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銀さんに続き、赤ちゃんも宝石をゲットした

3つ目の祠は意外と近くにあったようで、すぐに見つかった

Mr.マネー

どれ…

炎を操れる者、この祠に触れよ

Mr.マネー

これは1人しかいないな

Mr.ブラック

そうですね、ピッタリな条件です

Mr.ブルー

頑張れよ!兄貴!

Mr.レッド

ついに俺の番か

Mr.レッド

いつもだったらダルいが今日のはお宝を手に入れるからな

Mr.レッド

やる気がみなぎるぜ!

Mr.銀さん

炎を操れる者って中々いないよなぁ〜

Mr.バナナ

そういう能力系も入ってるから中々宝石を集めようとする奴らが居ないんだな

そう、普通の人であれば能力を持ってるわけはなく、炎を操るなんてもってのほかだ

Mr.レッド

んじゃ、ささっと試練合格してきますか

Mr.ブルー

兄貴頑張れよ!

Mr.レッド

あぁ!

絶対宝石を頂いてやる、という気持ちでレッドは祠に触れた

シュンッ

祠に吸い込まれ、辺りを見るとそこは誰もいない公園らしき所だった

Mr.レッド

ここどこだ?

この祠の土地神とやらを探しにレッドは道を歩き始めた

おいそこのお前

Mr.レッド

おっ、とうとう土地神がお出ましか?

そう思い振り返ると少しムスッとした赤い髪の青年が立っていた

土地神

なんだよ、驚かせようと思ったのに

Mr.レッド

お前…やっぱり俺にそっくりなんだな

この祠も他の祠と同様、レッドに似ている土地神がいた

赤い髪に赤い瞳、そしてブルーを連想させる青色のメッシュ

そして声も当然の様にレッドと同じだ

土地神

やっぱりって…お前なんか知ってんのか?

Mr.レッド

まーな、俺のダチが話してたんだよ

Mr.レッド

祠の中には自分とそっくりな土地神がいるってな

Mr.レッド

もしかして、と思ったけどその通りだったようだ

土地神

そうか

土地神

お前は知っているようだけど自己紹介させて貰う

土地神

俺はこの祠、【炎の祠】の土地神だ

土地神

お前は挑戦者だよな?

Mr.レッド

あぁ、宝石は俺が頂いていく

土地神

ここのルールは知っているな

土地神

じゃあ無駄話をしていても時間の無駄だしめんどいし早速試練に入るか

Mr.レッド

おう!

土地神

俺からの試練はこうだ

炎の声を聞け

Mr.レッド

………は?

予想外の試練内容にレッドは思わず声を出した

土地神

ん?何か俺おかしいこと言ったか?

Mr.レッド

ちょ、おま、今なんて?

土地神

炎の声を聞け、と言ったぞ?

Mr.レッド

はぁ!?聞き間違えじゃねぇのかよ!

土地神

いや俺何もおかしいこと言ってないぞ…?

Mr.レッド

大分考え方ぶっ飛んでんな!

Mr.レッド

どうやって炎の声を聞くんだよ!?

土地神

まあまあ、なんとかなるさ

土地神

じゃあなー

そう言って土地神は霧のように消えてしまった

Mr.レッド

炎の声を聞く…

Mr.レッド

何いってんだあいつ

炎の声を聞け、人でもない者から声を聞くなんて不可能だ

そう考えたレッドは道に寝っ転がり、昼寝をし始めた

Mr.レッド

( ˘ω˘)スヤァ

……

………

…………

___なんか煙臭くねぇか?

それに何だか熱いような…

Mr.レッド

んん…

レッドは目覚め、ゆっくりと起き上がった

Mr.レッド

…はっ?

起き上がると先程まではなかった炎がレッドの周りを囲んでいたのだ

Mr.レッド

おいおいなんだよこの炎!

Mr.レッド

ってあち!

火花がレッドに飛び散る

四方八方炎に囲まれていて逃げることが出来ない

Mr.レッド

俺…試練に挑戦することも無く死んでくのか?

命の危険を感じ、死を覚悟した

しかし___

土地神

はぁ…サボってるからそうなるんだよ

Mr.レッド

土地神!?

何処からか土地神が現れて指を鳴らす

パチンッ

Mr.レッド

!?

すると先程までは激しく燃えていた炎が跡形もなく消えていた

Mr.レッド

おい…今のどうやったんだ?

レッドは興味津々に聞く

土地神

簡単だぜ?

土地神

「炎の声」を聞くんだ

土地神

そうすれば俺がさっきしたように簡単に炎を操る事が出来るぞ

Mr.レッド

(炎の声とかねぇだろ)

Mr.レッド

(これ無茶苦茶だよな)

土地神

ま、炎の声を聞くのは今のお前じゃ絶対に出来ねぇ

土地神

俺についてきな

Mr.レッド

あぁ、

レッドは土地神の後ろについて行った

Mr.レッド

こ、ここは?

土地神に連れてこられたのは広い広い建物

窓から光が差し込んでいてとても明るい

土地神

ここで特訓するぞ!

