TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

???

今日もいつものように人を殺す

それが命令だから

俺が何のために生きているのか

俺はなぜここにいるのか

それが分からない

俺がいつからここにいるかすら

記憶の中にない

名前なんてない

ここでは番号が名前の代わりだ

俺は12番という番号が振り分けられている

名前なんてないはずなのに

どんな時も誰かの声が聞こえる

聞いたことがないはずなのに聞き覚えがある声

何かを言っている

何を言っているのか分からないけど

何かを叫んでいる声が

毎日のように聞こえるんだ

総統

12番、お客様が来たぞ

???

俺はフードを被る

そういう命令だ

トントン

どうも

???

…?

赤いマフラーをした男と

青い髪の男だった

???

!?

突然頭が痛くなった

何かを思い出すような

頭の隅にある忘れている何かを

思い出そうとすると頭が痛い

???

ガッ…

鬱先生

!!

鬱先生

この声は…

しまった

命令を出される以外に喋ってはいけない

そういうルールがあるんだ

総統

申し訳ありません体調が悪いようで…

総統

休ませておきますので、それでは会議室の方に

トントン

ゾ…

鬱先生

トン氏行こう

トントン

総統

「戻れ」

???

記憶の隅に。(完結)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

256

コメント

5

ユーザー

ぞ…?ゾム…?

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