TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

関西の組織。 法隆寺中門 五重塔。 この塔は組織の構図がわかるように作られている。 下が階級・下。 真ん中が階級・中級。 頂点の1個の階は上級・ そして1番上は関西の組織のリーダーたちの階。 1番は上中下が入ることを禁じられている。 入れるのはリーダーたちに呼ばれた人だけ。 現在リーダーは3人。 3人は義兄弟で構成されておりお互い義兄弟で呼称で呼んでいる。

小瀧望

眠いやねん.....

青年はリーダーに呼ばれリーダーの部屋に行く。 時刻は日の出が出てきて青年の顔を照らす。 青年はあくびをしながら階段を上る。

小瀧望

おはようございます.....

桐山照史

おはよう望

中間淳太

望、早速任務をお願いや

小瀧望

任務?こんな朝早くから?

リーダーの部屋には長男の中間と三男の桐山がいた。 次男の濱田は外出していていなかった。 小瀧は捕獲隊の最年少。 最年少だが腕は上で能力は捕獲隊の中で最強。 小瀧の能力は便利で色んな所に使うが消耗が激しく過労してしまう。

中間淳太

行方不明の向井康二が見つかったんや

小瀧望

.....!!

中間淳太

それで向井康二を捕獲をお願いするや、それと.....

桐山照史

護衛の2人を暗殺も頼むや

ばっ!!

小瀧望

この2人が護衛?

桐山照史

関東の護衛のスペシャリストや

小瀧望

.....!!護衛のスペシャリストってあの!?

桐山は目黒とラウールが写った写真を小瀧に投げる。 小瀧は余裕に受け取り目黒とラウールの写真を見てわからなかったが 桐山が言った護衛のスペシャリストの言葉に小瀧は驚く。 なぜなら目黒とラウールは捕獲隊の天敵からだ。 彼らの計画はこれまで何度も目黒とラウールに阻まれた危険な存在だから。

桐山照史

まあ暗殺はついでだ

中間淳太

目的は向井康二の捕獲だけや、破壊は望の好きなようにするがいい

小瀧望

わかりました

小瀧はリーダーの依頼で向井を捕まえに行く。 小瀧が階段を降りようとしたら。

濱田崇裕

ただいまや

桐山照史

濱兄ちゃんおかえりや

小瀧望

濱ちゃんおかえり~!!

ギュッ!!

濱田崇裕

のんすけ、これから任務か

小瀧望

うん!!ちょっと関東に行ってくるや

濱田崇裕

朝から任務って大変やな

小瀧望

本当、朝からリーダーたちに起こされ眠いやねん

小瀧は最愛の濱田に抱きついて話す。

桐山照史

話聞いたけどなにわ男子が大暴れしたやねんか

濱田崇裕

そうや喫茶店に爆発したうえとんでもない戦闘をしてたやねん

中間淳太

なにわ男子も大分やるようになったな

結局なにわ男子は組織に帰ってきて皆ぐったりして眠っている。 なにわ男子は全員一般人で能力は使えない。

濱田崇裕

のんすけ、彼の捕獲を頼むよ

小瀧望

うん!!俺頑張る

ついに関西の組織は向井康二の略奪計画に動き出す。 そしてその頃。

向井康二

皆朝ごはんできたやねん!!

目黒蓮

ありがとう康二

ラウール

ありがとう美味しそう!!

向井康二

料理は得意やねん

隠家がバレ新しい隠家に住みだした向井たち。 新しい隠家は前の隠家と似ているけど新鮮な家だった。 料理が得意な向井は目黒とラウールにご飯をあげる。

目黒蓮

いただきます

ラウール

いただきます

目黒とラウールは向井のご飯を食べる。

向井康二

どうや?俺が作った料理は

目黒蓮

美味い!!

ラウール

うん、こんな美味しいご飯は久しぶりに食べる!!

向井康二

よかったー

あれから3日と経った。 彼らは組織に帰り情報屋は喫茶店が破壊され新しい喫茶店ができるまでは組織に帰り俺らは新しい隠家で生活している。 今の所関西の組織からの刺客は来てはない。

目黒蓮

なあ康二

向井康二

何目黒くん?

目黒蓮

俺のこと『目黒くん』と呼ばないでほしい

向井康二

えっ!!