土地神は胸を手でドンッと叩き

土地神

お前を立派な炎使いにしてやるぞ

と真剣な表情で語った

Mr.レッド

よろしく頼むぜ!

こうしてレッドの炎の声を聞く特訓が始まった

土地神

まずはお前の能力が知りたい

土地神

今から炎を床にだせ

Mr.レッド

おう!

Mr.レッド

レッドフレイム!

ボォォォ🔥

床一面に真っ赤な炎が広がった

Mr.レッド

どうだ?俺の炎を操る力は

土地神

なるほどな…

土地神

正直言ってまだまだだな

Mr.レッド

、、、は?

土地神

こんなちっぽけな炎直ぐに消えるだろう

それを言って数秒後、あんなに大きく燃え広がっていた炎がサッ…と消えた

Mr.レッド

あっ

土地神

ほらな?

土地神

だからまずは長く燃え続ける炎を生み出すところからだな

土地神は一呼吸置いて続ける

土地神

この建物は俺の魔法でどんなに炎が燃えて人間には有毒な気体が発生しても、すぐに換気できるようになってるから安心しろ

土地神

あとはお前が何度も何度も炎を出す練習を積むのみ

土地神

中々上手くいかないのなら俺を呼べ

土地神

いつでも教えてやるよ

土地神はニッと笑った

Mr.レッド

おう、ありがとな

Mr.レッド

早速教えて欲しいんだがいいか?

土地神

勿論、なんだ?

Mr.レッド

炎を出すコツを教えてくれ

レッドは真剣な眼差しで土地神を見つめる

レッドの目には珍しくやる気が籠もっており、赤い瞳がさらに赤く染まっていた

土地神

そうだな…これはイメージの話なんだが

土地神

「空気を温めて熱に変え、熱を炎に変えるイメージ」で

Mr.レッド

(何いってんだあの土地神)

Mr.レッド

(ブラックにも理解できないんじゃね?)

急に訳の分からないことを言われてレッドは頭の上にはてなを浮かべた

土地神

まあやってみろ!そのうち分かるぜ

Mr.レッド

…おう?

そう言って土地神はサッと消えてしまった

Mr.レッド

まあやるか…これも試練に合格するため!

普段のだらけているレッドではあり得ないほどのやる気を醸し出しているレッド

土地神のアドバイスを心の中で唱えながら訓練に励む

Mr.レッド

(空気を温めて熱に変え、熱を炎に変えるイメージで…)

Mr.レッド

はっ!

ボォォォ🔥

……ポッ

Mr.レッド

くそっ!また消えた

Mr.レッド

……もう一回!

何回も、何回もレッドは炎を出し続けた

土地神

……

建物の柱の影から土地神はレッドの事を見ていた

炎が出ては消え、出ては消えを繰り返す

もう何時間経ったかわからないほどレッドは炎を出し続けた

Mr.レッド

はあっはぁっ…

Mr.レッド

何で上手く炎が燃えないんだよ!

Mr.レッド

……こんままここに留まってたら、彼奴等に迷惑かかるよな

Mr.レッド

……どうすればいいんだ?

レッドがすっかりやる気を無くすと隠れていた土地神がレッドの前に出てきた

土地神

苦労してるな

Mr.レッド

…まあな

Mr.レッド

てかずっと見てたのかよ、俺の事

土地神

あぁ、お前はサボり癖があるからな

土地神

しっかり見ておかないと、いつサボるか分かんねぇしな

Mr.レッド

そうかよ

数時間まではレッドの目にはやる気が籠もっていたが今では燃えカスの様な目をしている

土地神

それに気づいた土地神はレッドを励まそうと口を開いた

土地神

なあレッド、お前、守りたい奴はいるか?

Mr.レッド

ん?なんだよ急に

土地神

いいから教えろ

Mr.レッド

…弟だよ、たった1人の家族だ

そうレッドが言った瞬間、土地神の目がカッと開く

土地神

土地神

お前弟がいるのか!?

Mr.レッド

え、まあそうだ

土地神

実は…俺にも弟がいるんだ

Mr.レッド

お前もか!?

土地神

あぁ

土地神

まさか境遇まで同じとはな

土地神は心底驚いたような表情で頭を掻く

Mr.レッド

てか神様にも弟がいるのかよ

土地神

……まあそんな気にすんな

Mr.レッド

おう?

Mr.レッド

何でこうも俺たちは似てるんだろうな

土地神

さあな?なんでだろうか

話し終えた瞬間に静寂が流れる

土地神

Mr.レッド

土地神

な!少し話さねぇか?気分転換によ

Mr.レッド

へっ…いいぜ!話し相手になってやるよ

そうして土地神とレッドは話し始めた

話してみると、土地神も両親を幼い頃に亡くして家族は今は弟と2人だという

余りにも似すぎている境遇にレッドと土地神は言葉を失った

だが直ぐに家族の話になり、弟や両親の話をして盛り上がった

何時間話しただろうか

レッドと土地神は時間が立つのを忘れて話し続けた

土地神

なぁレッド

Mr.レッド

なんだ?

