これは、とある日の蝶屋敷での物語
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
縁側に一人俺は座り込んでいた。 最近同じ夢ばかり見る。 あの日の任務の夢を。
我妻 善逸
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
振り向くとそこには善逸がいた。 夢の事で頭がいっぱいで、善逸の匂いに気付かなかった。
我妻 善逸
竈門 炭治郎
我妻 善逸
呆れた顔をして俺の隣に座る善逸。
流石だな。
俺の事を良く分かっている。
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
夢に見るのは あの日の無限列車での夢。
煉獄さんの最期となった任務だ。 あの日の事が今となってまた、、
頭から離れられなくなっている。 もう大丈夫な筈なのに。
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
『失ってしまうから。』
その言葉を呑み込み、俺は俯く。
もう二度と誰も失いたくない。 だから俺がもっと強く、もっともっと 頑張らないといけないんだ。
我妻 善逸
竈門 炭治郎
突然俺は善逸に頭を殴られた。
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
我妻 善逸
夢の事でずっと心が沈んでいたけど
善逸と話していると何だか心が暖かくなっていく。
一人じゃないって、幸せな事なんだなと、 俺は改めてそう思った。
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
我妻 善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
我妻 善逸
俺と善逸は互いに笑い合う。
善逸は優しい。 そして俺の大切な仲間だ。
これからも一緒にいたい。
共に強くなって、 この悲しみの連鎖を断ち切るんだ!
そう心に誓って、何処までも広がる夜空を見上げた。
その中にあった赤い星が まるで煉獄さんの日輪刀の鍔のように明るくて、
「心を燃やせ」
煉獄さんのその言葉が、赤い星を見ていると聞こえた気がした。
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