この物語を読むにあたって ・この物語は、実際の国や人物等には一切関係ありません。また、政治的、戦争賛美等の意図も全くありません。一つのキャラクターとして執筆させていただくことを、ご理解お願い致しします。 ・史実や現在の社会情勢等を風刺するような表現が出てきますが、”不正確な情報”、”作者の主観・解釈” が混ざっていることをご了承ください。 ・大幅な捏造が含まれています。”絶対にありえないこと”でも、ファンタジー(二次創作)であること、作者はまだまだ無知であることをご理解ください。 ・エスニックジョーク・ブラックジョークが含まれているかと思われます。 ・ショッキング・グロテスク などの表現が含まれている可能性があります。無理だと感じたら即ブラウザバックを推奨します。 ・BLなどを感じさせる表現があるかと思います。苦手な方はご了承ください。 ・自分のオリジナルのストーリーですが、参考作品は確かにあります。明らかに似ている作品等ありましたら報告してくれると幸いです。 ・読了後のクレーム等は一切受け付けておりません。 トラブルを招かない為、以上のことを理解したうえ、お読みください。
日本
会社の廊下を歩いていると、ふと、向こうから歩いてきた日本と鉢合わせた。 ばっちり目があってしまって、少し気まずい。 日本は相変わらず目の下で大きな隈を育んでおり、疲労もピークのようだった。 日本は気まずそうに目をそらして、少し駆け足で俺の横を通って行った。俺も日本も何か言いたげな様子で居たが、ついに言うことはなかった。
最近日本とあまり喋っていない。
まあ、理由は見え見えだが。
俺は最近、国の方針などを大きく変えた。 関税やポリコレ、その他諸々を改革した。 そうして....日本と意見違いなどが相次いでしまって、これだ。 日本に決まったことではないが、日本には”気遣い”という文化があり、 それに日本は俺の傀儡かと思うほど密接で俺が居ないと駄目な存在であり、 ”俺を気遣いながら避ける”様子が逆に悲しくなる。
アメリカ
まあでも、日本が俺が居ないと駄目な体制なのは知ってるし、 いつかまた自然と関係は修復しているでしょう。
カナダ
アメリカ
カナダ
カナダは心配しているような目を向けている。 俺はそれが何を意味しているのかわからなかったけど。
カナダ
カナダ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
カナダ
カナダ
カナダ
アメリカ
カナダ
カナダが当たり前、とでもいうふうにそう言うから、ちょっとだけピキッと来てしまった。 日常茶飯事でもあるので手は出さないがな。
アメリカ
カナダ
アメリカ
むすっ、とカナダから目を逸らす。 謎に女々しい行動に、カナダは少し呆れた目をした。
カナダ
カナダ
カナダ
カナダ
アメリカ
今はなんだかやる気が起きなくって、 今日やるはずだった仕事を明日の自分に託すことにして、帰ろうと思う。
俺が直ぐに滅亡するわけでも、 誰かが今すぐに滅亡するわけでもないんだから、 急がなくたって、数十年もすればまた仲良く談笑してるし、 俺の周りに国は沢山集まってくるさ。 そう信じて、帰路についた。
アメリカ
イギリス
イギリス
アメリカ
少しだけ気分の悪いのをわざと露骨に態度に出しながら、 階段をあがり、部屋へと向かう。
国が嫌いなわけじゃない。 本当だ。 むしろ、....日本とか、ドイツとか、 みんな、好きなんだ。
アメリカ
アメリカ
その後の言葉は、出てこなかった。
深夜4時。 俺がまだ爆睡している頃。
ドタドタドタドタ!! ....と大きな音を立てて、誰かが2階へ上がってくる。 上がって来たかと思いきや、そいつはデカい音を出して俺の部屋の扉を開けた。
イギリス
アメリカ
イギリス
何故かとんでもなく焦っているイギリスに少し引きつつ、 俺は眠りを妨げられたことに少しイライラを覚えた。 それも、すぐ忘れるけど。
イギリス
アメリカ
イギリス
イギリス
その後の言葉を聞かなくても、俺は何が起こったか分かった。
俺は脱ぎ捨ててあった上着をパジャマの上に着て、 サングラスだけつけて、親父の言葉も聞かないで家を飛び出した。
なんで、 なんで今なんだよ。 そんな思いを噛みしめながら、 俺は走った。
えんそ
えんそ
えんそ
えんそ
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