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好きな人のタイプは？
佐山響
中学2年
席が近い女子に聞かれた
あ、それ俺も気になる気になる！
友達も参戦する
佐山響
俺には夢がある
小学生からずっと
「人にはきっかけが必要なんだよ」
祖父から言われた言葉
ずっと大切にしてきた
佐山響
すっげー！！かっこいい！！
佐山君流石！！天才だもんね！
佐山響
女子が俺の席の隣のやつに目を向ける
雫ちゃんは？
朧月雫
なんにも話したことがない彼女
小学4年生のときから
学校に来た
ずっと同じクラスだけれど
喋ったことがない
朧月雫
それ答えになってねぇじゃん笑
そうだよ！雫ちゃん！
朧月雫
儚い…
佐山響
佐山響
えーじゃあじゃあ、夢は？
朧月雫
え？
佐山響
佐山響
急に話に割り込んでしまった
朧月雫
朧月雫
フワッ
佐山響
なんだ？
佐山響
佐山響
朧月雫
アハハ！
変なのー！
二人は笑っていたが
「魅力を感じる時は人それぞれだ」
好きだ
彼女が
彼女の病に気づいたのは
高校2年の冬
自習室を使おうと図書室にきていた
教科書に寝そべる彼女
なにかの違和感を感じた
佐山響
朧月雫
佐山響
朧月雫
異様な汗の量
佐山響
朧月雫
佐山響
周りがざわつき始める
佐山響
先生
先生
先生
先生
佐山響
鞄からスマホを取り出す
佐山響
佐山響
佐山響
佐山響
佐山響
先生
佐山響
佐山響
先生
どうやら先生は保健の先生を呼んでいたらしい
佐山響
佐山響
佐山響
藤田いろは
佐山響
いろはさんが話しかけてくる
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
佐山響
佐山響
佐山響
たったった
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
小早川太一
藤田いろは
藤田いろは
小早川太一
藤田いろは
小早川太一
朧月雫
朧月雫
佐山響
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
シャッ
佐山響
朧月雫
朧月雫
朧月雫
朧月雫
ピッ
佐山響
朧月雫
佐山響
朧月雫
朧月雫
佐山響
朧月雫
佐山響
朧月雫
佐山響
佐山響
朧月雫
さっきの響君を思い出すと
なぜか手の震えが止まらないけど
佐山響
朧月雫
佐山響
朧月雫
佐山響
朧月雫
朧月雫
佐山響
朧月雫
佐山響
佐山響
朧月雫
佐山響
彼の人差し指が頬につく
朧月雫
身を引く
佐山響
佐山響
朧月雫
佐山響
何？
何なの
朧月雫
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
響を諦めたほうが身のためだよ
藤田いろは
藤田いろは
いろはさんが諦めないって言うなら
僕は止めませんよ
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
藤田いろは
ガチャ
お手洗いから出る
？？？
？？？
？？？
コメント
1件
響さん?!?! 一体この人はどういう人なんだ……
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