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ライバル
野良犬
ライバル
野良犬
野良犬
ライバル
野良犬
ライバル
野良犬
俺たち犬の世界では人間に飼われる犬を負け犬と呼ぶ
ライバル
野良犬
ライバル
野良犬
ライバル
野良犬
ライバル
ライバル
ライバル
野良犬
野良犬
ライバル
ライバル
ライバル
ライバル
野良犬
夜の街を彷徨う一匹の犬
野良犬
野良犬
野良犬
酔っ払い
俺の前に酔っ払った人間が現れた
野良犬
野良犬
俺は酔っ払いの足に噛み付いた
酔っ払い
野良犬
俺ら犬は人間の言葉がわからない
もちろん人間も俺ら犬語はわからない
言葉が通じ合わない事が、人間と犬の溝なのかもな
翌朝
野良犬
酔っ払い
なんだ?昨日噛み付いてやった酔っ払い人間じゃないか…一体何のようだ?
保健所の職員
複数の人間が俺に近づいてくる
野良犬
よーく見ると、手に網を持っている
野良犬
野良犬
逃げようとした時にはもう手遅れだった
俺は人間共に捕獲され、でかい籠に閉じ込められた
保健所の職員
狭い檻の中には水と餌が置かれていた
野良犬
保健所の職員
野良犬
人間はいなくなった
野良犬
老犬
反対側を見ると、俺と同じように小さな小屋に閉じ込められている老犬が目に入ってきた
野良犬
老犬
老犬
野良犬
老犬
老犬
野良犬
老犬
野良犬
野良犬
老犬
老犬
野良犬
老犬
野良犬
老犬
人間に媚びるのなんてごめんだ。でも生きる為には仕方がない
どうしたら、人間がここから俺を出したいと思うんだ?
野良犬
老犬
老犬
野良犬
老犬
野良犬
老犬
野良犬
老犬
野良犬
保健所の職員
野良犬
保健所の職員
保健所の職員
老犬
野良犬
俺は何度も何度も人間の言葉を真似した
しかし、なかなか通じない
捕まって、3週間が経過した
保健所の職員
練習の成果見せてやる
野良犬
保健所の職員
いつも飯を運んでくる、人間が腰を抜かした
老犬
老犬
野良犬
保健所の職員
数分後、大勢の数の人間が俺の前にやってきた
保健所の職員
保健所の職員
保健所の職員
老犬
老犬
野良犬
野良犬
保健所の職員
保健所の職員
こうして俺は檻から抜け出した。人間が俺に興味を持つにはやはりコミニケーションが鍵だったみたいだ。俺だって人間が犬語を喋ったら興味わくからな
野良犬
老犬
野良犬
野良犬
野良犬
博士
保健所の職員
博士
保健所の職員
博士
保健所の職員
俺は、籠に入ったまま机上に置かれた
博士
保健所の職員
博士
野良犬
保健所の職員
博士
保健所の職員
続く