蘭
うぅん…
蘭
願い事…ねぇ…
俺はどうせ書くならちゃんとした願い事を書きたかった
蘭
…そうだ
キュキュ
三途と暮らせますように
蘭
…なんだかんだ言って
蘭
俺、三途好きなんだよな。
もし…
もし俺と三途が同棲したら…
蘭
(えっちもしたいな…)
蘭
はは、叶わねぇのにマジになっちゃって
蘭
…俺、子供みてぇ笑
ガサガサ
蘭
笹に付けて~っと
蘭
ふぅ…
蘭
帰んなきゃだな
タタタ
カチャ
蘭
ただ…ってお前
そこには血まみれの三途がいた
春千夜
ハーッ、ハーッ…
汗だくで三途は肩で息をしていた。 全力で何かしたんだろう。
蘭
どうしたんだよ!
三途は息が整ってなく、答えられなそうだった
竜胆
お〜、兄ちゃん
蘭
竜胆!
竜胆
三途ね、家を襲撃されたんだって
春千夜
…ぜッ…いん……返り討ちに…してやっ…た
蘭
ははぁ、なるほど
竜胆
あぁ、そんで兄ちゃん。
蘭
ん?
竜胆
三途を兄ちゃんちに泊めてやってくれないか?
蘭
え
竜胆
ホラ、家がバレたからさ
蘭
別に良いけど…
待て待て待て!!
短冊に書いたことが本当になってる!?
春千夜
恩に着るぜ…灰谷ィ…
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