目黒蓮

俺.....康二より年下だし『くん』付けはちょっと.....これから『めめ』と呼んでほしい

向井康二

え/////

目黒は恥ずかしながら自分の呼び名を変えてほしいと願う。 それを聞いた向井は顔が赤くなる。

ラウール

康二くん顔が赤くなっているよ

目黒蓮

そんなお願いだけで恥ずかしくなるか

向井康二

だっだって///目黒くんからめめに変えろなんて///

なんでや///なんで名前だけで意識するんや..... それにあの日から目黒くんを見るたびにドキドキする/// この気持ちはなんや.....

目黒蓮

何?俺を見るたびにドキドキする?

向井康二

ちょっ///勝手に心を読まないでや///

目黒蓮

読まないでって康二が俺のこと思っているだけだ

向井康二

もー///その能力解除してや///

目黒蓮

そんなのできないし

読心せいで余計にドキドキするや///// このドS/////

目黒蓮

康二、今すぐ俺のことめめと呼べ

向井康二

えええええ/////

目黒蓮

少しでも信頼関係を良くするには呼び名を必要から

向井康二

っ.../////

ラウール

康二くん頑張れ!!

向井康二

ラウール.....

ラウールに救い求めたがラウールまで目黒くんの味方や。 どうしよう.....呼びたいが呼吸が苦しく胸がドキドキする。 でも目黒くんの言う通り、信頼関係のため俺が目黒くんのあだ名で呼ぶしかない。

向井康二

.../////

落ち着け、大丈夫や。 これぐらい.....できる。 だから.....

向井康二

めっ.....めめ

目黒蓮

.....!!

ラウール

おぉ~!!

向井康二

うっうわあああああああああああああああああああああああああああああ/////

めめと言っちゃった///// これだけで胸が熱く苦しい///// もう可笑しくなりそうや/////

目黒蓮

フッ.....ありがとう康二

向井康二

.../////

めめは俺に優しい微笑みを見せる。 俺どうしたやろう。 こんな思い今までしたことないのに。 これって.....

小瀧望

この町の何処かに彼がいるか

小瀧は公演から見える関東の町々を見ていた。

小瀧望

こんな広い町々から探すの大変けど.....

バチバチ.....

小瀧の全身から電気が溢れる。

小瀧望

少し消費するが俺の能力ですぐに見つけてやる

俺の電気能力を操れば家電の電気を通じ家を特定できるや。 捕獲隊の名をかけて必ず向井さんを捕まえてみるや。

向井康二

/////

まだドキドキする/// どうしてや、めめのこと考える度にドキドキする///

向井康二

うわああああああああああああ!!

ラウール

康二くん煩い!!静かに掃除して!!

向井康二

ごめんや!!

ラウール

今日中に隠家の掃除を終わらせないといけないのに

俺らは新しい隠家の掃除をしているや。 だけど今さっきからめめのことを考えてしまって集中できないや!! おまけにラウールに叱れてしまったや.....

向井康二

えっとー次は台所

俺は掃除機を持って台所の掃除をする。

向井康二

後は台所だけや

カチ

向井康二

あれ?

カチ!!

向井康二

なんでスイッチ入らないや?

台所のコンセントに繋げて 掃除機にスイッチを押すが電源が入らない。 可笑しいや?さっきまで電源入っていたやねん。 台所のコンセントに何かあったか?

向井康二

どうしてや?なんで電源入らないや?

俺が台所のコンセントに触った瞬間。

小瀧望

見つけたや、向井康二さん

向井康二

わあああああああああああああああああああああああああああ!!!?

コンセントが喋り出し俺は悲鳴を上げた。

目黒side

向井康二

わあああああああああああああああああああああああああああ!!!?

目黒蓮

.....!!康二!!!!

ドサッ!! 台所から康二の悲鳴を聞き俺は放棄を投げ飛ばし台所へ行く。 なんか嫌な予感がする。

目黒蓮

康二!!

向井康二

めっめめ.....

目黒蓮

大丈夫!!何があった!!

向井康二

こっコンセントが.....

康二は驚いた顔で指を震えていた。 指は震えながらコンセントに指を指す。

目黒蓮

.....

