テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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勇者軍の魔王様

第3話 - 勇者のゴブリン対峙

2025年03月15日

#一次創作

#創作ストーリー

#魔王

#勇者

#第4回テノコン

ぽんすけ

場所は人間界王都

そこては勇者出発の大イベントで陽気な音楽がなっていた。

ナイト

ま、間に合ったか？

今、王都についたこの女は元男の魔王。

自身にかけた魔法で失敗し、可愛らしい姿になった。

そして、この王都に来た理由は⸺

ナイト

よーし！！

ナイト

勇者軍に入れてもらうために、頑張るぞ!!

こんな理由でやってくる馬鹿なのだ

ナイト

直接お願いするか？

いや、大馬鹿の間違いかもしれない…

ナイト

『お、あそこに人が大勢。』

ナイト

『多分だけど、あの視線の先に勇者サマがいるんだろうなぁ。』

ナイト

『ここで見るのはやめとこ…』

ナイト

『人酔いしそうだし、』

ナイト

さて、計画たてなきゃ。

勇者

…

ナイト

よし！とりあえず尾行だ！

ナイト

『はぁー。勇者サマ可愛い。』

ナイト

『まじで何回この言葉を言ったことか…』

ナイト

『てかこれ、俺ストーカーみたいじゃん！！』

ベル

…!!ゴブリン!?

ナイト

おろ？あれはゴブリンの群れか。

ナイト

『ゴブリンとは下級魔族で群れで暮らす生き物だ。』

ナイト

あのぐらいの魔族なら今の勇者サマでも倒せるか。

ナイト

『まだ勇者サマのレベルは低い。』

レベルというのはこの世界での強さ表示のことである。

魔族を倒すと経験値というものが落ち、それでレベルアップするのだ。

ナイト

『勇者サマのレベルは多分だけどまだ50ぐらい。』

ナイト

『でも勇者だからレベル50の平均はゆうに越えているだろう。』

ナイト

ゴブリンのレベルは平均30〜60。余裕なは―

ナイト

ッ!?

ナイト

『何だこの気配、レベル200？いやざっと300ぐらいはあるか。』

ナイト

これは勇者サマじゃ無理だな。

ナイト

よし。やっと俺の出番かな。

勇者

何？この気配？

勇者

『この感じ、私とのレベル差、が、ありえないほど、ある？』

勇者

ッ!近づいてくる!!

勇者

…え？

勇者

これってキングゴブリン？

勇者

『確か、キングゴブリンの平均レベルは200前後。』

勇者

あはは。これ、詰んでる気が

キングゴブリンの攻撃が勇者に向けられる⸺

勇者

ッ!!

勇者

…？

勇者

『攻撃が来ない？』

勇者

『私は恐る恐る目を開ける。』

ナイト

大丈夫ですか？勇者サマ？

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ぽんすけ

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