テラーノベル
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和葉(仁人)
夜のリビング。和葉(吉田仁人)はスマホを片手に、大学のサークルの男友達と楽しそうに笑い合っていた。風邪もすっかり治り、いつもの調子を取り戻した和葉。普段はツンツンしている彼が、電話の向こうの相手には無防備で柔らかい笑顔を見せている。その様子を、ソファに深く腰掛けた蓮(佐野勇斗)が、冷ややかな視線で見つめていることには全く気づかずに。
和葉(仁人)
通話を終え、和葉がパタンとスマホを置いた瞬間。背後に気配を感じる間もなく、和葉の体がどさりとソファへ押し倒された。
和葉(仁人)
見上げて息を呑む。和葉を両腕の間に閉じ込め、上から見下ろしている蓮の目は、いつものからかうような優しさが完全に消え失せていた。低くて冷たい、底の知れない男の瞳。
蓮(勇斗)
和葉(仁人)
蓮(勇斗)
蓮の低い声がリビングに低く響く。押しつけられた蓮の体躯はびくともせず、その圧倒的な独占欲に和葉の心臓が警報を鳴らす。
和葉(仁人)
蓮(勇斗)
遮るように囁いた蓮が、和葉の顔のすぐ横のソファのクッションを、ドン、と強く叩いた。
蓮(勇斗)
至近距離で見つめ合う二人の呼吸が重なる。いつもおちゃらけていた蓮が見せた、初めての「本気の嫉妬」。その危険な色気に、和葉は声も出せずに固まることしかできなかった。
コメント
1件
うわ、第10話でついに蓮の嫉妬が爆発したんですね……! 普段おちゃらけてる蓮が、あの「本気の目」で和葉を見下ろすシーン、ゾクッとしました。電話での笑顔と今のギャップがすごくて、蓮の中でじわじわ溜まってた独占欲が一気に溢れた感じ。「怒ってない。嫉妬してるだけ」っていう台詞、めちゃくちゃ痺れます。幼馴染みだからこその焦燥感が伝わってきて、続きが気になりすぎます!
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