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ソフィア

案内しよっか!

僕はソフィアから眼が離せなくなった

ソフィア

?何じっと見て

フィル

いや、何でもないよ!

僕は少し焦って返事をした

ソフィア

そう?なら良いの

フィル

ねぇ、ソフィアどこからきたの?

ソフィア

私?私は、すぐそこの屋敷だよ

フィル

お屋敷?凄いね!!

ソフィア

そんな事ないよ

ソフィア

私はあの家が嫌いだから、成るべく彼処に居たくないの

ソフィア

ここが少し休憩できるところ

ソフィア

本も読めるよ

ソフィアが淡々とした口調で説明していく

僕はさっきのソフィアの表情が頭から離れない

哀しそうな眼をして俯いていた

もしかしたら、何かされているのかも…

そんな事を考えていると別の場所へと行っていた

ソフィア

ここは入り口のところよりもーっと沢山の本があるよ!!

ソフィア

あれ?何か紙が落ちてる

フィル

えっ?

ソフィア

ソフィア

この部屋から出たければ…

フィル

えっ?開かないの?

ソフィア

ちょっと待ってて!!

ソフィアが部屋のドアへ走って行きドアを引いた

ガタッガタッ

ソフィアが押しても引いても開かなかった

ソフィア

何で?!

ソフィア

誰かが鍵を閉めたのかも!

フィル

鍵なんか閉めれるの?

ソフィア

うん、この図書館には鍵の管理室があるの

ソフィア

取り敢えずここから出なきゃ

フィル

ねぇ、待って?

ソフィア

何?フィル

フィル

この箱に鍵が入ってるって事は鍵を2個持ってるって事でしょ

フィル

関係者なら鍵を2個持っててもおかしくない

フィル

なら、閉じ込めた犯人は関係者だと思う

ソフィア

フィル…本の見すぎ?

ソフィア

でも凄い!

とソフィアが僕の方をキラキラ輝いた目でこちらを見た

僕は照れて向こうを向いてしまった

ソフィア

じゃあ謎解きだね

ソフィア

ここ間違って2と書いていましたが2は省いてください すいません。

ソフィア

552no55honn55da75na79-7&9&5

ソフィア

…どういうこと?

ソフィア

ヒントがヒントじゃない…

フィル

7&9&5…7と9と5?

ソフィア

を引けってことかな

ソフィア

数学?

フィル

じゃないと思うよ

フィル

552no55honn55da75na79

フィル

から書いてある数字を引けばいいんだ

ソフィア

引いたら…

フィル

ペンとかある?

ソフィア

ある!取ってくるね!

と近くの棚にある鉛筆立てに駆け寄り

ペンをとって戻ってきた

ソフィア

はい!

フィル

えっと…引くと…

フィル

2nohonndananiaruだから…

フィル

2の本棚にある…って事かな

フィル

2の本棚はある?

ソフィア

うん!案内するね

ソフィア

ただ…

フィル

ただ?

ソフィア

ここからはとっても暗いの

ソフィア

だから、ランプを付けて行かなくちゃ暗くて見えないの

フィル

分かった。
行こうか

ランプを付けると

辺りが明るくなり見やすくなった

ソフィア

ここだよ

ソフィア

この本棚からは探すのが難しいと思うの…

フィル

探さなくてもあったよ

ソフィア

えっ?あっ!ホントだ

ソフィア

取りに行ってくる!

フィル

うん

ソフィア

暗号は1225

ソフィア

…だよ

フィル

どうしたの?

ソフィア

…ううん、何でもない

ソフィア

箱開けよっか。

僕から見たソフィアはとても寂しそうにみえた

何でもないなんてきっと嘘だと思う

でも僕はそんな事を聞く勇気はなかった

ソフィア

さ、暗号を入れてっと…

ソフィア

あ!開いたよ!

フィル

鍵だ!

ソフィア

これで開けれるね

ソフィア

もう外も暗いし、帰らないといけないね。

フィル

そうだね

僕達はそう話ながらドアの側へ行き

鍵を開けた

するとドアが開いて

外に出られた

その後僕達は図書館を出たところで別れて家に帰った

僕はきっと明日も図書館へ行くと思う

だって、あの子がいるから

第2話 end

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