テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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sha

黄瀬 紗桜
↪︎高校2年生
↪︎カッターキャーされ嫌われる

ut

大島 鬱
↪︎高校2年生
↪︎カッターキャーを少し怪しんでいる

rbr

天野 呂戊太
↪︎高校2年生
↪︎シャオロンの元マブダチ

zm

鳥井 希
↪︎高校2年生
↪︎カッターキャーした側の味方

kn

小島 恋音
↪︎高校三年生
↪︎カッターキャーした側の味方

tn

椿井 豚平
↪︎高校三年生
↪︎カッターキャーした側の味方

syp

檬陽 諸日
↪︎高校一年生
↪︎カッターキャーした側の味方

ci

瑞穂 茅野
↪︎高校一年生
↪︎カッターキャーした側の味方

gr

黒木 愚瑠
↪︎高校三年生
↪︎特に誰の味方でもない。というか寧ろどう転ぶか楽しんでる

sha

くぁ〜っ…

俺はベッドから体を起こして大きく伸びをした

ちらりと時計に目をやると時間は6:30

俺にしては珍しく7:00前に起きたようだ

sha

準備するかぁ…

眠さを我慢しながら2階にある自室からリビングに降りる

キッチンの戸棚からパンを取り出し、もぐもぐと頬張る

身支度を整え、忘れ物をないか確認していると唐突に家のチャイムが鳴った

シャオローン!!!!!

sha

五月蝿い五月蝿い!

壁に扉に、障害物があって尚鼓膜をビリビリと震わす彼奴の大声に文句を言う

毎日起こしに来てくれるのはありがたいが、流石に五月蝿い

入るでー?

sha

好きにしろー

起こしに来るしマブダチということで彼奴は俺の家の合鍵を持っている

ガチャっとドアが開く音がした後にいつもの低い位置にある頭が見えた

sha

お、ロボロはよー

rbr

ん、おはよ

rbr

今日朝飯食い忘れたからパンちょうだい

sha

え〜、お前俺の数倍食うやん

rbr

あんさんが食わなすぎるだけやわ!!!

sha

いつもの場所に入ってるんでどうぞ〜

rbr

はーい

ロボロは戸棚に背伸びをして手を伸ばしている

プルプルと足が震えていて、俺は仕方ないなぁと代わりにパンを取ってあげた

rbr

…ありがと

sha

どーも

rbr

てか時間ヤバくね?

sha

え?

時計を見ると7:40

遅刻確定というわけではないが遅刻寸前という感じだ

俺たち2人は顔を見合わせて慌てて家を出た

…何彼奴…!

嘘の仮面が壊れるまで

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