TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

昨日ワケあって奪われました

一覧ページ

「昨日ワケあって奪われました」のメインビジュアル

昨日ワケあって奪われました

15 - 昨日ワケあって奪われました15

♥

1,012

2019年06月05日

シェアするシェアする
報告する

美山 夏希(みやま なつき)

…っ、怖い、、。

とても、、怖い

何も、見えなくて、、ただただ暗闇が続くだけ。

キミの所へ、行きたい。

キミの温もりを感じたい。

…でも、私はキミを傷付けてしまった。

美山 夏希(みやま なつき)

…行って、、良いのかな?

そう、、思ってしまう。

…でも、、謝って、お礼を言わなきゃ!!

お姉ちゃんと約束、、したから。

???

…き。、、

???

夏希、、。

誰かが、私を呼んでいる。

???

…目、、、覚ませよ。

嗚呼。きっと、、この声は、、。

美山 夏希(みやま なつき)

ふふっ、、、笑

その途端、、光が、、

美山 夏希(みやま なつき)

…っ!、、眩し、、!

ぱちっ(目を開ける)

美山 夏希(みやま なつき)

…ん、、、。

???

な、つき?、、夏希?!

美山 夏希(みやま なつき)

…しぶ、、た、に、、くん?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

本当に、、、本当に良かった!!泣

気付けば、、キミは泣いていた。

お母さん

…夏希?!、、目、、覚ましたの?!

美山 夏希(みやま なつき)

あ、、お母さん。

なんだ、、良いムードだったのにぃ?!

お母さんめ!!

お母さん

何よっ!、、あんたが目覚ましたから、喜んでたのに、、

お母さん

「せっかく、二人きりだと思ってたのに〜」なんて、考えてたでしょ!

美山 夏希(みやま なつき)

ギクッ?!

美山 夏希(みやま なつき)

そ、そそ、そんな事ないよ、よ。

お母さん

あんた、バレバレなのよっ!笑

お母さん

安心しなさい、先生が、来て診察終われば、お母さん、帰るから。

美山 夏希(みやま なつき)

本当に?!

お母さん

あら、もうちょっと、居ようかしら。

美山 夏希(みやま なつき)

やだ!!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

へ?

美山 夏希(みやま なつき)

…あ、、。////

言ってから、物凄く、恥ずかしいことを言ったと、後悔した。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…ははっ、、笑

お母さん

ふふっ、笑

美山 夏希(みやま なつき)

な、なんで、笑うのさぁーー!////

お母さん

夏希の彼氏が、渋谷くんで良かったわぁ。

お母さん

でも、、渋谷くんの事、どこかで見たような。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

あ、、光希さんの、、元カレです。

彼は、哀しげな顔をした。

そりゃそうだ。

お姉ちゃんも、この様な事になって、亡くなった。

お母さん

嘘っ、、。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…すみません。俺が居ながら、光希さんの事を、、

お母さん

こんな、偶然あるの?!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…え?

美山 夏希(みやま なつき)

…え?

私と、渋谷くんは、同じ様な反応をした。

だって、思い掛けない言葉だったから。

お母さん

まさか、光希ときて、夏希の事を選んでくれて、、

お母さん

本当にありがとうね。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

え、、と、、。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

怒らないんですか?

お母さん

あら、、どうして、怒る必要があるの?

美山 夏希(みやま なつき)

お、お母さん。

うちの母親って、、、なんかオカシイ?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

だって、俺が光希さんを、、殺したも同然なんじゃ、、

お母さん

なーに、言ってんのよっ!笑

お母さん

貴方が、悪いワケじゃないでしょ?それに、、貴方のお兄さんも。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

え?、、でも、、アイツは!!

お母さん

…きっと、ワケがあると思うのよ。貴方のお兄さん。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

な、なんで、そう言えるんですか?!

お母さん

優さん、、だったかしら?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…はい。

お母さん

優さんね、、あの後、謝りに来たのよ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…え?

美山 夏希(みやま なつき)

え?

美山 夏希(みやま なつき)

ゆ、優先輩が?!

この前、、事故に会う前、優先輩にあんな事されたのに、、。

お母さん

えぇ。、、最初は、私も怒りで狂いそうになったわ。

お母さん

大事な、娘が亡くなったんですもの。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…。

お母さん

でもね、優さんの話、、聞いたらね、怒りなんて治まっちゃったわ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

ど、どうして!?

