TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

らっだぁ

ぺいんと〜朝だよ?

ぺいんと

んぇ?

夜遅くまで考え事をしていたせいもあってか、あまり寝れていない。

そんなこと知りもしないらっだぁは、僕の布団を引き剥がす。

ぺいんと

んぁぁぁあーーーまだ寝る!!

らっだぁ

おいー

らっだぁ

今日はぺいんとの歓迎会もあるんだよ?だから起きてね

ぺいんと

え!?そんなのあるの!?

らっだぁ

あるに決まってるじゃん!時間は10時から!ちなみに今は9時ね

ぺいんと

…マジ?

らっだぁ

マジ

思っていたよりも寝ていたようで、さすがにまずいと思った。

どうにかして重い体を起こしながらベッドを降りる。

らっだぁ

あの〜、服はるいさんから今日支給されるって!

ぺいんと

わかった

その後雑談をしながらいろいろ準備やらなんやらをしていた。

僕の歓迎会?はあの最初に行った本部でやるらしい。服はそのままで行く。

結局…しにがみくんは何を話そううとしていたのか。

そんなもやもやとした気持ちが残ったが、歓迎会だ、できるだけ楽しもう。

  

  

歓迎会は本部…まぁ、事務所のような小さい空間だったが、騒がしく、とても楽しいしものとなった。

机にはたくさんのご馳走やシャンパンが立ち並び、笑顔で飲み食いしていた。

そこにしにがみの姿はなかったが、しばらくして本部へと顔を出した。だかやはり元気がないように見える。隈がひどく、活気がまったくと言っていいほどなかった。

小走りで近づき、声をかける。

ぺいんと

大丈夫…?

しにがみは黙って微笑んだ。無理をしているのだろう、心は笑っていない気がする。

どうにかして聞き出そうとしてみるも、失敗に終わった。

そんなとき、ガラスが割れるような音がした。みんなが一点に注目して、驚いた顔をした者もいれば、不安そうな顔をした者もいる。みんなの注目が集まっているのは、部屋の端。

ぺいんと

何があった…?

しにがみ

…見に行ってみますか

駆け足で注目の集まるところへ向かうと、割れたグラスが床に飛び散っているのと共に、らっだぁが倒れていた。

ぺいんと

らっだぁ…!

しにがみ

らっだぁさん…!?

ぺいんと

あ…!あの…!どうして…こうなったのか…!わかる方居ますか…!?

すぐさま尋ねると、近くにいた人が答えた。

モブさん

ここらへんでらっだぁと数人で飲んでたら、急に気を失って倒れたんだ。

ぺいんと

…!

モブさん

…しにがみ、大丈夫か…?

しにがみ

ら…らっだぁ…さん…

パニックになっていたしにがみも、周囲の人の声掛けで徐々に落ち着きを取り戻していた。

らっだぁは、原因不明のため…医務室で専属の医者に診てもらうことになった。 突然こんなことが起きて、みんなパニックになってしまうから、と、るいさんが急遽歓迎会を終了し、各自の部屋に戻れと言った。

ぺいんと

らっだぁ…無事だといいね…

しにがみ

そ…う…です……ね…

本部の事務所で二人きり。無言が続き、僕が、「部屋に戻ろう」と声をかけたが、しにがみが突然話を始めた。

しにがみ

あの、ぺいんとさん

ぺいんと

なに…?

しにがみ

僕…もう限界です

しにがみ

これ以上、殺し屋を続けれる気がしません

ぺいんと

な…!なんで急に…!!

しにがみ

…この仕事は、失うものが多いんです

しにがみ

家族、友人、自分自身の心……

しにがみ

もうこれ以上、誰かを殺したり、拷問をすることをしたくありません……

しにがみは小さくなって、僕の服の裾を小さく引いた。声も震えている。

ぺいんと

しにがみ

……ごめんなさい
突然こんな話をしてしまって…

しにがみ

ぺいんとさんは今日から入るって言うのに…
こんなこと言っても、意味がわからないと思うこと…自分でも分かっています…

ぺいんと

わ…かんない…よ…!!なんで…!

しにがみは諦めたような笑顔で、でも淡々と続ける。

しにがみ

でも僕はこれ以上、続けることはできないんです…

いれーさー

切ります…!

いれーさー

タップ、またはスクロールお疲れ様でした…!

いれーさー

あと…投稿遅くなりごめんなさい…。
久しぶりに書いたので文章に違和感があるかもしれなかったです…
もっと早く投稿できるよう昇進したいです…!!

いれーさー

それと、読んでいただきありがとうございました…!

いれーさー

もしよろしければいいね、フォロー、コメントよろしくです……!

いれーさー

それではまた次回…!

いれーさー

ばいれ〜!

この作品はいかがでしたか?

128

コメント

3

ユーザー

あおいのおおおおおっ!!!!!! しにがみ君、ほんとに優しいんだろうなぁ……辛いよなぁ 優しい人からするとほんとに〇し屋は苦行だからなぁ……続き待ってます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