カチャ、と鍵の開く音。
扉の向こうに立っていたのは、仮装をしたあっきぃだった。
黒いマントに、チョーカー。
小さな牙のついた吸血鬼のコスチューム。
にっこり笑うその顔は、悪戯っぽく光っている。
ぷりっつ
ぷりっつは少し呆れたように笑いながら、視線を外す。
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃは一歩近づき、ぷりっつの顔を覗き込む。
ぷりっつ
ぷりっつは額に手を当てながらため息をついた。
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつを見て、あっきぃはさらに笑みを深める。
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃの声は小さく、でもはっきりと耳に残った。
あっきぃ
挑発の言葉と、吸血鬼の牙を真似て首元に近づける仕草。
ぷりっつはもう視線を逸らせなかった。
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
このまま朝まで続いたってさ。
~END~
コメント
2件
始めあっきぃ攻めな雰囲気あったのに最終的にはやっぱり受けだよね✨最高すぎます💚💛