お母さん

優さんね、、こんな事言ってたの。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

美山 光希さんのお母様ですか?

お母さん

え?、、は、はい。そうですが。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

単刀直入に、言わせて頂きます。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…光希さんが、亡くなった原因は、俺にあります。

お母さん

…え?

渋谷 優(しぶたに ゆう)

なので、光輝を、弟を責めないで欲しいんです。

お母さん

…どういう事ですか?

渋谷 優(しぶたに ゆう)

光希さんが、事故にあったのは、俺が追い詰めたからなんです。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

光希さんが、、俺の、、亡くなった彼女に、、良く似てて、、。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

それで、、、しかし、許されない事とは、分かっています。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

ですが、弟には、一切の責任はありません。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

許してもらうつもりは、一切も有りません。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

訴えるならば、お願いします。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

では、、、。

お母さん

そう、、、言っていたのよ。

亡くなった、、彼女?

お姉ちゃんに、、似てる?

…罪を、、全て1人で、背負おうとしている。

いや、渋谷くんは、悪くないと思うけど、、。

…優先輩は、弟想いで、、彼女さんへの想いも強い、、。

ただ、、優しい人の、塊なんじゃ、、と思ってしまう。

あれだけ、傷ついてた自分を退けて、、思ってしまった。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

は?、、、あの、、クソ兄貴が、、

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

なん、、で?、、意味が、、ワカンねぇ。

渋谷くんも、、混乱してる

当たり前だ。私も混乱してるんだから。

お母さん

あんな事、言われたら怒りも失せたし、本当は、優しい人なんじゃないか、、って思ったの。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…何だよ、、クソ兄貴が!!

美山 夏希(みやま なつき)

私も、、そう思った。

お母さん

…でしょ?

お母さん

だから、貴方達は、自分を責めなくて良いわ。怒ってないもの。

お母さん

光希も、、怒ってないと思うわ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…ありがとう、、ございます。

渋谷くんは、ムスッとして、泣きながら、、そう言った。

お母さん

…あら、もうこんな時間。

お母さん

お母さん、帰るわね。渋谷くんも早々に帰ることよ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

はい。ありがとうございました。

美山 夏希(みやま なつき)

バイバーイ。

お母さん

じゃあね。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…。

美山 夏希(みやま なつき)

…。

と、そこへ、、。

ガラッ!

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…あ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…っ!

渋谷 優(しぶたに ゆう)

夏希ちゃん、目、覚めたんだ。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

良かった。

美山 夏希(みやま なつき)

…。

…なんて、言えば良いのか分からない。

酷いことをされた、、

でも、さっきの話では、そんな事嘘のように塗り替えた、優先輩の話。

良く、分からない複雑な、気持ち。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

俺、帰るね。後、ごめん。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

それだけ。じゃあ、、

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

おい、、ってッメェ!

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…何?

渋谷くんは、優先輩の胸ぐらを掴んだ。

美山 夏希(みやま なつき)

ちょっ!!、、ダメだよ!

美山 夏希(みやま なつき)

ここ、病室!!

幸い、私以外の患者さんは、居なかった。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…あ、、悪い。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

何だよ、光輝。言いたい事あんなら言えよ。、、ふっ、、笑

優先輩は、渋谷くんの戦闘芯をあげるかのように、嘲笑った。

…けど、渋谷くんは、いつにも増して冷静になった。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…何で、お前は、1人で抱え込もうと、すんだよ!

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…は?、、何のこと?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

夏希の母さんに、聞いたんだ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

光希が、死んだ時謝りに行ったんだろ?、、俺を庇って。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…っ、、聞いたのかよ。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

それで、何?

渋谷 優(しぶたに ゆう)

俺は、またやった。罪を犯した。夏希ちゃんにまた、同じ様なことをした。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

怒らねぇの?、、光希サンの時みたいに。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…。

一瞬だった、、多分、、。

優先輩の瞳には、、とても、、言い表せない様な、切なさが一瞬だけ、曇った。

美山 夏希(みやま なつき)

あの、、もう、、やめ…

言いかけた時、、

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…怒ってる。今すぐにでも、テメェをブチ殺したいぐらいに。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…はっ、、だったらやれよ、、やれば良いじゃねぇか。笑

