼人
桜遥
ナンだ?
蘇おう隼人
正直驚いていた。 高校生、17才になる 彼が、 「ばんそーこうってナンだ?」 と、真面目な顔で 訪ねてきたから。
蘇おう隼人
蘇おう隼人
桜遥
何か、思いあたるような 顔で彼は言った。
桜遥
桜遥
桜遥
蘇おう隼人
妙に、桜くんが言った、 「"周りのやつらが"」 というのが気になった。 ………、
蘇おう隼人
蘇おう隼人
桜遥
教えてくれなかったし。
蘇おう隼人
人が、人から受けた"キズ"は、 一生消えることはない。
たとえ、体に受けたキズが、治って 見えても、それは表面上だけなんだ。 きっと、桜くんは、"キズ"の治しかたが、分からないから。 "心"に受けながしていたんだ。
そうやって、 それを繰り返し 自分で、全部抱えこんで 生きてきた。 "一人で"。
蘇おう隼人
桜遥
蘇おう隼人
蘇おう隼人
桜遥
「治すから」なんて、言わなきゃよかった。………
続く………
コメント
10件
良いのう~~(神や〜😚)🍀
最後の言わなきゃよかったってなんだ⁈気になる
神ですねほんと!(๑꒪ㅁ꒪๑)u✩ra✩ya✩ma