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松彦 星
不在着信
織姫 琴
松彦 星
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織姫 琴
織姫 琴
私の名前は「織姫 琴」17歳。 高校2年生
両親の離婚が原因で 6年間、 双子の兄と離れて暮らしていた。
私の双子の兄、 「松彦 星(まつひこ せい)」 年齢は当然私と同じ17歳の高校生。
離婚の影響で、 私は母方の姓「織姫」になり 兄は父方の姓「松彦」になった。
松彦 星
織姫 琴
松彦 星
松彦 星
松彦 星
織姫 琴
織姫 琴
松彦 星
私は母と共に地元を出て、 兄は父と実家に残ったのだ。
織姫 琴
松彦 星
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松彦 星
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松彦 星
織姫 琴
織姫 琴
松彦 星
織姫 琴
重ねに重ねた家族会議の末、 ようやく、また1つの家に 戻ることになった。
しかし、母はまだ納得できてない所があるらしく、 再婚はしていない状態だった。
松彦 星
織姫 琴
松彦 星
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織姫 琴
松彦 星
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松彦 星
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松彦 星
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織姫 琴
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松彦 星
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織姫 琴
松彦 星
織姫 琴
松彦 星
松彦 星
織姫 琴
織姫 琴
松彦 星
星(せい)とのラインを終わらせ、私は目を閉じた。
織姫 琴
私は嘘をついた。
本当は、家族になんか戻りたくない。
同じ苗字になんて、戻りたくない。
織姫 琴
私は、血の繋がった実の双子に 恋情を抱いてる。
幼い頃からずっと。
何度も、何度も夢みたのだ。 星と他人として生まれ、恋に落ちる物語を。
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
今回の両親の復縁は、私にとっては死刑宣告と同じだった。
苗字が変わって、 住む家が変わって
やっと、他人になれた気がしたのに
それでも…
松彦 星
そう嬉しそうに笑う星を 裏切りたくなくて
嫌われたくなくて
そして、 私自身も、星を家族として大切に思う気持ちもある。
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
星祭り。七夕。誕生日。 全部昔から嫌い。
特に七夕は、 その物語を聞いた時から、 大嫌いだった。
「織姫」と「彦星」が 天の川をまたいで引き離され、 1年に一度しか会えなくなる。
だから何だと言うのか。 1年に一度でも、恋人としていることを許されるなんて羨ましい。
血が繋がってなくて良かったね。
双子は、365日一緒にいれたって、恋仲になることは けして許されない。
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
そう呟き、部屋から見える星空には
ベガとデネブとアルタイルが織りなす、夏の大三角形が輝いていた。
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
織姫 琴
私の目からも、 星がポタポタと落ちていった。