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ブルーン

いつものバス停で降りた

家から少し離れたところから

バスに乗って学校に向かう

僕の日常だ

バスに乗ると大体決まった人が 乗っているが今日は違う

同じ学校の人

近所に住んでいる御老人

友達と遊びに行く若人

今は夏休みだ

街は休みを満喫してる人でいっぱいだ

僕は部活で学校に 行かなければいけない

もうすぐ学校だ

いつも降りるバス停留所から

10分程歩いた

新道 行足

お!休みなのにご苦労さん♪

東雲 圭斗

うるさい

新道 行足

酷いな〜

東雲 圭斗

さっさと活動を始めろ

新道 行足

はいはい、わかりましたよ

新道 行足

ところでさ

東雲 圭斗

何?

新道 行足

いや、なんでもない

東雲 圭斗

なんだよ

新道 行足

気にしないでいいよ〜♪

東雲 圭斗

腹立つなぁ

新道 行足

怒んないでよ〜圭斗君♪

東雲 圭斗

はいはい、集中しなさい

新道 行足

はーい♪

今日はいつもより疲れた

そう思いながらバス停に向かった

いつも通りバスに乗った

いつも通り、定席に座った

だがバスの中でいつも通りでは ないことが起きようとしていた

いや、起きていた

見覚えのある立ち姿

見覚えのあるあの横顔

その女性は恋人によく似ていた

彼女の頬には一粒の雫が見えた

僕は衝動的に話しかけてしまった

僕がいつも降りるバス停留所で

偶然にも彼女も降りた

たまたま降りるところが 一緒だったので

少し話をした

東雲 圭斗

何してたんですか?

???

悩み事をしていて...

???

少し歩いていたら

???

いつの間にかここまで来てて...

東雲 圭斗

気をつけた方がいいですよ

東雲 圭斗

もう外も暗いし

東雲 圭斗

女性一人では危ない

???

そうですよね...

東雲 圭斗

...何を悩んでたんですか?

???

お別れしたいんです

東雲 圭斗

...恋人?

何故かその言葉が出てきた

???

...はい

???

私、もう死ぬんです

東雲 圭斗

...え?

???

それでいい方法がないかと

???

ずっと悩んでいたんです

???

そうだ!

???

私に協力してください!

東雲 圭斗

え?

???

貴方に説得してもらえば

???

わかってくれるかも
しれません!

東雲 圭斗

えっ、ちょっ...

???

明日またこのバス停で!

東雲 圭斗

あ、えっ

???

それでは!

半ば強制的に約束をさせられた

来るしかないのだろう

ーー次の日ーー

東雲 圭斗

あっ、いた

???

ちゃんと来てくれた!

東雲 圭斗

そりゃ来ますよ

東雲 圭斗

ところで恋人さんは?

???

...来ないよ

東雲 圭斗

...え?

???

覚えてる?

???

ここ私達が初デートで

???

集合した場所なんだよ

???

ごめんね、急にいなくなって

東雲 圭斗

それってどういう

僕は久しぶりに動揺した

???

私は、君とお別れをしに来たの

東雲 圭斗

...え?

???

沢山ありがとう!

東雲 圭斗

待って!

???

最後に名前を呼んで?

東雲 圭斗

...っ!

東雲 圭斗

水葵!

深川 水葵

ありがとう、圭斗!

深川 水葵

そして_

「さよなら」と彼女が告げた

その瞬間に彼女は

塵も残らず消えてしまった

それは3年前に亡くなった

僕の彼女の美しくも

儚げな下手くそな笑顔だった

僕は一人バス停に取り残された

このバス停の名前は

「追憶の墓」

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