俺は家族なんか要らんって思ってた
俺は1人でもやっていけてた
『暴君暴虐の王』
元王族で堅苦しい生活が嫌いやった
俺自身の『特別扱い』が嫌いやった
権力に寄ってくる奴もおったし
そないイケメンって訳でもないのに媚び売って引っ付いてくる女どももおったし
正直、先輩もその1人やと思ってた
でも、違ったんや
先輩は俺にとって
特別な存在なんや
コネシマ
鬱
ヒソヒソ
コネシマ
鬱
ヒソヒソ
コネシマ
鬱
コネシマ
鬱と話していたも俺の話をされている事がわかる明らかな陰口
当時からグルッぺンは一目置かれた存在
そのグルッペンに気に入られているという事実だけが、俺を特別扱いする
鬱
コネシマ
鬱と別れた瞬間、近くにいた奴が俺に近付いてくる
紬
コネシマ
紬
コネシマ
紬
コネシマ
紬
コネシマ
サクラ
紬
コネシマ
紬
サクラ
紬
サクラ
サクラ
紬
サクラ
コネシマ
紬
サクラ
サクラ
紬
サクラ
サクラ
紬
サクラ
紬
そう言って、あいつは立ち去った
かっこよかった
特別な存在ってのは、この人のことを言うんやと思った
サクラ
コネシマ
コネシマ
サクラ
コネシマ
サクラ
コネシマ
サクラ
権力になびかない
俺に媚びを売らない
俺はこの人の『特別』でありたい
そう、思ったんや
その為に、いっぱい頑張った
苦手やった勉強も頑張ったし
そのおかげで本の魅力にも気付けたしな
でも、先輩はどんだけ頑張っても遥か上におった
当たり前やと思ったで?
俺の特別な存在が俺より下な訳ないからな!
やからさ
俺以外の奴を
特別扱いしやんでくれ
俺が先輩にとっての特別やろ?
なぁ?先輩?
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