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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

高校卒業して数年の月日が経つ あの時の私の彼氏は今では私の夫だ

相変わらず性格は変わっておらず それがまた夫のいい所なのかと私は思っている。

今は夫そして2人の子供に囲まれてとても幸せな日々を過ごしている

美玖

あー!また、ご飯残して!ダメでしょ?ご飯食べないとパパに言いつけちゃうよ?

一翔

えー!!だって野菜なんてまっずいもん!それを食べろってママはオレをいじめるんだな?

美玖

違います!ママは一翔の事を思って言ってるの!!

一翔

そんなの食べなくても生きていけるしー

おい。

一翔

ゲッ!?パパ帰ってたのか!

一翔。調子に乗るなって。

確かに野菜なんて食わなくても生きていけるが、野菜には色んな栄養があってな

その栄養を体に入れることでより健康で楽しい生活が出来るんだぞ?

一翔

そんなの保証できるの!?

それは、お前次第だ。

なら、分かった。こうしよう。一翔お前がその野菜を食べたなら勉強教えてやる。どうだ?

一翔

言ったな!?パパ言ったからね!忘れるなよ!!それならこんな野菜食べてやる!!

美玖

ありがとう煉君

いいって。これくらいしか俺は手伝ってやる事が出来ないんだからな

美玖

他の人と比べれば煉君はいいパパだと思うけどね

やめろ。恥ずかしい

紅華

ねーねー。パパ?

ん?どうした紅華

紅華

紅華ね…パパにお勉強教えて欲しいの

そうか。なら、どこが分からないか言ってみろ…

今の私は幸せな日々を過ごせてます。 高校の時では想像も出来なかった絵に書いたような輝いた生活が出来てます

今の私の家系は私【小泉 美玖】と 【小泉 煉】そして、2人の子供

1人は煉君に似た男の子【小泉 一翔】 (こいずみ かずと)小学三年生 運動も出来て、勉強も出来る煉君の2代目のような子供だ

違うところと言えば、無駄に元気がいい事と有り得ないほど勉強が苦手て所だろう

学校の授業が嫌いなだけで煉が教える授業 それは、意欲的に取り組み学校ではテストほとんど満点しか取ってこない

なので授業態度などを除けば一翔はかなり成績が優秀な方なのである

そして、もう1人の子供【小泉 紅華】 (こいずみ くれは)小学二年生 運動は苦手で人と話すのがあまり得意ではないみたいだが、勉強はピカイチでいいと聞く

なんでも学年でテストの点数だけならばトップスリーに確実に入れるほどらしい。 また、絵を描くのが好きで大人顔負けの 猫の絵を描いてクラスを驚かせたとか

私に似てるのは一翔だと思う。 とにかく明るく元気ってところが私だろう

煉君に似てるのは意外と紅華かもしれない もともとの煉君の性格はこっちが近いとか自分で言っていたからそうなのだろう

……で、こうなるのは分かるか?

紅華

そっか!そーすれば次の問題も

あぁ。簡単に解ける。なんだ紅華パパが教えるまでも無かったじゃないか

紅華

ここの解き方がたまに忘れちゃうから聞きたかったの!

そうだな。この辺りは覚えとけば次もきっといい点が取れるぞ

一翔

あー!紅華先に教えてもらったな!?

紅華

いいじゃん……お兄ちゃんどーせ、馬鹿なんだから

一翔

誰が馬鹿だ!俺だって本気出せばな……

分かった分かった。

2人とも。頭良いとか悪いとか関係ないから。努力すれば誰でも点数は取れるんだよ。でもな、点数よりも大事なものはある

一翔

何それ?

その点数を取るためにどんなことして来たのか。これが大事なんだよ

紅華

どー言うこと?

点数が取れなかったら頭悪いではなくて、準備が出来てなかっただけだ。

逆に点が高いなら頭良いではなくて、準備がしっかり出来ていた。それだけだ

ようは、その点数を取るのにどんな方法を使ったのか。これを見極められるかがポイントなんだよ

一翔

うーん。やっぱりちょっとわかんねぇや

紅華

わたしもちょっと分からない

今は分からなくてもいい。ただ、俺はお前らには努力することはやめるなよって言いたかったんだよ

一翔

そーいうことか!

紅華

分かった!パパ私頑張るね!!

一翔

じゃあ、パパ!俺の勉強教えてくれよ!ほら!!野菜ぜんぶ食べたぞ!

その前に、ママに謝っときなさい。一翔の為を思って作ってくれたんだからな

一翔

はーい。

一翔

ママ?

美玖

ん?なーに一翔?

一翔

さっきは野菜食べないとか言ってごめんなさい

美玖

一翔。

一翔

なに?

美玖

人として大事なのは何かした後の行動なんだよ?

一翔

美玖

謝るってことは大事なことなの。ママはお野菜を残したことは怒ったけど、その後何もしなかったらもっと怒ったよ?

一翔

??分かんない。どー言うこと?

美玖

謝ることは簡単でそう出ないの。でも今みたいに素直に自分のしたことを認めてそれで謝れるならそんな野菜なんかで怒らないよ

一翔

ホントに!?

美玖

もちろん。でも、好き嫌いは無くすように努力することね?

一翔

分かった!努力することはパパとの約束だしママとの約束になったから絶対に努力するのをやめないね!

美玖

ふふっいい子ね。じゃあほら、パパ待ってるから。行って教えてもらいなさい

一翔

はーい!

小泉 煉 高校教師 当時の高校での経験を活かして教員になることを決意。その後母校で教員をしている

今では、学校で信頼のある先生としてとても人気ものらしい。が、やはり歳とってもこの性格は治らないようだった

美玖

今頃みんなはどーなってるのかな?

美玖

奏は拓也君と結婚したのかな?

クチュン!

拓也

あれ?風邪ひいたの?

分かんない。でも、なんとなく今のは風邪ではない気がする。

拓也

例えば?

私の噂だな。そうなると考えられるのはひとつ

拓也

美玖ちゃんだな?

そー!あいつ私らより先に結婚なんかしやがって!!

拓也

ははっ……。大丈夫、近いうちに僕らも結婚するでしょ?

そーだけどさ、先越されたのが悔しい

拓也

変なところで競わないでよ。

早く、プロポーズしてこないから

拓也

悪かったって。早めにやるつもりだったけど急な仕事で出来なくなったんだもん

じゃあその会社が悪いね

拓也

それは、僕からは強く言えません

もーいい!早く帰って飲むよ!私らの結婚祝い!

拓也

気持ちが早いって……

奏と拓也も結婚をする事は決まっていた。 こうして、高校の出会いから今後の人生を共にする人と出会う事ができた

それぞれが別の道を歩んでいる。 時は常に進んでいる。その中を私たち人間は面白おかしく生きている。

時に苦しみ、時に悲しみ、喜び… そうして、今日もまた終わる…… 次の日も幸せを運んで………

恋したのは不良の方でした【完結】

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