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はたから見たら…ただの仲のいい人のツーショットなのだろう……

でも…僕達は違った…

そっくり…

(゜д゜)

だって…その写真の2人は…

僕とそっくりだから

この2人は…

青ちゃんの御両親だよ…

お父さん…お母さん…

高く綺麗な鼻筋にくっきりとした二重 猫を彷彿とさせる大きな目と長い睫毛 そして、ぷるんと小さな唇

どちらの特徴もしっかり受け継いでいるのが見て取れた

お父さんの青髪は…僕と瓜二つ

瞳の色はどちらかと言えばお母さん似で…。

ッ……

でもなんで…?

…データ解析で明らかになった

家宅捜索の?

何人かは親の写真も登録されてて

青ちゃんは…その内の1人…

紫くんの話によれば…施設入居者の子供のうち何人かは親の写真があったらしい

僕もその内の一人で…家宅捜索によって手に入れたデータの解析によって

明らかになった…というのが 大まかな流れらしい

今…どこに…?

グッ(唇を噛み締める)

…………

桃くんは唇を噛み締める紫くんをみて何かを察したようだった…

青ちゃんの御両親は…

今は刑務所の中だよ…

刑務所…?なんで…?

詳しい事は知らないけど…刑務所が悪い人の入る所というのは知っていた

人身売買施設の経営者…

……?

人身売買っつってな…つまり人を物扱いして売り買いすんだよ

その施設の事を人身売買施設って言うんだ…

!?

青の御両親はその施設の経営者

つまり偉い…上の立場の人間

ッ……

正直ショックでしかなかった…

自分が親に捨てられたのは分かっていたけど…それでも僕にとっては親だから

溢れる涙を抑える事は出来なかった…

……ポロポロ

ヒック…グスッ…ポロポロ

紫…くん…ポロポロ

よしよし…

怒られるかもって思ったけど紫くんなら大丈夫だって思って膝にすがりついた

ごめんね…嫌だったね…

ウッヒック…グスッ…ポロポロ

椅子に座る紫くんの膝に青くんは膝立ちで引っ付いてる状態()伝われ()

よしよし…大丈夫大丈夫…

紫くんは優しく頭を撫でてくれた

ギュッ…大丈夫大丈夫…

…ポロポロポロポロ

紫くんに頭を撫でられて桃くんが後ろからふわりと優しく抱きしめてくれた

その瞬間…この人達なら信用出来る。 大丈夫って…安心した

ショックだったな…ごめんな…

驚いたよね…ごめんね…

捨てられたッ…けどッ…でもッ…

ショックでッ…グスッ…ポロポロ

うんうん…そうだよな…

大丈夫大丈夫…

よしよし…好きなだけ泣きな

でも体勢は変えような

青ちゃん膝立ちだもんね

紫くんに抱き抱えられソファに移動する

歩く時の小さな揺れと暖かかな体温が心地よくて…

ソファに着くまでのほんの短時間で僕は寝てしまった

あのまま寝てしまった青ちゃんを降ろそうにもがっちりホールドされてて

そのままソファに座っていたら写真を送ってきた黄くんが帰ってきた

ただいまです〜…

黄くん、疲れた顔してるね

ちょっと…疲れました

今日1日データ解析してまして

黄、こっちおいで

…?

今の黄凄い顔してんぞ

桃くん話聞いてくれます?

当たり前だろ?

紫くん、青任せるな

はいはーい

帰ってきた黄くんはパッと見でも分かるくらい疲れた顔をしていた

話を聞いて欲しいって事と施設のデータ解析を1日していたらしい事から…

黄くんは人の感情とか状況とかに自分の気持ちが左右されやすい。 精神的に疲れたのかな…

俺もそうなったからなぁ…

あまり人の感情に引っ張られて自分も落ち込む事が無い俺でも涙を流した

人一倍人の感情に敏感で左右されやすい黄くんは余計疲れたんだろう…

よっ…どした?

…………

大丈夫大丈夫…

俺に全部話してみ?

何か…疲れちゃって…

そかそか…疲れたか

今日データ解析してたんです

うん、んで?

それで……

続き1000♡

物語書くの力尽きた()

僕の人生[完結済み]

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