コウジ
(回想シーン: 入学式後の教室)
コウジ
新しいクラスか...また学年トップだからってみんなから嫌われるんだろうな
アヤカ
(にこやかに)こんにちは!どこから来たの?
コウジ
(驚きつつも嬉しく)えっと・・・隣の町から来たんだ。電車通学って俺だけだよね・・・
アヤカ
そうなんだ。私、アヤカ。よろしくね!
コウジ
心の声): こんなに優しく話しかけてくれるなんて...彼女に恋心を抱いてしまった
(後日、コウジがアヤカとタクミの関係を知る)
コウジ
(心の声): アヤカがタクミと付き合っているなんて...やっぱり、諦めるしかないのか
(現在に戻る)
コウジ
心の声): アヤカを幸せにしたい。それができるのは、今の僕しかいない。タクミが彼女を裏切った今こそ、僕の気持ちを伝える時だ
コウジ
アヤカ!今日一緒に帰ろう!
アヤカ
うん・・・でも私今日チャリだよ?コウジは電車だよね?
コウジ
じゃぁ!駅までアヤカのチャリで送って!俺が漕ぐから!
アヤカ
(心の声)今日はタクミもバイトだって言ってたし・・・
アヤカ
うん!いいよ、一緒に帰ろう
コウジ
やった!何かおごる!
アヤカ
(心の声)フフ・・子供みたいにはしゃいじゃってかわいいな・・・