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1件
あべちゃん💚何もされなくて良かった😊
団地の朝
今日は燃えるゴミの日
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同じ階に住むお姉様方2人
お互いにパートナー持ちで
ほぼ同い年
朝から立ち話する程
仲が良い
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また1人
ゴミ袋を手に
アパートの階段を下りてきた
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集積カゴの中に
ゴミ袋を3つ程置いて
彼女はいそいそと
階段を駆け上っていく
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ただ呆然と
その背中を見送る
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隣部屋のドアが開いて
“例の”彼女が
背の高い彼と出てきた
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遠方にでも向かうのか
彼はスーツケースを手にしている
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美男美女なカレカノが
気になるお姉様方
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“行ってきます”のちゅ〜と
“行ってらっしゃい”のハグ
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手を振って彼を見送り
彼女は部屋に戻る
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やや数分遅れて
身支度を整えた彼女が出てきた
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妙な視線を感じるも
彼女はスルーで
スタスタと出かけていった
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嫉妬からなのか
何なのか―
お姉様方のジャッジは
彼女に対してちょっぴり辛口
彼女に向けられる“視線”
アパートに帰宅した彼女
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隣のお姉さんが笑みを浮かべ
玄関前で立ちんぼしていた
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一瞥だけでスルーして
そそくさと部屋に入る
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ひと息ついていると
スマホに通知が入った
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隣のお兄さんが帰ってきた
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その夜―
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彼とビデオ通話で繋がる
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離れていても
画面越しに彼と向き合えるから
それだけで心が和む
今日も彼から電話
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薄暗い部屋で灯りもつけず
布団に横たわり
スマホをスピーカーにして
彼の声を聞く
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その異様な視線は
どこからともなく
彼女に向けられているようで
少し怯えもある
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通話を終えて
スマホはそのままに
彼女は寝返りをうつ
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目を閉じて
物思いにふける彼女
急に寂しさに見舞われる
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自分の指で
自らを慰め
癒しつつ
妄想の世界に浸る
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お姉様方の誘惑
出かける支度して部屋を出ると
お姉様方2人が立ち話していた
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やはり少し警戒しているのか
彼女はお姉様方から逃げるように
いそいそ階段を下りていった
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まだ明るい夕方頃
アパートに戻ると
隣のお姉さんが
彼女の帰りを待ち構えていた
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そのままスルーするも―
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無理やりお姉さんに手を引っ張られ
別の部屋に連れてかれた
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もう1人のお姉さんが出迎える
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何が何だか分からず
彼女は怯えた目で
2人のお姉様方を交互に見る
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グイグイなお姉様方に
彼女はすっかり
圧倒されてしまっている
恋バナや日頃の話
愚痴など
色々話しているうちに
オドオドビクビクで
ガチガチだった彼女も
徐々に心を開きつつある
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ラブラブっぷりを目の当たりにしてるから
お姉様方は
ニヤニヤが止まらない
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お姉様方2人は
逃がすまいと
彼女を間に挟んで
ジリジリ詰め寄る
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帰ってきた
玄関ドアの開閉音
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お姉様方は
何も無かったように
平然を装う
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彼女はバタバタと
その横をすり抜けるように
部屋から飛び出た
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自分の部屋に戻ると
お兄さんが玄関前にいた
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スマホにL○NE通知が入る
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約1週間ぶりに
彼が彼女の元に帰ってきた
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荷物を下ろしてひと息つく彼に
彼女は後ろから抱きつく
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正面から対面ハグ
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やっぱり
愛する彼と一緒が
一番安心する―
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