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堂本光一

・・・・・

手を切られてが痛そうだ。

さくら

光一?どうしたん?そのケガは・・・・

血が流れていた。

堂本光一

なんでもあらへん。コケたんや・・・

そう説明する光一を心配した俺は・・・

堂本剛

光一?

スタッフ

さくらさーん?お願いします

スタッフに呼ばれたさくらちゃん。

さくら

はーい

堂本剛

光一・・・。なんで怪我なんかしとるんや!このキズはコケただけでできる傷やないわ

堂本光一

なんでもないって言うとるやん。

堂本剛

・・・・・

堂本光一

はよしやなリハ始まるで?

堂本剛

(光一・・・まさか)

俺は嫌な予感しかしやんかった。

リハが始まっても・・・・いつも通り時間が過ぎるだけやった。

堂本剛

光一、なんで話してくれやんのや

堂本光一

・・・・・・

堂本剛

光一!!

堂本光一

俺な・・・(裏切るふりをしてあいつと・・・・)

堂本剛

えっ?

堂本光一

・・・・(あいつと剛(つよし)を近づけたらあかん。だから・・・・これ以上は話せやんのや)

堂本剛

なんや、黙ってしもて

堂本光一

実はさぁ、高月さんと食事する約束したんや

と、ニコリ。

堂本剛

はぁ?

なんやさっきのリアクションは!!

堂本光一

あとさぁ!あの人、俺が転けそうになったのを助けてくれて(真っ赤な嘘やけど)

堂本剛

へぇー😒

⤴いまいち信じてない返事。

堂本光一

ほんで、この後行くことになったからー!

堂本剛

あっ、そうなんや・・・・(血が出るほど怪我したのに手当せんかったんか?)

⤴なぜだか信じ難いらしい。

堂本光一

そんなわけで、さくらの送迎頼んだ

堂本剛

えっ?俺が?

堂本光一

頼むわ!お先!(あいつはきっと次はさくらのことを狙うから・・・・)

何故かウィンクをして去っていこうとして、

堂本剛

・・・・・

光一の心の声を知らない俺は・・・・

堂本剛

わかった。任せとき

と答えた。

高月と光一の間で何を約束したのか俺は気づきもしやんかった。

俺は、さくらちゃんの元へ向かうと・・・

さくら

あれ?剛(つよし)・・・早いやん。光一は?

堂本剛

光一のやつ、高月って人と食事行くんやてさ。あいつから誘ったんか、誘われたんかはわからんけど・・・

さくら

そうなん?

堂本剛

なんや、信じ難いけど・・・。あの高月って人が誘うようには感じやんのやけど・・・・。まさかホモやないよな?

さくら

ふふっ。まさか

堂本剛

さくらちゃん、あとどれ位で終わりそうなん?

さくら

まだ、少しやることあって・・

堂本剛

光一に、さくらちゃんの送迎たのまれとるんや

さくら

えー?うちの?なんでやろ

堂本剛

とりあえず、そのへんで時間潰しとるから終わったら呼んで?

さくら

うん、わかった

そして俺は・・・・

明菜

あっ

堂本剛

あっ・・・・

明菜ちゃんとばったり会うてしもて・・・・

明菜

・・・・

堂本剛

あっ!そうや、ちょうど良かった。映画でも行かへん?

明菜

えっΣ(゚д゚;)

堂本剛

っていうか・・・。ごめん、券を忘れてきたわ・・・

明菜

剛(つよし)さん

堂本剛

友達と一緒でも構わへん。2人きりじゃなくても・・・・

明菜

わたし・・・・

堂本剛

そっか。やっぱり、嫌やんな?振った男とやなんて

明菜

・・・・えっ?

堂本剛

そうやんな!じゃあ、券だけ今度渡すから!

そう言って俺は、猛ダッシュして逃げてきた。

明菜

・・・・・・

堂本剛

ハァハァ・・・・

ほんまは券、持っていたんや。

明菜ちゃんと2人でこの映画を・・・・

そうやって券を見つめとい時やった。

高月

へぇ?

堂本剛

えっΣ(゚д゚;)

背後からいきなり現れたのは、高月だった。

堂本剛

た、高月・・・さん・・・。光一と食事に行ったんやないんですか?

高月

・・・・・

高月は、俺から券を奪い・・・

堂本剛

あっ!何するんや!!