土地神

炎を出すコツ、もう一つあるぞ

Mr.レッド

!マジか!教えてくれよ!

土地神

あぁ!

土地神

「大切な人の事を考えて、そいつを守り抜く」と思いながら炎を出せ

土地神

そうすればきっと…炎は出るぞ

Mr.レッド

…なるほどな!

レッドは立ち上がり炎を出す体勢になる

Mr.レッド

ふぅ…

深呼吸をし、閉じた目を開いた

Mr.レッド

(俺は絶対に…弟を守り抜く!)

Mr.レッド

(もう2度と大切な家族は失わない!)

Mr.レッド

はっ!

レッドは炎に大切な奴を守り抜く、と言う思いを込めた

そして出た炎は床に移る

ゴォォォォォ🔥🔥

Mr.レッド

!!

土地神

!!

炎は今までよりも圧倒的に大きく、中々消えない炎になった

そして前よりも赤く赤く炎は染まっている

Mr.レッド

で、出来たぞ!俺にも!

Mr.レッド

ついに消えない炎を出す事ができた!

土地神

あぁ!出来てる!本当に燃えない炎が!

2人は歓喜している

その間にも炎は勢いを増して燃え広がっていく

Mr.レッド

燃えたはいいものの…これどうすんだ?

土地神はニヤッと笑ってこう答えた

土地神

あの時の俺みたいに、指を鳴らして消してみろ

_____と

Mr.レッド

へっ!やってやるよ!

あの時の土地神の姿を脳内に浮かべ、レッドは指を鳴らす

パチンッ

Mr.レッド

!?

土地神

おぉ!?

レッドが指を鳴らした音が建物の中にこだまする

するとあんなに燃え広がっていた炎が、何もなかった状態かのように消え去った

Mr.レッド

よっっっしゃぁぁぁぁ!

Mr.レッド

やっと…やっと炎を出して消す事が出来たぜ!

レッドは今までに無いくらいの喜びを感じている

額に流れる汗が太陽の光に反射してキラキラと輝く

土地神

お前すげぇよ!

土地神

ついに!ついに俺のように炎を操ることが出来たな!

土地神

合格だ!宝石をやるよ!

土地神はレッドに赤く染まった宝石を渡してきた

Mr.レッド

宝石をくれるのはありがたいけど、俺お前から言われた【炎の声】を聞けてないぞ?

レッドは顔をしかめ、土地神の方を見る

土地神

うーん…

土地神

お前は消えない炎を…死んでも相手を焼き尽くせる魂の炎を…

土地神

それに指を鳴らすことで炎を消すことが出来ただろ?

土地神

これは十分炎の声を聞くことができた証拠だぜ?

ニッ、と土地神はレッドに笑いかける

Mr.レッド

ははっ

最後まで土地神の【炎の声を聞く】は分からなかったが、試練には合格らしい

Mr.レッド

じゃぁ…ありがたく貰ってやるよ!その宝石を!

土地神

おう!受け取れ!

Mr.レッド

ありがとな!

土地神

どういたしまして!

土地神

後この宝石の能力の説明なんだが

能力→フレイムマジック 炎を自在に操ることができる

土地神

くれぐれも使い方を間違えないようにな

土地神

大切な奴らを守る為だけに使え

Mr.レッド

勿論だぜ!そう使ってやるさ!

土地神

…いい返事だ

土地神

お前を現実世界に送り返す

土地神

じゃ、またな〜

土地神は手を振って、レッドを現実世界に送り返す

Mr.レッド

おう、ありがとな!

シュンッ

土地神

…俺、またお前の顔を見たいよ…

Mr.レッド

よっと…

Mr.ブルー

兄貴!おかえり!

祠から出ると、笑顔のブルー達がレッド元へ向かっていった

Mr.銀さん

宝石は貰えたか?

Mr.レッド

おう!バッチシだ!

レッドは首にかかっている赤と青のグラデーションの宝石を見せた

すまない先生

何だかレッドとブルーみたいな宝石だね!

Mr.レッド

…そうっすね

Mr.バナナ

綺麗な色をしているな

Mr.マネー

だな

皆はレッドの首にかかっている宝石を少しばかり見つめた

すまない先生

じゃぁ次の祠へ行こうか!

また、8人は次の祠へと歩みだした

Mr.レッド

(そういえば前、赤ちゃんにこんな事言われてたな)

レッドは赤ちゃんに前言われたことを思い出す

「お前っていつもだらけてるのにたまに凄いやる気出すよな」 「いつそんなやる気を出すんだ?」と

あのときはめんどくさくて、返事してなかったっけ

Mr.レッド

(俺がやる気を出す時…それは)

Mr.レッド

(弟含め、大切な奴らを守る時だ!)

とある村には大量の雷が落ち、数人が死亡した

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コメント

2

ユーザー

レッドすげぇぇ!!!消えない炎が出せた!!すげぇぇぇ!!レッドはここぞって時にやる気を発揮するよね!レッドが守りたいのは弟……カッコイイなぁ… 神と生い立ちまで一緒って…恐怖まで出てきた…(笑) 最後の雷は何!?不穏な空気が漂ってる…………

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