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SnowMan体調不良集

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SnowMan体調不良集

51 - 渡辺翔太💙バス酔いpart1

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2025年07月08日

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佐久間

じゃ、また後でね〜!

今日は、それスノの収録で富士急ハイランドに来ていた。

目の前にはそれスノでロケの収録が終わたばっかりだと言うのに疲れ切った様子もなくブンブンと手を振る"佐久間大介"の姿。

佐久間は、明日から山梨で仕事があると言う事で山梨に残り、俺を入れて8人のメンバーは東京へロケバスで帰ることになっていた。

そんな様子を見ていた翔太は、思わずげんなりと顔をしかめてしまった。そして心の中で、ポツリと溢す。

渡辺

(…佐久間…絶対許さない)

なぜ翔太がそう思うのかには、もちろん理由があった。それは、今日のお昼休憩中の事だった。

佐久間

お、翔太の隣空いてんじゃん座っていい?

渡辺

いいよ。

佐久間

おじゃましま〜す。

佐久間

えっ!?

渡辺

ビクッ

佐久間

翔太それだけしか、食べないの!?

渡辺

え〜、まぁうん。

翔太のお昼ご飯は、サラダだけだった。 今度のドラマの役作りで体型を維持していたのだ。それと、俺は元々酔いやすい体質なので、帰りのロケバスで酔わないようにあまり食べないようにしていただけだった。

渡辺

でも、今度の役作りの為だし。

佐久間

にしても、量少なすぎ!!

佐久間

これじゃ、午後の収録倒れちゃうからコレ俺のだけどあげるから!!

渡辺

え、大丈夫だよ。

佐久間

だめ〜、翔太が倒れたら俺死んじゃうし!

と、何らかの理由で俺の口の中に食べさせようとしてくる。ため、一つくらいならと思って諦めて食べる事にした。でも、俺の秘密な所でうどんを注文したらしく、コレも食べてと言わんばかりに、食べてしまった。

佐久間

翔太今度、ドラマの撮影でしょ?いっぱい食べて筋肉つけろよ〜

渡辺

あ、ありがと…。

好意でやってくれているのは100も承知だ。だからこそ断りづらい。

結局佐久間の圧におされ、佐久間から貰った食べ物やうどんなどを満腹まで食べた翔太は、帰りのロケバスの前で眉間に皺を寄せていた。

渡辺

(帰りのロケバスで酔わないように、してたのに…)

向井

しょっぴー乗らへんの?

渡辺

…乗る…俺窓際が良いから代わってほしい

向井

えー、俺景色見たかったんに…

行きに散々見ただろ、と突っ込もうかと思ったが面倒になって飲み込む。 まぁいいや、どうせ寝るから…とあくびをしながら言う向井を横目に、翔太はロケバスに乗り込んだ。

ガタッ、ガタ…と車内が揺れる。 全くどうしてこう道が悪いんだろうか…もう少し整備してほしい、なんて考えながら隣の向井をちらりと見る。

渡辺

(…寝てる)

まだ発車して10分も経っていないのによく眠れるな…そう思って前後を見ればほとんどのメンバーが寝ていた。酔ったとき唯一助けを求められそうな幼馴染の涼太はアイマスクを被って完全に爆睡状態だ。

渡辺

…ふー…っ

ああ、なんか既に胃が気持ち悪い気がしてきた。 冷房が効いているのもあるだろうが全身から血の気が引いていく感覚。

渡辺

あーもうこれ…絶対酔うやつ…

今からでも寝よう…そう思っても気にし始めると胃の不快感が気になって眠れない。だからといって寝ようとする以外の対処法がない。 誰かと喋っていれば緩和するらしいが、そんなことで隣の向井を起こすわけにもいかない。

渡辺

(気持ち悪くなってきた…)

気休めにお腹を擦ってみても、不快感はなくなりそうにない。さらに頭まで痛くなって、もう完全にバス酔いの症状が出始めていた。

渡辺

…ふっ、ぐ…っ

大きな揺れに、思わず喉がひきつる。 生唾も出てきて、自分が吐くだろうということを悟った俺は最悪の事態に備えて袋を用意…しようとしたのだが。

渡辺

(…あれ、どこ…)

袋は持ってきたはずだ。なのに…ない?いや、多分奥の方にあるというだけなのだが、この調子だとそれを見つける前に限界が来そうだった。

渡辺

ん…っ、はぁ、きもちわる…うっ

気分の悪さを自覚してから、限界がくるのは案外早かった。 少しでも落ち着けようと、ゆっくり深呼吸をしてみても勝手に嘔吐いてしまう。

向井

…しょっぴー?

そんな時、聞こえてきたのは向井の声だった。

渡辺

(…ちょ、待って…なんでよりにもよって今…)

呼び掛けに応えようにも、今喋ったら胃の中のものが出てきそうでそれどころではない。 しかし口を開かなくとも襲ってくる吐き気は、何度も俺を嘔吐かせ、さすがの向井も状況を理解したようだった。

向井

バス酔い?

リーダーの照兄は起きているだろうか。そんな事を考える間にも、しょっぴーが生唾を飲み込む音が仕切りに聞こえてくる。

向井

(何か袋は…、)

そう思った次の瞬間。

渡辺

ごぼっ…

向井

わっ、しょっぴー…!

渡辺

う"…うぇ…こ、じ…手、どけて…

やってしまった、と思ったときには遅かった。俺の吐いたものは向井の手によって受け止められ、バスの床を濡らさなかったのは良かったかもしれないが、後輩の手を汚してしまうのもなかなかメンタルにくるものがある。 向井はというと、受け止めた少量の吐瀉物を溢さないように自分の持っていたタオルに落とし、そのタオルを半分に折って俺の口元にあてた。

向井

と、取り敢えずこれ…!

渡辺

うっ…それ、康二の…でしょ…げほっ

向井

別にかまへん!そこまでお気に入りでも…

それを向井が全部言い終わる前に、また俺の背中が跳ねる。

渡辺

おぇっ…げぇ、っごぽ、う"ぇ"ぇ…

今度は一気に胃の中身が出てきて、タオルは吐瀉物を受け止めて色を変えていく。 タオルだけではやはり無理があるか…向井がそう思っていると、前の席から目黒がやってきた。

目黒

翔太くん、酔ったの?大丈夫!?

向井

めめ、袋持ってる?

向井がそう聞くと、めめ…ではなく後ろから誰かの声がした。

深澤

袋なら持ってるけど?…って翔太!?大丈夫!?

向井

ふっかさん!しょっぴーがバスに酔っちゃって…

深澤

もう吐いちゃったか〜…

深澤

てか、照と舘起きて

岩本

え?

宮舘

どうした?

深澤は取り出した袋を向井に渡すと、隣にいた舘と照を起こした。

深澤

翔太がバス酔っちゃったらしい

岩本

マジか、どうする?一回停めてもらおうか?

その言葉には、翔太自身がふるふると首を横に振った。

渡辺

ムリ…停めたとしてもおさまる気しない…

向井

しょっぴー、袋…

…ごめん、ありがとう康二…ふっかも

もんちっち

しょっぴーのバス酔いpart1一旦ここまでにするね!

もんちっち

最後まで、見てくれてありがとう!

もんちっち

今日から、ふっかのドラマ始まったよね!来週も楽しみ!!

もんちっち

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