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あれから、何年の月日が流れただろう 俺はもう20になる･･･ でも、きっと来るはずだから･･･ きっと･･･桜の下に･･･
白崎
あ･･･
雅美
あ･･･
一目見てすぐに彼女だとわかった やっときてくれたと思った
白崎
よ、よう
雅美
うん･･･
白崎
久しぶりだな！
白崎
元気だったか？
雅美
うん！
桜の花が舞い落ちた くるくるとまわってそれは俺の鼻の上に乗った
雅美
クスッ
白崎
ふっ
雅美
アハハハハ！
白崎
ブッハハハハ！
二人で腹が痛くなるほど笑った まるであの頃のような、 あの時から全く時が過ぎていないようだった。
その後、俺たちは久しぶりに あの遊園地に行った、最初のデートの場所に。
雅美
懐かしいなぁ･･･
白崎
そうだな･･･
白崎
よし！雅美がいなかった時間にできたであろう、
デートの分だけ楽しむぞ！
デートの分だけ楽しむぞ！
雅美
おー！
夜までたっぷり遊んだあと、 最後に観覧車に乗った
雅美
わあ！きれいな夜景だよ！
白崎
そ、そうだな
雅美
あの時の桜みたいだよね
雅美
本当にきれいだなぁ
白崎
そうだな･･･
雅美
外国は楽しかったよ！
白崎
そうなのか？
雅美
うん！でも、やっぱり日本の方がいいよ。
白崎
え？なんで？
雅美
さあ、なんでしょう？
白崎
教えろよ！
雅美
ダーメ♥
白崎
えー
あの桜は変わらない、俺たちの愛が続くかぎり、
暗い夜空に桜が舞う
白崎
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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