俺は能力でコンセントの様子を窺う。 『護衛が来たや!!やはりここが隠家だったか』

目黒蓮

そこにいるのは誰

俺はコンセントの中に読心を使い相手の思いを読み取った。 実態の気配がない、能力を使っているか。

小瀧望

読心で気づかれたやねん

目黒蓮

実態がないね、電気能力か

小瀧望

さすが護衛様、俺の能力を当てるとは凄いや

やはり電気系能力か。 油断したっまさか新しい隠家を見つけるなんて。 向こうも本格的に俺らを狙い出し始めたな。

小瀧望

隠家を見つけたやから今から向井さんを捕まえに行きますや

向井康二

えっ!!!?

小瀧望

リーダーたちの依頼でや

向井康二

まっまた....

目黒蓮

っ.....

彼が現れてから思っていたが 康二を捕まえるために能力者を送り出すことを思ったなかった。 今回の護衛は過去最大の危機だ..... 2回も隠家を見つかるとは前代未聞だった。 あっちも康二のために必死になっている。 今俺らと組織は康二を巡る壮絶な戦いが始まっていた。

向井side

ラウール

めめ、康二くんどうしたの?

目黒蓮

ラウールすぐコンセントを爆破して!!

ラウール

.....!!はい!!

ドカーーーーーーーーーーン!!!!

ラウールがやってきてめめにコンセントを爆破するように命令する。 めめの言葉にラウールはすぐに察しコンセントを爆破する。 爆破されたコンセントは真っ黒に跡形も無くなっていた。

目黒蓮

っ.....ラウール、すぐに家を出るよ!!

ラウール

はい!!

向井康二

っ.....

めめとラウールは急いで逃げる用意をする。 俺のために色々対策してくれたのに また何処かで身を潜めるんか.....

目黒蓮

康二逃げるよ!!

ラウール

隠家には申し訳ないが.....

パン!! ドカーーーーーーーーーーン!!!!

向井康二

うわああああああああああああ!!!!

目黒蓮

証拠を残さないためには隠家を爆発するしかない

俺とめめは急いで隠家を出た瞬間ラウールは両手を合わし隠家を爆破する。 爆発は勢いに赤く激しい炎に飲まれ全焼する。 青空に向かい黒く息苦しい黒煙が上がる。

通行人1「たっ大変だ!!火事だ!!」 通行人2「誰か消防車を!!」 通行人3「家の中は誰もいないか!?」 爆音に聞きつけた通行人たちが燃える隠家を見て驚いてた。 組織に見つからないためには隠家を消すしかない。 戦って.....逃げて.....戦って.....逃げて..... 俺と石を巡り争いし平和がない。 あの誕生日の日が俺の運命を変わっていた。

目黒蓮

野次馬に紛れて逃げるよ

ラウール

はいこの辺に廃工場があるのでそこに避難しましょう

向井康二

ごめん.....めめっラウールっ

目黒蓮

康二?

向井康二

新しい隠家を壊してしまって.....俺が余計なことをしたやから.....

気づけば自然と涙を流していた。 俺がもう少し警戒をしていれば.....こんなことに.....

ギュッ.....

ラウール

俺らの泣いてくれてありがとう

向井康二

ラウール?

ラウール

俺らの世界はいつも殺伐としていつ死ぬかわからないのです

向井康二

.....

ラウール

今までの依頼者はいつも自分を優先し俺らのこと考えてませんでした、けど康二くんは俺らのために泣いてくれてますね

向井康二

っ.....

ラウールは俺を優しく抱きしめてくれた。 火事の暑さと違う心地よい暖かさを感じた。 ラウールも優しいな.....そんな俺に優しくしなくていいんや.....

目黒蓮

いつか.....死ぬか

目黒は黒煙が混じり合う青空を見ていた。 そして自分たちの使命のこと考えていた。

小瀧望

.....!!電気が通じなくなったや

小瀧は燃え上がる隠家を見ていた。 ラウールの能力のせいで隠家の電気が通じ無くなり焦りを出す。

小瀧望

隠家も爆発されまた探さないといけないや

今度は外の電気道具を利用し探すしかないや。 関東の護衛もなかなか強いや。 次こそ見つけてやるや向井康二さん。

目黒蓮

手紙をお願いね

バサッ!!