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

でも、、許す。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…は?、、何言って、、

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

夏希は、、まだ怒ってるかもしれねぇけど。俺は許す。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

未亜さんと、重ねてたんだろ?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

光希の事、、。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…っ?!、、な、何でそれを、、。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

夏希の母さんが、言ってた。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…でも、、二度と俺の前に現れんな。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…あぁ。分かってる。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

そのつもりだったからな。

渋谷 優(しぶたに ゆう)

最後に、、謝りたかったんだ。、、じゃあね。夏希ちゃん。

美山 夏希(みやま なつき)

…っ、、。

最後に、、目が合った瞬間、、。

優先輩は、涙を、、一滴流した。

美山 夏希(みやま なつき)

優、、、!

ガラッ

渋谷 優(しぶたに ゆう)

…。

バタン…

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

はぁ、、。

美山 夏希(みやま なつき)

あ、、渋谷くん。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

ん?、、何?

美山 夏希(みやま なつき)

渋谷くんってさ、、“未亜さん”の事、知ってるの?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

んー。まぁな。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

光希さんにそっくりだった。

美山 夏希(みやま なつき)

そんなに?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

あぁ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

性格は、真反対だったけど。

美山 夏希(みやま なつき)

性格?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

光希さんは、優しくて、可愛いんだけど。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

未亜さんは、普通に優しいんだけど、、なんか、カッコいいんだよ。、、凛としてて。

そーなんだ、、未亜さん、、会ってみたかったな。

美山 夏希(みやま なつき)

その2人ってさ、見分けがつかないくらい、分かんないの?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

あぁ。でも、アイツはすぐに見分けついてた。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

どんだけ、未亜さんが好きなんだよ、、って思ってたんだ。

優先輩、、本当に好きなんだな。

美山 夏希(みやま なつき)

あ、、ねぇ。写真とかある?

美山 夏希(みやま なつき)

未亜さんの。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

写真?、、あー、一応は。

美山 夏希(みやま なつき)

見して!!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

見てぇの?

美山 夏希(みやま なつき)

うん!

どれほど、お姉ちゃんに似ているんだろ!

気になるな〜!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

あ、あった。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

ほら、これ。

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

美山 夏希(みやま なつき)

わ、、本当だ!

美山 夏希(みやま なつき)

お姉ちゃんに、そっくり!!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

だろ?、、でも光希さんの方が、もっと、お淑やかだろ?

美山 夏希(みやま なつき)

そんな事、言っちゃ、ダメだぞ!

ちなみに、お姉ちゃんはこんなだよ!

美山 夏希(みやま なつき)

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

うわ、、やっぱ綺麗、、。

美山 夏希(みやま なつき)

し、渋谷くん!!

美山 夏希(みやま なつき)

私、お姉ちゃん相手でも、嫉妬するんだからね!!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

ははっ、分かってるし!

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

それに、病人は、寝とけよ!!

美山 夏希(みやま なつき)

うう、、。

私たちは、、こんな日々を送った、、。

…とても、幸せな毎日。

5年後

リーンゴーン🔔

牧師

健やかなる時も、病める時も、永遠の愛を誓うと、誓いますか?

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

…はい。

美山 夏希(みやま なつき)

誓います。

牧師

…では、誓いのキスを、、。

美山 夏希(みやま なつき)

ふふっ、、笑

渋谷 光輝(しぶたに こうき)

ふふっ、、笑

私達は、結婚した。

優先輩も、、私達2人を祝福しに来てくれている。

あの頃は、、怒りや、悲しみ、、

複雑な気持ちでいっぱいだったのに

今は、そんな事どうでも良いように思ってる。

あの日、、亜生に高橋くんを奪われていなきゃ、、

ここまで、悲しんだり、、幸せな時だったり、、

そんな事は、感じなかっただろう。

ありがとう、、亜生。

ありがとう、、優先輩。

そして、、これからも、末永く宜しくね?

渋谷 光輝さん。

はい、、。終わりでございます。

あの、未亜と光希の写真、、似てないと思った方、、すみません!!

写真が、、あれしか無かったのです。

すみません、、。

あ、それと♡やフォローたくさんありがとうございます!!

とても、嬉しい限りで、、。

最後まで、見てくださって、ありがとうございます!

次の作品出したいのですが、、見てくだいますか?

見たい!、、と思った方、、コメントに書いてください〜!

では。

loading

この作品はいかがでしたか?

1,012

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