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高明
今日はありがとうございました
高明
頭を下げる
高木刑事
あぁいえ、こちらこそ
高明
では行きましょうか
瀬奈
そうですね、笑
瀬奈
...ご冥福をお祈りします
瀬奈
日本じゃ、確かこう言うんでしたっけ
高明
それは故人に使う言葉ですよ笑
瀬奈
あ、あれ、そうでしたっけ...？//
高明
遺族に対しては、「お悔やみを申し上げます」か、「故人様のご冥福をお祈りします」がいいと思います笑
瀬奈
うわァ恥ずかしい//
高明
日本人かとお見受けしましたが、海外の方で？
瀬奈
あ、いえ、クォーターで日本生まれですけど、幼い頃アメリカに行かせられて笑
瀬奈
アメリカ育ちですね笑
瀬奈
こんな事も間違えるなんてホントお恥ずかしい...//
高明
いえ、いいんですよ笑
高明
瀬奈さんにとっての慰めの言葉でしょうし
瀬奈
ありがとうございます//
瀬奈
(一般知識はちゃんと覚えとかないとなァ//)
瀬奈
(オシャレな店だな笑)
高明
それで、瀬奈さんも公安の人なんですか？
瀬奈
?!
瀬奈
ｺﾞﾎｯｺﾎ
高明
大丈夫ですか？
瀬奈
す、すみません
瀬奈
どうしてそう思ったんですか？
高明
ヒロミツが死んだと聞いても動じませんでしたし、このスマホに反応していたので
高明
ヒロミツの死を見ていた、もしくはすぐに知ることのできる位置にいたのではないかと
高明
本名も知っているとなると同じ公安ではないかと
瀬奈
はぁ私すぐ顔に出ちゃうな...
瀬奈
でも違いますよ公安じゃありません
瀬奈
ヒロミツくんと一緒に行動していた他の人から聞いたんです笑
高明
弟は潜入捜査中でした
高明
一緒に行動していたということは同じ潜入捜査官か、組織の仲間としか考えられないのですが
瀬奈
同じく公安の人だったんでしょうね笑
高明
公安の方は家族にすら教えないようなことを貴方に教えたと？
瀬奈
口が軽い人だから笑
高明
.......
高明
そういうことにしておきましょう
瀬奈
笑
高明
ところで、景光とはどのような関係だったので？
高明
元恋人同士だったとか
瀬奈
ち、違いますよ💦//
瀬奈
友達経由で話すようになって笑
瀬奈
ベースなんかを教えてくれたんですよ笑
瀬奈
料理も出来たしまさにハイスペック男子っていうか笑
高明
弟がベースを...
高明
それは興味深い
瀬奈
前から出来てたみたいですよ笑
瀬奈
一緒に引いたりしなかったんですか？
高明
幼い頃両親が亡くなり、私は長野の親戚、弟は東京の親戚に引き取られて離れて暮らしていましたから
高明
手紙などやり取りはしていたんですがね
瀬奈
わァ私と同じですね笑
瀬奈
あ、私は亡くなっては居ないんですけど、物心がついたくらいの頃、親戚に引き取られて家族と離れて暮らしてましたから笑
瀬奈
たまに手紙とかボイスレコーダーとか送ってくれてそれが一番の癒しでした笑//
高明
家書万金に抵する
高明
離れて暮らしている家族から連絡が来るのは嬉しいものですよね笑
高明
なぜ1人で親戚の元へ？
瀬奈
なんか私の親戚が武道の人で、私は絶対強くなれる！って言って預けて貰えないか両親に頼み込んだらしくて
瀬奈
両親も最初は反対してたんですけど、私が危ない目に遭った時対処出来る方法はあった方がいいからと預けられちゃって笑
瀬奈
私は嫌だったんですけどね笑
瀬奈
それから海外に行かされたりで、家族とはほとんど会ってないんですよ
瀬奈
(まぁ組織の命令だから逆らえるわけないし)
瀬奈
まぁ自分の身は自分で守れるくらいにはなったのでそこは良かったですけど笑
高明
事を謀るは人に在り。事を成すは天に在り。
瀬奈
？？
高明
尽力はしても結果が全てではなく、やること自体に価値がありますからね
瀬奈
そ、そうですね笑
瀬奈
(難しい、💧笑)
高明
今は日本でモデルをやっているそうですが、ご両親とは満悦な仲なのですか？
瀬奈
あっいえ
瀬奈
海外にいる時に日本で両親は事故に遭ったみたいで亡くなりました笑
瀬奈
姉もつい先日亡くなって笑
高明
それは...