向井康二

めめ今の鳥はなんや?

目黒蓮

今のは組織の伝書鳩、電気が使えない時に今の状況を手紙に書き組織に送るの

ラウール

伝書鳩は全羽優秀です

目黒蓮

スマホを使うのは危険だから伝書鳩に頼るしかない

俺らは近くの廃工場で身を潜めていた。 家電を使えば見つかってしまうので火は火起こし 水は公園の水場で利用した。 最初は上手くできるか不安だったがめめの凄い活躍したや。 まさかの火起こしであっという間に火がついたや。

向井康二

めめ、火をつけてくれてありがとうやねん!!

目黒蓮

うん.....護衛は常にサバイバルだから色々訓練が必要から

ラウール

康二くんもありがとう!!あまりものの食材で美味しいご飯を作ってくれて

向井康二

えへへ///そんなこと言われると照れるや///

目黒蓮

フッ

俺はめめたちより運動は得意ではないけど 料理は人一倍得意やねん。 少ない食材でも美味しいご飯ができるや。

目黒蓮

ラウール、布団はある

ラウール

はいあります

向井康二

ん?ただのカプセルねん?

ラウールの手のひらに3個のカプセルを見せる。 これが布団なのか?

ラウール

カプセルではありません

ポン バーーーーーーーーーーーン!!

向井康二

わっ!!!?カプセルから布団が出てきたやねん!!!?

目黒蓮

野宿専用の布団、普通の布団と違い心地よいよ

ラウールは3個のカプセルを地面に落とした瞬間に布団が出てきた。 想像してなかった光景に驚いたやねん。 護衛の組織って本当に凄いや。

ラウール

康二くん布団に入ってみて凄くいいですよ

目黒蓮

大丈夫俺らが付いているから

向井康二

うっうん.....

恐る恐る俺は布団の中を入る。 わー///なんて居心地がいいだろう/// なんか天国にいるみたいや///

目黒蓮

そうだろう、組織の布団は普通の素材を使ってないの

向井康二

めめまた俺の心を読んだやな!!

目黒蓮

えっ笑康二の心ってわかりやすい大きな字で書いてあるの笑

向井康二

もー!!勝手に俺の心を読まないで!!

ラウール

ちょっと康二くん!!俺の所に寄らないでよ!!

向井康二

ラウールー一緒に寝よー

ラウール

狭苦しい!!もっと離れて!!

目黒蓮

ウフフフフ笑

向井はラウールの方に寄り添い目黒もラウールの方に寄りそう。 寄りそう3人は本当の兄弟ように楽しく過ごし深い眠りについた。

~深夜 2時~

向井康二

.....んっ

誰かに抱かれている? めめ?ラウール? でもこの暖かさと抱かれている感じが違う 誰?

向井康二

んっ

薄く瞼を開ける。 誰が抱いているか気になって。

小瀧望

起きてしまったやねん

向井康二

.....!!だっ誰.....ん!!!?

小瀧望

叫ばれると困るや

向井康二

んんんんん!!

見知らぬ青年に持ち運ばれていた。 叫ぼうとしたがハンカチに抑えられ声が出せない。 どうしよう!!今俺がいる所は何処や!?

小瀧望

大人しくしろや、大人しくしないと護衛を痛い目に合わす(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

向井康二

.....!?

青年の声に俺はコンセントで話しかけた時と同じ声だと気づいた。 まさか捕獲隊の!!!? なんで!!!?家電は全部使ってーひん!!

小瀧望

家電を使わなくても廃工場の近くの街灯の電気を通じて来たやねん

向井康二

.....!!

小瀧望

大人しくすれば何もやらない

どうしよう.....本当に連れて行かれそう..... めめ.....ラウール.....助けてっ 声を出すことできず心の中で2人に助けを求めた。

小瀧望

忘れていたやけどオレンジ石は持っているか

向井康二

っ.....(ブルブル!!

小瀧望

石もあるやな

青年からオレンジ石を見せろと言われ恐る恐る見せる。 怖くて言葉ができーひん.....

小瀧望

よし、石もあるやから関西に帰れるやん

向井康二

.....!!

小瀧望

1つ目の目的は達成やな

どうしよう.....俺本当に関西に連れて行かれるやねん..... 身動きも声もできん..... だっ誰か.....

