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私たちが引っ越してから１ヶ月
ついにその時は来た
お母さん
ねぇ、あなた達。いるのは分かっているの。出てきてちょうだい。
光一
姉ちゃん、母さん来た…。
七夏
まさかっ！ここの場所は知らないはずなのに！
タロちゃん
にゃん
七夏
タロちゃん……？もしかしてお母さん連れてきたの…？
タロちゃん
にゃん！
光一
嘘だろおい。
七夏
どうしよう……このままじゃ連れ戻され──
お母さん
ごめんなさい。
七夏
え？
お母さん
私が悪かった。でもごめんなさい。お父さんとは離婚しました。
光一
…
お母さん
あの家もお父さんがいるから行けないの……だから…私を一緒に住ませてもらえないかしら……
光一
おいっ！姉ちゃん、こんないい加減なこと言って、何するか分からないぞ！
七夏
そうだね、でもお母さんをちょっとは信じてみよう。
光一
まじかよ。
3人と1匹はとても仲良く暮らしました
これはきっとタロちゃんのおかげですね。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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