日本国民
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この平和がずっと続けばいいのに。
それが君の口癖だった。
僕は君の淡い笑顔を横目で見ながら「そうだね」と言うだけだった。
僕にとってその日常は、特別なもので、
君が隣にいる事実だけで嬉しかったんだ。
僕は君を心から愛していたから。
君は、僕が抱きしめたら崩れてしまいそうな程に、
繊細な優美さを纏っていた。
どこか儚げに優しく微笑む君が愛おしくて、
でも君の笑顔はいつも、幸福とともに、
その幸福が壊れる不安を含んでいるようにも見えた。
勝手だが、君が笑っていられるのなら、僕は全てを捧げると決めていた。
ある日、君の口癖が増えた。
それはいつものように二人きりでいた昼のことだった。
毎日しているような雑談をしていると、自然な流れで君が言った。
日本
日本
冗談混じりに話す君、
多分これは冗談ではないのだろう。
僕はすぐに気付いた。
僕
僕はその言葉に納得できたし、
君の言うことだったから否定しなかった。
そもそも君のその希死観念にはとっくに気付いていた。
僕は君のSNSのアカウントを全て監視しているから当たり前だ。
日本
君は僕の返答が予想通りだと苦笑していた。
この日から君はその言葉を毎日言うようになった。
そのたびに僕は肯定し続けた。
君がいいなら僕もそれでいいんだ。
君の幸せは僕にとって1番の幸せだから。
今日も君との幸せが続いている。
僕と君だけの何気ない日常、
多分、これからもずっとこの幸せが続くのだろう。
意外と早く仕事が終わったので、定時で帰ろうとしていると、
急にスマホに通知が入った。
一応見ておこうとスマホをつけると、君からのメールがあった。
会社の前に来てほしいとのことだった。
家で会えるのに、どうして呼び出すんだろうと疑問に感じた。
人通りが多いところなので、多少の心配はあるが、
返信をして準備を済ませ、会社から出た。
来たはいいが、君がどこにも見当たらない。
いつもはすぐ見つけられるのに。
何かおかしいし、君も困ってるかもしれない。
ズボンのポケットからスマホを取りだし、君に電話をかけた。
電話をかけると、「もしもし?」と言う君の声がすぐに聞こえてきた。
僕
上、見てください。
何故上なのかは分からないが、言われた通りに顔を上げた。
見ると、いつもの屋上から僕に手を振る君がいた。
僕にはこれから何が起こるのか、安易に想像がついた。
僕が沈黙していると、君は淡々と語りだす。
日本
日本
日本
日本
僕
僕
いつかこうなると知っていたから、大丈夫、嫌だなんて言わないよ。
日本
君は満足げに言うと、電話を切ってしまった。
まだ伝えたいことがたくさんあったのに。
僕が見ていも、君は落ち着いた様子でただ突っ立っている。
街を歩いていた人達は足を止め、君にスマホを向けている。
そのうちの何人かは、焦った様子でオドオドしていた。
僕は君も周りの人も止めずに、君を見守っていた。
この何もない時間はほんの数十秒で終わった。
少ししゃがむと、君はジャンプをして、屋上から空中へ飛び込んだ。
周りの声がさらに騒々しくなる。
君は一切の恐怖も無い、無邪気でとても幸せそうな笑顔を浮かべていた。
それは、僕が初めて見た君の笑顔だった。
君が落ちていく様子は何より美しく、まるで天使のように見えた。
君が落ちるのはあっという間で、気付いたときには
辺りは君の血肉に塗れていた。
僕
足が勝手に血まみれの君にかけよる。
君は、とても幸せそうな表情で眠っていたように見えた。
でも、なんだか胸が締め付けられて、息が苦しくなった。
なんでこんな気持ちになるのだろう。
綺麗な君の笑顔と正反対に、僕はぐちゃぐちゃな泣き顔。
僕は何がしたいのだろう。
君は幸せになれたんだから、僕もそれでいいはずでしょ?
僕
いくら触れても、いつも暖かかった君の頬はもう無い。
僕
留めなく溢れる涙は、君の血液に落ち、滲んで消えていった。
終
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あのー!ここから次作の選択へ移るので!!ちょっと聞いて!!
次の投稿!子供好きなやべぇ奴×被害者ショタにしようとしてんねんけど!!
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奈多は梁はや
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コメント
9件
ドイツ…僕?(多分
フランスな気もするッッ
台湾か大きくなったパラオな気がする! 一人称が僕ってのと、カンヒュ界隈での親日設定代表といったらこのお二方だよなぁと... ショタ×おじのキャラ...ソ連×🇵🇱(社会主義国時代)が見たいです。 諸々のアレで突き放せない状態ってのがよき。