高月

僕と明菜のためにチケットとってくれてありがとう😏

堂本剛

!?

そうやって不気味に笑った。

堂本剛

そんなわけないやろ!返せや!

だけど彼は高々とチケットを上げ、俺に取らせないようにしといたところを

さくら

剛(つよし)?

さくらちゃんに見られていて・・・・

堂本剛

チケット返せや!

高月

こんなことをして、明菜の気を引こうとしたのかい?

堂本剛

俺はまだ・・・・

まだ、ちゃんと気持ち伝えてへんから!

高月

フン、バカバカしい

堂本剛

な、なんやと?

ドン

堂本剛

ゴホっ

お腹を殴られた。

さくら

剛(つよし)!!大丈夫?

さくらちゃんが寄ってきてくれて・・・

堂本剛

さくらちゃん・・・。大丈夫や(こいつ、手加減しやへんのか?)

高月

言ったはずだ。明菜に手を出すなと

堂本剛

・・・・・

さくら

・・・・・

高月

やっと手に入れたんだから😏

堂本剛

えっ?手に入れたって・・・・

なんやその変な自信は・・・

高月

明菜はもう二度と君を追いかけたりしないだろう

堂本剛

な、なんでそんなこと分かるんや!

高月

さぁな!あはははは!

そうやって笑いながら彼は去っていった。

さくら

なんやあいつ!1発殴ってやりたいわ!

堂本剛

あいつ、ほんまに明菜ちゃんと付き合っとるんかな・・・。手に入れる・・やなんて言い方・・・・

さくら

あんなん面白がってるだけやん!あんな人のどこはがええんや!全く魅力感じやんわ

堂本剛

・・・・・

さくら

それにあいつ・・・。どこかで見たことあるんやけど・・・・

さくらの意味深な発言。

堂本光一

・・・・・・!

さくら

どこでやったかな・・・・・

そんな会話を、光一が聞いていたやなんて。

堂本光一

・・・あいつは明菜ちゃんを?

光一はそのままその場を去った。

そして・・・

さくら

それにしてもあいつ酷いやつやな!チケット盗むやなんて!!

堂本剛

・・・かえってよかったかもしれやん。俺と行くんやないしさ・・・・

なぜか切なそうに言う剛(つよし)。

さくら

あいつが剛(つよし)からやなんて言うはずないやん!絶対自分からって言うわ!!

そしてその頃高月は明菜ちゃんの元へといっていた。

そう、光一と高月は食事の約束なんてしていなかったんや!

明菜

・・・・・

高月

明菜・・・・

明菜

‪Σ( ˙꒳​˙ ;)

なぜか恐怖心からか驚く明菜ちゃん。

高月

そんなに警戒しなくても・・・・

明菜

す、すみません・・・・

高月

それよりさ、気分転換に映画でも行かないか?

高月は、早速つから奪った券を、明菜ちゃんに見せていた!

なんてやつ!!

高月

友人が、チケットを譲ってくれたんだ

明菜

・・・・・

明菜ちゃんは、さっきの剛(つよし)のセリフを思い出していた。

剛(つよし)

あのさ、映画行かへん?

でも、振った相手とじゃ嫌だよな?

明菜

(まさか剛(つよし)さんが?)

とまで考えていて?

高月

ほら、この映画なんだけど・・・・

と、高月さんが見せてくれたのは・・・・

ずっと自分が見たかった恋愛系の映画だった!

明菜

これ、ずっと見たかったんです!!

剛(つよし)さんは券を忘れてきたって言っていた。だから、違う・・・・。

彼女はその時はそう思っていた。

高月

・・・・(こんな映画がいいと言うのか?)

明菜

あの?このチケット取るの苦労したんじゃないんですか?

嬉しそうな明菜ちゃんに

高月

そんなこと・・・・

と、ひきつり笑い。

高月

(いい考えがある)

明菜

あの?いつ行きます?

すでに楽しみにしている明菜。

高月

20日の16時でどうだい?

明菜

はい!大丈夫です!

明菜ちゃんは、すっかり行く気になっていた。

だが、高月は・・・

高月

(こんなチケットいらないし、こんな映画面白くなどない!!明菜、お前は俺のものだ!)

明菜

・・・・

高月のほんまの心の声を知らない明菜ちゃんはただただ、映画を見ることを楽しみにしていたのだった。

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