瀬奈
あっでも可愛い妹がいるんですよ！笑︎💕︎
瀬奈
志保っていうんですけど、私とは似てなくて可愛くて頭も良くて笑
瀬奈
私が家族から離れた時はまだ母さんのお腹の中だったから会ってちゃんと話したのは最近なんですけど笑
瀬奈
たまに照れながらお姉ちゃんって言ってくれるのが超可愛くて!!︎💕︎//
瀬奈
いつもクールなんですけど、推しのキーホルダー失くした時しょぼんってしてる顔が痛々しくも18歳の女の子なんだなって思えて超可愛くて!!︎💕︎//
瀬奈
とにかく!!私の妹世界一可愛いんですよ︎💕︎︎💕︎
瀬奈
あの子だけはなんとしてでも守るって決めてるんです...笑
高明
笑
高明
私の弟も可愛いですよ笑
瀬奈
あらあら対抗しちゃいます〜？笑
瀬奈
いくらヒロミツくんといっても私の志保ちゃんの可愛さには劣りますよ〜？笑
高明
子供の頃の写真を見ますか？
瀬奈
見たいです!!✨️
高明
見せる
瀬奈
ｷｬｰ!!可愛い!!✨️︎💕︎
高明
そうでしょう笑
瀬奈
私の志保だって
瀬奈
大人の志保の写真を見せる
高明
ほうクールビューティですね
瀬奈
でしょう?!✨️︎💕︎
瀬奈
こう見えて虫嫌いなところとか、18歳なところとか〜グッとくる!!✨️︎💕︎
高明
景光はよく森にカブトムシを捕まえに行ってましたね
高明
たまにポケットに入れて来たりして困っていましたよ笑
瀬奈
え〜可愛い〜︎💕︎
瀬奈
ヒロミツくん頼りないお兄ちゃんみたいな感じだったけど、そう聞くと弟として可愛く見えてきますね笑
高明
景光がお兄ちゃん？
瀬奈
ちょーっと私が反抗期みたいな感じの時で、薄着の服きてたら高明さんのようにマフラー貸してくれたり、気を使ってくれていたんですけど、
瀬奈
私が鬱陶しがっちゃって、💧
瀬奈
それでもずっと気にかけてくれていたから、お兄ちゃんみたいだなぁって私の中で勝手に、笑
瀬奈
でもそういうところやっぱり似てますね笑
瀬奈
流石兄弟 笑
高明
恐縮です笑
瀬奈
ーーーーーーーーーーーー笑
高明
ーーーーーーーーーーー笑
高明
もうすぐお昼になりそうですね
瀬奈
わっホントだ笑
瀬奈
話に花が咲いちゃいましたね笑
高明
すみません私が誘ったのに時間を忘れていました
瀬奈
いえいえ楽しかったですから笑
高明
今日は用があるんじゃなかったですか？
高明
少し、という話だったのに数時間も捕まえてしまいましたが
瀬奈
........
瀬奈
ｻｧｧｧｧ
瀬奈
(れ、零くんに連絡するの忘れた...)
瀬奈
すみません！私これで失礼します！💦
瀬奈
お茶代はこれで払っておいてください！💦
高明
いえ、誘った私がお払いしま...
瀬奈
では失礼しました！💦
瀬奈
また話しましょうね！笑
瀬奈
走る
高明
........
高明
連絡先も聞いておけばよかったな
瀬奈
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通話
04:00
瀬奈
『あっもしもし零くん！ごめ...』
零
『もう昼だぞ連絡が遅すぎるんじゃないか？ｲﾗ』
瀬奈
(やっぱりイライラしてる...)
瀬奈
『ごめん！本当に反省してる！💦』
瀬奈
『高明さんと話してたら盛り上がっちゃって💦』
零
『ヒロの話でもしてたのか？』
瀬奈
『そう笑』
瀬奈
『あっ零くんが伊達さん？に送ったヒロミツくんのスマホ、ちゃんと高明さんに届いてたよ』
瀬奈
『ヒロミツくんが潜入捜査先で亡くなったことにも気づいたみたい』
零
『そうか...』
零
『手元に渡ったなら良かったよ』
零
『よくあれが僕からだと分かったね』
瀬奈
『0って書いてあったから笑』
瀬奈
『余裕の推理だよ笑』
零
『まぁそうか』
瀬奈
『もう怒ってない、？』
零
『2人きりで話してたのは嫉妬するけど、あの人ならいいよ』
瀬奈
『良かった笑』
零
『だが連絡忘れていたのは許せないな』
瀬奈
『うっ』
零
『メールくらいしてくれ』
零
『報連相は基本だぞ』
瀬奈
『はーい、』
零
『僕は昨日から面倒な仕事があって徹夜なんだ』
零
『だから今日も帰って来れないかもしれない』
瀬奈
『寝てないの?!』
瀬奈
『2徹じゃん』
零
『明日は帰れそうだから甘やかしてくれよな笑』
瀬奈
『ラジャーです笑』
瀬奈
(だから明日じゃなくて明後日って言ったんだ)
瀬奈
(あのこと忘れてるといいんだけど...)
