「璃乃!!」
間宮がイクと同時にドアが開き名前を叫ばれる───
水波 璃乃
間宮 龍也
来栖 璃央
間宮 龍也
来栖 璃央
水波 璃乃
璃央くんに見られた…
もうやだ…
消えて居なくなりたい…
間宮 龍也
ガシッ!
来栖 璃央
間宮 龍也
来栖 璃央
水波 璃乃
来栖 璃央
水波 璃乃
来栖 璃央
来栖 璃央
この場から早く立ち去りたい…
そう思った私は急いで制服を整え教室を出た───
音楽室を出てそのまま下駄箱に向かい 靴を履き替えようとしたとき────
ガシッ!
水波 璃乃
璃央くん…
来栖 璃央
なんで?
なんで璃央くんが謝るの…
水波 璃乃
スっ───
来栖 璃央
水波 璃乃
璃央が離した後の手首に冷たい感触が残った───
水波 璃乃
来栖 璃央
水波 璃乃
来栖 璃央
水波 璃乃
ついさっきまでの記憶が蘇り過呼吸を起こしかける───
グイッ
璃央に優しく抱きしめられる
来栖 璃央
水波 璃乃
来栖 璃央
ダメだ…立ってられない…
足に力が入らない…
ガクッ───
来栖 璃央
璃乃を保健室で休ませ俺は怪我の手当をしてもらった───
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
来栖 璃央
養護教諭
養護教諭
ベッドに横になるとほんの数分で眠りにおちた───
水波 璃乃
水波 璃乃
そーっと体を起こしベッドを降りてカーテンを引く───
養護教諭
水波 璃乃
養護教諭
忘れてない…
全部覚えてるんだ…
璃央くんに連れてこられたこともわかってる…
水波 璃乃
ギュッ───