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ブルーン
いつものバス停で降りた
家から少し離れたところから
バスに乗って学校に向かう
僕の日常だ
バスに乗ると大体決まった人が 乗っているが今日は違う
同じ学校の人
近所に住んでいる御老人
友達と遊びに行く若人
今は夏休みだ
街は休みを満喫してる人でいっぱいだ
僕は部活で学校に 行かなければいけない
もうすぐ学校だ
いつも降りるバス停留所から
10分程歩いた
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
東雲 圭斗
新道 行足
今日はいつもより疲れた
そう思いながらバス停に向かった
いつも通りバスに乗った
いつも通り、定席に座った
だがバスの中でいつも通りでは ないことが起きようとしていた
いや、起きていた
見覚えのある立ち姿
見覚えのあるあの横顔
その女性は恋人によく似ていた
彼女の頬には一粒の雫が見えた
僕は衝動的に話しかけてしまった
僕がいつも降りるバス停留所で
偶然にも彼女も降りた
たまたま降りるところが 一緒だったので
少し話をした
東雲 圭斗
???
???
???
東雲 圭斗
東雲 圭斗
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
何故かその言葉が出てきた
???
???
東雲 圭斗
???
???
???
???
東雲 圭斗
???
???
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
???
半ば強制的に約束をさせられた
来るしかないのだろう
ーー次の日ーー
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
???
???
???
???
東雲 圭斗
僕は久しぶりに動揺した
???
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
???
東雲 圭斗
東雲 圭斗
深川 水葵
深川 水葵
「さよなら」と彼女が告げた
その瞬間に彼女は
塵も残らず消えてしまった
それは3年前に亡くなった
僕の彼女の美しくも
儚げな下手くそな笑顔だった
僕は一人バス停に取り残された
このバス停の名前は
「追憶の墓」