零
『言っておくが抱くのは変わらないからな』
零
『もう決定事項だ』
瀬奈
『えっ//////』
零
『じゃあな笑』
瀬奈
//////
瀬奈
(じ、事前に言われると構えちゃうじゃん//)
瀬奈
(いきなりがいいかも...//)
瀬奈
(い、いや、いきなりでもびっくりしちゃうし心の準備が...あーでも、//)
瀬奈
(どっちも恥ずかしい...//)
瀬奈
...あっ
瀬奈
高明さんから借りたマフラーどうしよ...
瀬奈
長野県警に行けば会えるだろうけど、遠いし、
瀬奈
連絡先交換しておけば良かったな、
瀬奈
洗って、長野に行く用事が出来た時に渡そ笑
瀬奈
ふぅお風呂入ってサッパリした笑
瀬奈
...べ、別に期待してるわけじゃないけどね//
瀬奈
誰に言い訳してんだろ
瀬奈
最近、零くん来ない日増えたなァ
瀬奈
いや、前はちょくちょくあったか
瀬奈
まぁ公安のお偉いさんっぽいし忙しいよね
瀬奈
........(寂しい...)
エレーナ
『ーーーーーーーーーー笑』
瀬奈
....笑
瀬奈
母さん...笑
瀬奈
この部屋に入っても泣かなくなったよ、私
瀬奈
成長したかな笑
瀬奈
明美姉さんと見ててね
瀬奈
私、絶対幸せになってみせるから笑
瀬奈
(今ならあの時の姉さんの気持ちも分かるよ)
瀬奈
(大好きな人の隣に堂々と立ちたいもんね、痛いほど、分かる)
瀬奈
(私は...組織に深く入りすぎた、抜ける方法は死ぬしかないと思う)
瀬奈
(...私はどうするのが正解なんだろ、全部コナンくんや零くんに話せば少しは、良くなるのかな...)
瀬奈
(でもそれじゃあ、全部他人任せ...)
瀬奈
(いつも私はそうなのに...)
瀬奈
(あー！もう！1人になるとすぐこれだ)
瀬奈
(ネガティブすぎ)
瀬奈
(守ってくれるって言ってくれてるんだから素直に守られてればいい精神くらいでいかなきゃ)
瀬奈
もう出よう
瀬奈
.........(夜ご飯1人なのやっぱ寂しい...)
瀬奈
(いつも1人だったのに、)
零
はぁ...
零
(早く帰りたい...)
零
(いつもはこんなんじゃないんだけどな)
零
(エリカと一緒にいることに慣れて、腑抜けになってしまいそうだ)
零
(早く組織壊滅させて、エリカと結婚して、幸せボケになりたいものだな)
朝方
瀬奈
…zzZ
零
......
零
笑
零
(ちゃんと生きてるな)
零
(エリカが寝ている時、寝息立てているか確認するのが癖になってしまったな)
瀬奈
.....
瀬奈
ﾊﾟﾁ
零
…zzZ
瀬奈
(零くんがいる笑)
瀬奈
(きっと凄く疲れてるよね)
瀬奈
(起こさないように私もまた寝ようっと笑)
零
...ん...
瀬奈
…zzZ
零
笑
零
スマホを見る
零
？！
零
えっ
瀬奈
んんー...何？
零
もう12時回っている...
瀬奈
なんだ普通のことじゃん
瀬奈
もう少し寝ようよ...
零
普通じゃないよ、💧
零
徹夜続きでもここまで寝てることはなかったんだが
瀬奈
きっと疲れてるんだよ
瀬奈
休みくらいゆっくり寝よう
零
流石にもう起きてくれエリカ...笑
零
今から朝ごはん、いやもう昼ごはんか
零
作るから
零
顔洗って着替えてて
瀬奈
そんなんじゃ休みじゃないじゃん
零
エリカをお世話するのは僕の息抜きのようなものだから笑
瀬奈
うっ複雑
瀬奈
わかったよ
零
笑
次回♡50
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