チカ.....

小瀧望

ん?

チカチカ

小瀧は向井が持っていてオレンジ石が光に気づく。 オレンジ石は小さく光っていたが 光は夕日ような美しさだった。

向井康二

.....?

小瀧望

今のって.....

目黒蓮

康二を離せ!!

小瀧望

.....!?護衛!?どうしてや!?

ラウール

チェンジ!!

パーーーーン!!

小瀧望

小石を爆弾に!?

向井康二

ゲホッ!!

ラウールは地面に落ちている小石を爆弾に変えた。 小瀧は小石を踏んだ瞬間小さな爆発した。 爆発し小瀧は体制を崩し向井の口を抑えていたハンカチを取れた。

目黒蓮

康二!!

向井康二

めっめめ....

目黒蓮

体制を崩しても康二を離さないか

小瀧望

組織の命令や、標的は絶対に離さないやねん

ラウール

なかなか頑固ですね

小瀧は体制を崩しても向井は離さなかった。 向井は息苦しそうに目黒とラウールを見ていた。

目黒蓮

離さないなら無理に返してもらう

シュル!!

向井康二

うお!?

小瀧望

馬上鞭かこれで彼を奪い返すか

目黒蓮

康二は俺の護衛、奪われたら無理矢理に返す

めめは馬上鞭で俺の片腕を巻きつける。

小瀧望

だが、この素材だと俺の能力の相性が悪いやねん

目黒蓮

えっ

ビリビリビリビリビリ!!!!

目黒蓮

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

ラウール

めめ!!!?

向井康二

っ.....!!!?

小瀧は目黒が持つ馬上鞭を掴み電気を発生し目黒の全身を感電させる。 目黒は一瞬で感電して馬上鞭を離し地面に倒れ込んだ。

小瀧望

俺の電気は最大で100万ボルトを発生することができるんや、けど近距離だと電気の威力は下がり遠距離は電気の威力は最大まで出せるや

ラウール

100万ボルト!?

目黒蓮

うぅ.....体が麻痺して上手く動けないっ

ラウール

めめ!!

小瀧の能力の説明する。 小瀧は電気を自由自在に操れる能力。 電気は最大で100万ボルトを引き出す。 しかしそれは距離に関係し近距離だと威力は低いで遠距離だと威力は高い。 目黒は電気に感電し全身が麻痺し出して動くのが困難になっていた。

目黒蓮

らっラウール.....俺はいいから康二をっ

ラウール

っ.....わかった

向井康二

っ.....

どうしようっ俺のせいでめめが..... ラウールも俺のため動いている。 それなのに俺は.....

小瀧望

貴方も感電して倒れるといいや

ラウール

っ.....今は康二くんを助けるのが優先

向井康二

ラウールっ

ラウール、俺のせいでまともに戦えないや。 なんとかして彼から離れないと!!

向井康二

離して!!

小瀧望

大人しくしろや!!

ビリビリビリ!!

向井康二

あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

ラウール

康二くん!!!?

向井康二

ゲホッゲホッ.....

小瀧望

この威力でも悲鳴なんて笑

向井康二

っ.....

1番低い電力でも体が悲鳴を上げている。 俺はめめとラウールみたいに能力を持ってないや。 めめとラウールみたいに運動神経は上手くないや。 おっ俺は.....石を操ることしかできない人間や。

小瀧望

次暴れたらさらに痛い目に合いますや

向井康二

うぅ.....

威力が低くても一般人の俺には激痛しかないや。 動きたいが体が麻痺し手足は痺れて動けないや。

目黒蓮

こっ康二.....うぅ

ラウール

めめ!!

目黒蓮

康二を助けないと.....

向井康二

めっめめ.....

めめは足に力が入ってなくよれよれで 体はフラフラで今にも倒れそうな形になっていた。 俺よりも強い電気を撃たれて動けなかったはずや..... でもどうしてこんな状態で動けるんや。

小瀧望

なんや?あれほどの電気を撃たれたでも動けるんや?

目黒蓮

こっ康二だけは.....渡さない

小瀧望

もういっぺん撃たれて倒れろや

バリバリバリバリバリバリバリ!!!!

