結月
あーあ
結月
もうどうしよう
凛
どうしたの
結月
今悩んでて
結月
悩みすぎて頭抱える…
凛
んー
凛
何があったのかわかんないけど
凛
気分転換にでかけない?
結月
ごめん〜
結月
行けないや
結月
ごめんね
凛
そっか
凛
てかどうしたの
凛
何で悩んでるの?
結月
話聞いてくれる?
凛
いくらでも聞くよ
結月
あのね
結月
私先週、山に足運んだの
結月
次の日海にも足運んでみたの
凛
いいねー
凛
自然ある所出かけるのっていいよね
結月
結月
それで
結月
今日もともと出かける予定あって
結月
でもどこ行こうか頭抱えてるんだよね
凛
そんなことかー
凛
どこ行くか決まってないならうちんち来れば?
結月
え、いいの?
結月
さっきわざわざ遊びに誘ってくれたのに
結月
断ってごめん
結月
今から行ってもいい?
凛
全然いいよ!ひまだし
凛
準備して待ってるねー
結月
うん!
結月
なるべく急ぐね
そして凛の家についた。
結月
(ピンポーン)
私は凛の家のインターホンを鳴らした。
凛
はーい、今開けるねー!
結月
了解ー!
凛は玄関のドアを開けた。
ガチャッ
ドアを開け、私の姿を見た凛は言った。
凛
え…
凛
結月…
結月
ん?
凛
それ、手に何持ってるの…?
結月
ああ、これ?
私は手に抱えている物を凛の顔に近づけて言った。
「私が殺した人の頭だよ」
〜解説〜
結月は最初、どこに行こうか頭を抱えていると言っている。 それは、結月が以前に殺害してしまった人の頭という事だ。 どこに頭を捨てようか結月が悩んでいると凛が「うちんち来れば?」と言ってしまったせいで結月は凛の家に頭を捨てに行こうと頭を抱えながら凛の家に向かったのだ…