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テラーノベル(Teller Novel)

カノンの恋愛漫画をもとにして作りました!

ぜひ、読んでみてね!

それでは、どうぞ!

そういやさ、
昨日、あんずが
読みたがってた
漫画の続き
買ったけど
今日寄ってく?

杏厨

え?
マジで?

マジマジ

杏厨

んー、
でもなぁ

どうしたんだよ

杏厨

ごめん。
またにする

そうなん?

杏厨

あたし、
これから用事が
あるからさ

珍しいな。
どんな用事
なんだ?

杏厨

恒には内緒

ふーん。
まあ、
いいけど

杏厨

じゃあ、今日は
こっちに行くから

そう言って、幼馴染の杏厨は いつもと違う道の方進んでいった

さて、
どうするか

そう呟いたものの、 俺の中で答えは出ていた。 だって断られることは ないと思っていたから。

あと、あんずが僕に 隠し事をしていることも 気になった

そんなわけで、 後をつけて行くことにした。

そこで、見てしまった。

見知らぬイケメンと 合流する あんずの姿を。

なにやら2人は 仲よさそうに話して、 腕を組んでそのまま 歩いていった。

あれって
彼氏って
ことだよな。
いつの間に

なんだか、複雑な想いが 胸の内に渦巻いていた。

家に帰り、 シャワーを浴びて、夜を食を食べても 夕方の様子頭の中から離れない。

胸がぎゅっと傷んだかと思えば、 ムカムカしたり、

嫉妬してんのかな。
いや。まさか。
だって、あんずだぞ

それこそ、 ガキの頃から一緒だった。 もはや妹みたいなもんだ。

そういえば、 誰かが言ってたっけ 妹に彼氏が出来ると、 ムカムカするって。

別に妹なんか 好きでも何でも ないのにな。

あいつは
そういう時、
どうするって
言ってたっけ

ふわああ
あぁぁぁ。
眠い

目を閉じると、 意識が遠くなっていく。

段々、段々、 手の届かないところへ 意識がいってしまう。

ああ、そうだ。 自分も恋人を作ればいい って言ってたんだ。

そうすれば、妹のことなんか 気にならなくなるって言っていた。 なるほど。恋人ね。確かに

彼女でもいれば、 あんずの代わりに放課後に一緒に 過ごしてくれるかもしれない。

結論が出たところで、 眠りに落ちた。

次の朝、あんずはいつもの 待ち合わせ場所にいた。

杏厨

よっす。
おはよ

おはよ

杏厨

おーん。
恒、ちょっと
かかんで

なんで?

杏厨

いいから

杏厨

寝ぐせついた
ままなんよ

悪いな

杏厨

いーえ。
帰りにアイス
奢ってもらうから
いいよん

有料かよ

杏厨

あったりまえじゃん。
こんな髪型してたら、
女の子にもモテないよ

あのさ、
あんず

杏厨

なにさ、恒

女の子に
モテるのって
どうしたら
いいわけ?

杏厨

急にどした?
彼女でも欲しく
なったか?

まあな

杏厨

ふーん

ふーん、て。
興味なさすぎ
だろ

杏厨

そんなことは
ないけど。
なに?好きな子
とかいるわけ?

いや、
いない

杏厨

即答だし。
じゃあ、なんで

なんとなく

杏厨

なんとなく
彼女が欲しく
なったと

まあ、
そんなとこ

あんずが彼氏といる 姿を見て触発された、 なんて本当のことは 流石に言えなかった。

恋愛漫画もう一つつくりました。

どんどん、いっぱい恋愛漫画作っていきます!

お楽しみに!

バイバイ👋

杏厨

おわそ〜
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