ひめか
皆さんはバレンタイン何あげましたか~??
ひめか
C
S
だ い す き
今日は2月14日
バレンタイン
今日の日のために君にどんなお菓子をあげたらいいのか意味もしっかり調べて作った
C
少し不安で緊張もしているけれど
君なら受け取ってくれるって信じて
君のクラスへ足を運ぶ
ガヤガヤ
C
君のクラスの前はかわいい女の子達が沢山居た
正直想像はしていたけれどこの光景を見るだけで不安がどんどん大きくなっていく
僕は怖くなってその場から逃げ出し自分の教室へ戻ってしまった
渡そうって決めてたのにこうやって逃げてしまう自分が憎らしくて仕方ない
僕は教室に戻って席に座った
鞄の隙間から少し見える君にあげようとしていたものを見つめながら
ついさっき見た女子達に囲まれている君を思い出す
C
今更後悔したって遅いに決まっているのに
今年こそ君にあげようって決めていたのに
C
君に好きって伝えたかった
C
クラスの子にばれないように机に顔を伏せて涙を流す
あっという間にもう帰りの時間になっていた
君に渡せなかったあの休み時間から時が経つのがとても早く感じた
C
溜息をつきながら帰りの用意をする
気がつけば教室は僕1人だけ
1人なはずなのに何故か騒がしい
その騒がしさは教室ではなくて廊下からだった
ちらっと廊下の方を見てみる
C
僕の教室の前で君と君の友達らしき人が何か話していた
窓側の席にある僕の席からはその会話の内容なんて全然聞こえなかった
すると急に
S
廊下から聞こえたねぇ~!という君の言葉は僕宛てのものかも分からなかったので
違うだろうと思いつつも一応君の方を見て見た
君と目が合った
C
内心パニック状態だったけれど表には出さずに僕も君を見つめた
僕は自分を指さして声は出さずに僕ですか、?ということを聞いてみた
S
君は2回頷いた
僕だと言うことが分かったので君の方へ向かった
C
少し顔が熱い
反射的に視線を下に逸らしてしまった
S
C
S
C
あの時先輩が僕の事見てたなんて思ってなかったしとても恥ずかしくなった
S
S
僕が渡したかったのは貴方ですなんて言えるわけない、、!!!!
C
僕はあたふたして何を言えばいいのか分からなくなった
S
僕は1回深呼吸をしてから
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C
C
S
C
C
S
S
C
C
S
すごく驚いた
なぜ僕の名前を知っているのか、 なぜあんなにも女子がいたのに僕のしか受け取らないのか、
S
S
C
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S
S
C
お願いしますと同時に僕は君のために作った"マカロン″を渡した
S
C
S
″好き"という単語に反応してしまう
C
少しマカロンに嫉妬した
S
C
なんて強がっているけど全くの嘘
S
先輩は少しずつ僕のそばに寄ってきた
すると僕の耳元で
S
一気に顔が熱くなって今にもパンクしちゃいそう
S
かわいいでトドメをさされた気分だ
C
なんなのもう!僕だけ照れてばっかで!!と思い僕も
C
と先輩に言ってみた
S
先輩、下向いてるけど耳まで赤くなってるのばればれですよ~!!笑
とは言わずに
C
下を向きながらだけど
S
完