目黒蓮

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

ラウール

めめ!!!?

目黒蓮

だっ大丈夫だ.....倒れたりしない.....

向井康二

っ.....

彼の能力を撃たれても倒れることなく立ち続ける。 俺はめめが本気で俺を守ろうとしている。 組織から守るため家を壊し自分の身を犠牲している。 でも、俺にはめめの強さを受け入れることはできないっ

向井康二

めめ.....もう俺のために戦わないでいいや.....これ以上動けば命に関わってしまうや

目黒蓮

フッ

向井康二

めめ?

目黒蓮

そんな甘いことを言うな、俺は死なない、康二を幸せになるまで俺は康二を守る

ラウール

めめ.....

向井康二

.....

めめは俺の言葉を受け入れず優しい笑みを浮かばせ俺に言う。

目黒蓮

康二のために、弱気一般人のために俺は戦う、勝てない相手でも戦う、それが俺の゛任務"だ

向井康二

.....!!

目黒蓮

待っていて康二、すぐ助ける

目黒は向井の不安を忘れさせるためゆっくり歩き 康二の顔から目を離さず。

小瀧望

っ.....倒れろ!!!?

目黒蓮

.....

ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!!!

向井康二

やめてえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!

小瀧は目黒の倒れない心に恐怖し 天に向かい電撃を放つ。

電撃を放った瞬間俺は心の底から叫んだ。 叫んだ瞬間 時間が止まった気がした。

バーーーーーーーーーーン!!!!

小瀧望

なんたこれは!!!?

向井康二

何これえええええええええええ!!!?

目黒蓮

康二!!!?

ラウール

えっ!!!?

突然俺の頭上に巨大なオレンジ色の魔法陣が現れた。 皆突然のことに驚いていたや。 魔法陣が現れた同時に俺にも変化が起きた。

向井康二

あぁ.....

ラウール

こっこれは.....

目黒蓮

康二!!!!

めめとラウールを助けないといけないや..... 早くしないとめめとラウールが死んでしまうや..... 魔法陣が現れた瞬間空間は宇宙に変わり 向井の瞳はオレンジ色に変わりオレンジ色の光に包んでいた。

小瀧望

どうしてや!!!?能力が発動しない!!!?

向井康二

お願い、離して

バン!!!!

小瀧望

うっ!!

小瀧は電撃を発動しようとしたが全く発動しなかった。 向井が一言を言った瞬間小瀧は遠くに飛ばされた。

向井康二

俺は.....

俺は.....

目黒蓮

康二やめろ!!!!

ギュッ!!!!

向井康二

.....めっめめ?

スッ.....

目黒は何かしようとした向井を抱きしめた。 向井は目黒に抱きしめられて我に返り宇宙空間が消えた。 そしてあの魔法陣も一緒に。

向井康二

めめ.....?俺.....今.....

目黒蓮

もう怖がらなくていいよ

向井康二

めめ.....

目黒蓮

大丈夫、康二は俺が守る

暖かい.....やっぱりめめの温もりは落ち着く..... 俺.....一体何をしようとしただろう..... 魔法陣が現れた瞬間急に何か起きて..... そして.....

目黒蓮

助けてくれてありがとう

向井康二

めめ.....

目黒蓮

本当にありがとう

めめは俺を抱きしめながら感謝を言う。 俺はなぜか嬉しさと安心と違う空虚な気持ちになっていたや。

小瀧望

っ.....今なら戦える

ラウール

そうはさせません!!!!

ドカーーーーーーーーーーン!!!!

小瀧望

大爆発!?

小瀧は立ち上がり向井と目黒に攻撃しようとしたが ラウールの能力で地面を大爆発を起こす。

ラウール

康二くん!!めめ!!今が逃げるチャンスです!!

目黒蓮

わかった.....うぅ!!

ドサッ!!

目黒は体力切れと小瀧の電撃の原因で地面に倒れてしまう。

向井康二

めめ!!!!

目黒蓮

体が.....動かない.....

ラウール

もしかして電撃で

向井康二

.....!!

目黒蓮

大丈夫だ.....

向井康二

これ以上動かないで!!

目黒蓮

康二?

めめは俺のために守ってくれた。 今度は.....

