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次の日僕たちは病院に行った

若井.

元貴おはよう。

藤澤.

おはよう。

多分目を開けることもない元貴に喋りかけている。

若井.

今はミセスの活動中止してるよ。

若井.

はやくもどってきてね。

藤澤.

目を覚ましてはやく遊ぼうね。

藤澤.

……寝

横を見ると涼ちゃんが寝ていた

きっと夜寝れてなかったんだろうな。

若井.

…ポロ

僕の涙が元貴の腕に止まった

若井.

早く戻ってよ…ポロポロ

若井.

元貴がいないと何にもできないよ、?ポロポロ

そして1ヶ月後

あれから元貴は目を開けることなく

永眠した。

僕は今元貴の家の片付けをしている

元貴の家からフェーズ1に撮った写真など懐かしい写真が出てくる。

若井.

この写真懐かしくない!?

藤澤.

なにそれ!

それはミセスを結成して間もないこと。

結成した場所で撮ったこの写真。

まだ元貴は持っていた

藤澤.

うわ、!

藤澤.

懐かしいね笑

藤澤.

この時の僕ガリガリじゃん笑

若井.

ね笑

若井.

僕も細いね笑

すると

若井.

ん?

若井.

何この写真

若井.

こんなの撮ったけ?

藤澤.

どれ?

恐らく元貴が無くなる2日前に撮られた写真

藤澤.

なにこれ、

その写真は

真っ暗でおそらく元貴の片目が映っていた

すごく不気味な写真

若井.

これ元貴の目、?

僕が知っている元貴の目じゃない。

これは死期が近づいている人の目だ。

この時には覚悟をしていたのかな。

藤澤.

……

藤澤.

この写真どうする?

若井.

置いとこ。

藤澤.

うん。

でもその写真以外は普通の写真だった

若井.

笑笑

藤澤.

なにー?笑

若井.

涼ちゃんの変顔撮られてたよ笑

藤澤.

え!!?

藤澤.

うわー、

藤澤.

嫌だな笑

藤澤.

あ、

藤澤.

こっちにも若井の変顔があるよ

若井.

は、!?

若井.

うわ、笑笑

若井.

元貴ってほんとにいたずらだな笑笑

藤澤.

ね、笑笑笑

本当は生きてて欲しかった。

けど後追いするのは良くないよね、

だから今はふたりで支えながら生活している。

見ているかな?元貴?

大森.

見ているよ

若井.

!?

藤澤.

どうしたの?若井?

若井.

いや、べつに、!

元貴の声が聞こえた。

危なく泣きそうだった。

見てくれてて安心した。

藤澤.

若井〜こっち片付け終わったよー

若井.

若井.

はやくない!?!?

藤澤.

そー?笑

若井.

手伝ってー笑

藤澤.

はいはい笑

こんな何気ない日常だけど楽しいよ。

元貴今までありがとう。

お疲れ様。

𝑒𝑛𝑑

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