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、、、、、、

………?

こ、ここは…………

そう口に出したその瞬間、さっきまでの記憶が痛いほどにフラッシュバックする

そ、そ、そうだ…………

駅で……る、るいに…………

……僕がどうしたの?

ヒッ……

る、るい………

あぁ、類だよ。

類がどうしたんだい?

な、なんで……お、オレのこと……

ん?司くんのことを?

さ、拐ったんだ………?

………

おやおや、僕は拐ったつもりなんてなかったんだけどねぇ

ただ、司くんが寝ちゃったからお家につれてきただけだよ?

そ、そうなのか?

確かにここは、監禁とかの話でよく見る真っ暗な場所ではなく、普通の部屋みたいだ。

そ、そうか……すまん……かんちがいして……

あぁ、別に、大したことじゃないからね。

家族が倒れたら抱えて家に帰るのが普通だろう?

今、家族って言ったか? いや、気の所為だ。だってあのる……

何処って……

僕達の家だけど♡?

!?

ヴグッ……

思い出した記憶とともに吐き気が迫ってきて、オレは危うく類の上に吐いてしまうところだった。

……司くん?

……大丈夫かい?オロオロ

……はぁ……はぁ………

だ、大丈夫だ………すまんな………

おえっ

「大丈夫」とは言ったものの、オレはやはり吐いてしまい、類に少し嘔吐物かかかってしまった。

(マズい……こういうのって大抵殴られる……!)

ご、ごめんな……さいっ……許して……殴らないで………

……司くん

………?ビクッ

そんなに怯えないでよ。家族にそんな酷いことするわけ無いだろう?

……!

どうやら、類はオレの思っている監禁とは違うものをしてるようだ、安心。 ……いや、安心ではないな。

そ、そうだよな……類だもんな……

あぁ!類だから、安心してくれ。

とりあえず、嘔吐物を片付けるから、司くんは、ベッドで横になっていてくれ

洗面器はいるかい?

あ、あぁ……念の為……頼む………

分かったよ

そして、類は部屋を出ていく

類はオレを奴隷やら何やらにするつもりはないらしい。 でも、これって……

誘拐、だよな。

でも…類なら……帰してくれる………よな

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