向井康二

今度は俺がめめを守ってやるや!!!!

ガシッ!!

向井康二

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

向井は目黒を背負う。 目黒は身長が高く向井より重かったが向井は力を振り絞り背負う。 守るんだ!!俺がめめを!!

目黒蓮

こっ康二.....

ラウール

康二くん.....

向井康二

今度が俺がめめを助ける番や!!!!

俺はめめを背負いながら逃げる。

目黒蓮

康二.....キツイだろう、もう歩けるよ

向井康二

無理をするな!!俺はめめのためにやっているんや!!

目黒蓮

.....

向井康二

俺だってめめとラウールを守りたい、護衛なく人間として

目黒蓮

.....

向井康二

いつも守ってくれてありがとう、今日は俺がめめを守る番や

あの時めめが止めてくれなかったら俺はどうなっていただろう。 どうしてあんな現象起きただろう.....

ラウール

まさか.....あれが.....

目黒蓮

うん、あの現象はオレンジ石の力だと思う

ラウール

じゃあ康二くんは石を操れる.....

目黒蓮

だが石の力と康二の性格は相性が悪い、石の力を使えば康二は.....

目黒とラウールはあの現象のことわかっていた。 あの現象はオレンジ石が作り出した現象。 しかし石の力を完全に操ることできない向井には危険だった。 もし向井が石の力を引き出したら.....

~関西 組織~

中間淳太

.....!!ついに来たや!!!!

ガタッ!!

濱田崇裕

ついに石の力を使ったか

桐山照史

この日が来たや

中間淳太

捕獲隊!!

サッ!!

重岡大毅

捕獲長・重岡大毅

神山智洋

副長・神山智洋

藤井流星

捕獲隊・藤井流星

関西の組織では向井がオレンジ石の力を使ったことがわかった。 中間は捕獲隊を呼び出す。 義兄弟の前には3人の捕獲隊が現れた。 捕獲隊は全身真っ白な制服を着ており腰には警棒や銃を持っていた。

中間淳太

捕獲隊、すぐに関東にいる向井康二を捕まえろ

桐山照史

後向井康二の力を完全に発揮させろや

濱田崇裕

護衛の始末は無しや

重岡大毅

わかったや、石の力を発揮と捕獲やねん

藤井流星

等々この時が来たか

神山智洋

関東を滅ぼせる力が発揮をしたや

重岡大毅

向井康二と石を手にすれば世界は.....

義兄弟からの依頼で捕獲隊は動き出す。 石の力を発揮したことで組織では大騒ぎになっていた。

中間淳太

頼むよシゲ

重岡大毅

任せいや!!俺たちで向井康二を捕まえて見せるや!!

神山智洋

このくらいすぐに終わるや

重岡大毅

早速に関東に行くや!!

捕獲隊は関東に向かいだす。

濱田崇裕

絶望するのはどっちや

中間淳太

運命の女神さまは俺らに付いているや

桐山照史

結果が出るのが楽しみやな

義兄弟は星空を眺めながら 捕獲隊の活躍を期待していた。

プルルルルルルル

小瀧望

濱ちゃん!!

濱田崇裕

のんすけ大丈夫?

小瀧望

大丈夫やねん

濱田は出張中の小瀧に電話する。 小瀧は吹き飛ばされたけど無傷だった。 まだ向井は石の力を制御できてなく威力は低かった。

濱田崇裕

のんすけごめんやけどこのまま関東にいてもらう

小瀧望

どうしてや?

濱田崇裕

石の力を発揮やねん

小瀧望

.....!!ついに!!

濱田崇裕

計画のためには向井康二が必要や、すぐでも計画を進めないといけないや

小瀧望

わかったや

濱田崇裕

今シゲたちも関東に向かっている、明日にはのんすけと合流できるや

小瀧望

わかったや

向井が石の力を発揮し関西の組織はすぐに向井を手中に収めようとしようとしていた。 石を力を使ったことで向井は益々関西の組織に狙われるようになった。 この時の向井は何も知らなかった。

4章 完結

オレンジ石と3人の祈り

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

500

コメント

7

ユーザー

5章楽しみにしてます!

ユーザー

続きめっちゃ楽しみです〜!

ユーザー

楽しみ〜!! 終わらないでほしい!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