🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
🍊
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
しのぶの動きが一瞬、ピタッと止まる
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
悲しそうな声でしのぶに問いかければ、しのぶは分かりやすく動揺した
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
素早くベッドから降り、慌てて部屋から去ってしまった
栗花落カナヲ
思った以上の速さに、カナヲは開いたまんまのドアを見つめている事しか出来なかった…
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
しのぶが指差した場所は最近出来たばかりのショッピングモールだ
栗花落カナヲ
平日だというのに、店の中には沢山の人
人混みが苦手なカナヲは眉を八の字に歪めた
胡蝶しのぶ
しのぶは手をパーにし、カナヲに差し伸べた
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
優しい微笑みにドキッとしながらも、差し出された手に触れる
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲは笑顔で応えるも、もやっとした感覚を感じた
胡蝶しのぶ
しのぶの両手には大きな袋が2つ
栗花落カナヲ
カナヲも同様、両手に2つ持っていた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
視線を逸らさずじっと見つめてくるカナヲに、しのぶは顔を赤くする
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは持っていた荷物をカナヲに押し付ける
栗花落カナヲ
飄々とした態度で爽やかな表情で返す
そんな態度にしのぶは口をへの字にさせ怒りながらお手洗いの方へ向かって行った
栗花落カナヲ
……………かれこれ数十分が経ち、カナヲは焦る
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
カナヲは悩みに悩んだ末、探しに行くことを選んだ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
トイレ付近を探すが、一向に見つからない
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
背中に悪寒が走り、冷や汗が止まらない
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
しのぶの声に、カナヲは辺りを見回した
栗花落カナヲ
しのぶは数人の男に囲まれており、逃げ道を塞がれている
男1
男2
男3
胡蝶しのぶ
男4
胡蝶しのぶ
男5
1人の男が、しのぶの顎を強引に掴み自分の方へと顔を向けさせる
胡蝶しのぶ
男5
男3
男1
胡蝶しのぶ
恐怖を感じたしのぶは、逃げようと身体を捻った。その瞬間
男5
しのぶの顎を掴んでいた男が吹っ飛んだ
男2
胡蝶しのぶ
男3
カナヲは無言でもう1人の男に拳を食らわす
男1
栗花落カナヲ
男1
運動能力が抜群に良いカナヲはひょいひょいっと簡単に男共をくたばらせていく
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
気付けばいつの間にか男全員を気絶させていた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
カナヲはしょんぼりと肩を落とす
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲはどこにしのぶがツボったのか分からないが、笑う姿があまりにも可愛く、思わずニヤける
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
ちゅっ、と軽いリップ音と共に頬に柔いものが当たった
それがしのぶの唇だと気付くのに、そんな時間は掛からなかった
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
頬を染め優しく微笑む
栗花落カナヲ
かぁぁっ、とカナヲの顔が赤くなっていく
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶはカナヲに預けていた荷物を持ち、スタスタと先を行ってしまう
しかし、目のいいカナヲは見逃さなかった
髪の隙間から相見える頬や耳は、真っ赤に染まっているのを
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
カナヲは天を仰いだ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
カナヲとしのぶはテーブルの上に買い物袋を置いた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲはしぶしぶと返事をする
栗花落カナヲ
カナヲはその間、ソファーに座り夕飯支度をするしのぶをじっと見つめていた
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲは自信満々に応えた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
そんなことを心の中で叫びながらカナヲは夕食が出来るまで大人しく待っていた
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
食器を片付けながら、他愛もない会話をする
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲは手をグーにして頭を軽く叩く振りをした(しのぶ姉さんのてへっ☆の真似)
胡蝶しのぶ
しのぶは買い物袋をガサゴソ漁る
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
しのぶはこの世の終わりみたいな顔をする
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
一瞬、静寂が訪れた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
時間にしてみればほんの1、2分。しかし体感は1,2年のように長く感じた
栗花落カナヲ
その沈黙を破ったのはカナヲだ
栗花落カナヲ
あの時はしのぶ姉さんを助けることで頭がいっぱいだったが、今思えばあんなに動いたら袋の中身もそりゃあ吹っ飛ぶよな…
と、カナヲは真剣に分析した
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
しのぶの頬に両手を添え、目を合わせる
胡蝶しのぶ
綺麗なすみれ色の瞳が、ゆらゆらと揺れている
その白くぷにぷにな頬や耳、首筋まで紅く染まっていた
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
困惑と、羞恥と、戸惑いでしのぶは言葉に詰まる
しかし、しのぶも考えていることは一緒だった
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そう言い終わるのと同時に、カナヲがしのぶの後頭部に手を回すと唇に柔らかいものがふにっ、と触れた
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
自分の欲望のままに抱いてしまわぬよう、細心の注意を払ってしのぶに触れる
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
ちゅっ、ちゅっ、とリップ音が部屋に響く
キスまで、とは言ったもののこんなに長くキスをした事がないしのぶは唇を重ねる度、ぴくんっと肩が跳ねた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
カナヲはしのぶをソファーに押し倒す
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
カナヲの手が、しのぶの腰を撫で、尻の方へと向かう
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
小鳥が窓の外でチュンチュンと鳴いている
(これが俗に言う朝チュンか…)とカナヲは呑気にそんなことを考えていた
………そんなことを考えている暇はないだろうに
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲは慌ててクローゼットから自分のワイシャツを取り出ししのぶに渡す
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
自分が素っ裸でいるのを思い出し、急いでカナヲも服を着た
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶの横たわっていた部分には、赤い血痕があった
丁度、股辺りのところに
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
カナヲは顔を手で覆い隠してしまった
……泣いているのではない。嬉しいのだ、ただ単純に、嬉しいのだ
彼女の…、しのぶの、
栗花落カナヲ
この血こそが、彼女が処女であった証拠
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
しのぶはカナヲに背を向け、部屋を出ようとする
…しかし、カナヲがしのぶの腕を掴み、引き寄せ、後ろから抱きしめた
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは背伸びをすると、カナヲの唇にちゅっとキスをした
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
未だ何が起きたのか理解しきれていないカナヲを尻目に、しのぶは朝ごはんの支度をしようと、部屋を出___
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶはカナヲの股間部分を見る。と、そこには……
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
なんと立派なキノコ(意味深)が生えていた…
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
栗花落カナヲ
胡蝶しのぶ
しのぶの絶叫が部屋に木霊した……
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
fin
コメント
4件
ありがとうございますありがとうございます
めっちゃよかったですぅううう!💗💗💗