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兄と私の禁断の恋っ!11

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兄と私の禁断の恋っ!11

1 - 兄と私の禁断の恋っ!11

♥

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2019年11月15日

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えっ、

私、廉君に殴られたの...?

そうだ、竜君を守ったんだ...

それにしても....ここどこなの?

暗くて...怖い

いくら走ってもゴールがない....

怖いよ、

助けて...

廉君...

廉君っ...!

助けて...!

廉....君、

廉君....

(俺の名前を必死に呼んでる...)

(助けないと....)

桜っ...

桜っ...?

起きて.....

廉君...

廉君っ......!!

......

桜っ....

桜っ.......?

っ....!

(廉君だ...)

廉君っ.....!!

あ、ボヤァ~てする、

バタッ

んっ、

(あれっ!?息が出来な....)

(えっ!?)

息が出来ないのは、柔らかくて暖かい 物が、自分の口に触れてたからだった。

んっ、?

あ、お、起きた....

/////

あっ、ごめん...!

本当ごめん

廉君、今...何してたの?

人工呼吸....してた、

(それって、キス...!?)

え、えぇぇ!

本当ごめんな!

でも、俺は桜を助けたかったから。

.....

ありがとう...。

ん。いいよ。

でも心配したよ....

あははっ、ごめんねっ!

気を失ってる間、ずっと俺のこと叫んでた。

え、えぇ!?

なぁ、竜とはどうするんだ?

えっ、竜君....

(竜君は、あぁ見えて優しい所もあるけど...)

(私が倒れたとき..助けてくれなかった...?)

私、竜君と別れようかな...

.....

いろいろ優しい所もあるけど...

倒れたとき助けてくれなかったし、

本当っ、廉君のおかげだよっ!

廉君は優しく微笑んだ。 私は廉君の笑顔が好き

それにしても、倒れたときはさすがにびっくりしたよ

それは、廉君が殴ったんじゃない

あははっ、ごめんごめん

でも、起きてくれてよかったよ...。

大好きな桜が居なくなっちゃ、

嫌だから。

えっ、

(だめだ私、こう言う時に細かいこと気にしちゃうんだから、)

(でも、あれは確実に大好きって言った..。)

(その大好きは.....、)

ねぇ、それって....

.....?

妹として...?

なぁ、毎回思うんだけどさ

なんでいつもそんなこと聞くの?

えっ...?

なんのために聞くの?

それは、

廉君の本性が知りたいから...。

(例え傷つく答えでも、)

(その気持ちをずっと隠される方が辛い。)

だから、

本当のこと、聞かせて。

はぁ.....

(ま、まずいこと聞いちゃったかな...!?)

い、嫌なら全然いいんだ....

っ....!?

ん、

ん、

私のテンパる声を廉君は柔らかい感触のもので ふさいでくれた。

(い、今...どうなってるの、)

.....、

分かった....?

これが俺の本音

ちょっと...、廉君

兄妹だからこんなことしちゃいけない。

でも、俺の気持ちをしってほしい。

.....、

それと、竜とは別れないで欲しい。

えっ、なんで...?

付き合ってそうそう別れるのも良くないし、

付き合ってたらもっと、本当の気持ちが知れるかもしれないだろ?

桜には色んな経験をしてほしいから。

まだ、無理せず付き合ってあげて。

.....

分かった。

その代わり、なにかあったらすぐ言えよ。

うんっ!

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