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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

何も知らねぇ癖に!!
偉そうな事言ってんじゃねぇよ!!

私は貴方の為に
言ってるの!!

だからなんだよ…

もうっ…泣
大っ嫌い…泣
大っ嫌い!!!!!

っ…

もう知らない。
蓮、灯華里…
行くよ…

母さん…?

ママ?

…………

父さんっ…

パパっ…

早く出てけ…

そうするつもりよ。

…………

数日後… 事件が起きた、、、

え…父さんが消えた…?

あり得ない…

退職届の手紙と あなた達宛ての手紙が…

っ…

手紙… いきなりでごめん、、、 勝手に消えたのに手紙を残すのは ずるいと思う、、、 でも俺は、、、 君に嫌われた、、、 だから君に伝えれなかった、、、 亮子達がこの手紙を読む時には、、、 俺はいないと思う、、、 俺はくそなクズだと思う、、、 俺が勝手にキレて、、、 本当にこの手紙を書いていいのか 迷ってしまった、、、 君には何も知らせていなかった、、、 違う、、、 亮子には何も知らせれなかった、、、 俺の事は忘れて、、、 亮子達には幸せになって欲しかった、、、 俺は本当に駄目だよな、、、 怖くて寂しくて 傍にずっと居て欲しくて、、、 儚く泣いてた。 本当は居なくなりたくない、、、 亮子達ともっといろんな所に 行きたかった、、、 もっと亮子の話が聞きたかった、、、 もっと傍に居たかった。 もう何一つ叶わない、、、 それを分かって俺は わざと君に嫌われるように仕向けた。 そう仕向けて君と離れたかった。 俺は、、、 最後まで亮子達と ずっと居たかった、、、 でも君に負担をかけたくなかった… 俺の勝手な判断で 君の前から消えようと思う。 自分勝手な俺を許して欲しい。 俺は自分が居なくなっても 君の幸せを願ってる。 俺は消えても、 最後まで君を愛してた。 どうかそれだけは忘れないで欲しい、、、 俺の事は忘れてくれ、、、 俺が生きてた証も何も要らない。 俺はずっと君と幸せになりたかった、、、 些細なことで喧嘩 些細なことで笑い合い 些細なことで喜んで、、、 そんなありきたりな 幸せを君と過ごしたかった、、、 喧嘩してもどちらかが誤って、、、 そして言えなかった、、、 沢山のありがとうとごめんねを、、、 どうか許してくれ、、、 最後に一つ、、、 君と一緒に入れて楽しかった… 本当にありがとうと ごめんね、、、 この想いをこの手紙に込める、、、 本当にありがとう、、、 本当にごめんね、、、 さようなら、、、 ラウールより、、、

っ…泣

父さん…探さないとっ…

居なくなったって…

探そう…

そうだなっ…

探さないと…

行こう…

そうだな…

そうやな…

一緒に探そう。
亮子さん、蓮くん。
灯華里ちゃん。

うんっ!

…………

ラウっ…

っ!?

なんで…俺を…
探しに来たんだ…

帰ろうよ…

っ…無理だ…

俺は…戻らない…

なんでっ…!

もう無理なんだよ…

俺に構うな…

っ…

また何処かで…
会おう…

っ…泣

うわぁぁぁぁぁぁぁ大泣き

阿部!!

翔太…

どうした…

ラウ…見つけた…
だけど…
もう戻らないって…

俺に構うなって…

あいつ…

お兄ちゃん…?

っ…
ラウ!!!!!

お兄ちゃん!!

…………

ギュ!!

っ!?

行かないで…泣

くっ…泣
俺だって本当は
戻りてぇよ…泣
だけど…
だけど!!泣
もう後戻りは出来ない…

離してくれ…

嫌だ!!
俺は離さない!!

っ…泣
なんで俺にそんなに
構うんだ…泣
くずなのに…

クズじゃないよ…泣

っ!?
逃げろ!!
記者の野郎共が
来た…
歩けるか?

うん…

行くぞっ…

ハァハァ…

ハァハァ…

っとに…
記者の奴等は…
追いかけて来やがって…

ラウ…

だから俺は…
後戻りは出来ないっって
言ったんだ…

無理だって…

見つけたぞ!!

チッ…
亮平…行け…

なんでっ…

もう俺は終いだ…
逃げろ…

嫌だ!!

逃げろ!!!!!

っ…

なんで辞められたんですか?

もう踊りが出来ないんですよ。
ある病気を患ってるから。

え?

前倒れて運ばれた。
うまく呼吸が出来てないと。
それで調べてみたら
肺に異常があるみたいで。
だからやめたんです。

そうですか。 ニュースになりますよ?

言ったら俺はもう
死ぬ。自殺してやる。

それはっ…

なら言うんじゃねぇぞ。
言ったら俺は絶対死んでやる。

わかりました… 言いませんから…

帰って下さい。

ラウ!!

亮平…

大丈夫…?

大丈夫😊

さっきの話って…

嘘。

あとは8人で頑張ってくれ。

え…

ごめんな…
(睡眠薬を飲ませる)

ラウ…
ドサッ…

ごめん…
もう後戻りは出来ない…
戻らない…さよなら…

阿部!!

!?

路地裏で倒れてたんだぞ…

睡眠薬飲まされてた
らしいけど。

ラウだよ…

なんでっ…!

もう後戻りは出来ないって…泣
何処か行っちゃった…泣
ごめん…なさい…泣
ごめんなさい…泣

大丈夫だから…

ラウは…
俺を庇ってくれた…泣
逃げろって…
巻き添いに
したくなかったから…
俺がいたら…
ラウが辛い目に…でも
ラウは俺が辛い想いしないように
してくれたんだと思う…

あいつ…

翔太さん!!館さん!! ラウールさん見つけました!! 皆さんもう向かっています。

行こ…

おう。

なんだよっ…

お前!!
阿部が死んだらどうすんだ!!

俺の知った事じゃない…

お前ッ!
ドゴッ…

っ…

ふざけんな!!
あいつがどれだけ
お前の帰りを
望んでたと思う!!

知らない…
俺にはわからない…

ふざけんな!!
ドゴッ…

っ…

やめて!!

っ!?

無事だったのか!?

無事だよ…
そしてラウは俺の為に
してくれたんだ…

は?

っ…

俺に辛い想い
して欲しくなかったから…
そうだよね?

っ…
あぁ…そうだよ…
お前は昔っから
心配してばかりなんだよ…

だからやった…

俺だけでいいんだ…
辛い想いをするのは!!
苦しい想いをするのは…
俺だけで充分だ!!

俺だけを責めろ…
亮平だけは責めるな…
俺が全て悪い…
俺が身をもって…
お前らの前から
消えるから…

出発しま〜す。

っ…

降りろ…さっさと。

やだ泣

ふっか…
後は頼んだ…

っ…

俺は…誰も知らない
所に行く…
そう蓮達に伝えといてくれ…

わかった…
阿部…行こう。

っ…泣
絶対探しに行くから!!

…………
待ってる…
お前らが来るのを…
ヒントをあげる…
それで俺が居る所まで
来いよ…
絶対待ってるから…

うん!!

じゃあな…

お邪魔します…

亮平くん…!!
ラウはっ…

探しに来いって…泣
絶対待ってるって…

ラウ…泣

父さん…

パパ…泣

ヒントは…
海?
牧場?
わかった…

青森だ…

来月まで俺は
ラウに会うのを
我慢して…
探しに行くから…

待っててね…ラウ…

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