パソコンを、かちり起動させる
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しあわせに溺れたいから、…
しあわせ、……、
幸せってなんなのだろうか、
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別に偽物の幸せだって構わない なにも知らないアイツらと、…一緒に いれるなら、
…、…………?
もう、自分が何をしたいのかが 分からなくなって、俺はただ顔面を パソコンの上に伏せた
本物の…彼奴らと…、...… やっぱええわ
ロボロにそう言われてから、 俺はただ放心状態だった
ただ、この本の世界について気になった、…だから、図書室に来て調べているのだが、…
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何処にもその本は無かった
なので、近くに居るエミさんに話しかけた
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em
zm
em
em
em
間があった?...
em
em
そう言いながら出す 本からはみ出る手は、正に人形にしか見えなかった
zm
zm
いや、人形なんて、そんな事、
em
zm
そう言いながらエミさんは 去っていく
その後ろ姿を、ただ見て 止めることは出来なかった
ページを開く、
この世界は、本の世界だ
本を開いた物の願いを聞く
だけど、それは偽物である
人との関係だったら、 人形と話すみたいなものだ
人形に自分の持っているその人の記憶をその人自体を流し込むのだ
その人に近づくが、それは偽物であることは変わりない
やったら、...この世界に居るのは 偽物ってこと、...なんか?
今回の主は、幸せに溺れるのものを 要求した
幸せとは、昔の皆と喋って笑い合いたいというものだった
しかし、この本には副作用がある
主は、夢の中で殺され続けるのだ いや、不幸になり続けるとでも言おう
正にこれは死合わせであるかのように
最後のページを開こうとした その時
、ガタッ、という音を立てて 自分の前の扉が開く
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そう言いながら、包丁握る姿が見えた