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そよ風みたいなやつ。
最初の印象は、それだった。
＿＿あいつ、風見は友達が居なかった
居なかったといっても、クラスで 浮いていた訳ではない。
どちらかといえば、明るい方だし 誰とでも良く喋る。
ただ、特定の友達を作らない
そんなやつだった。
友達
友達
最上
最上
友達2
友達2
友達
最上
俺みたいに、ただ自分と同じ ステータスの奴と
馬鹿みたいにつるむのとは違って
関係に縛られず
楽そうに過ごしてるあいつが、 羨ましかった。
最上
最上
最上
誰もいない校舎裏、一人でぼやいた
はずだった。
くすりと笑った人影に気づき、その 人物にぎょっとした。
風見
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風見
最上
風見
風見
最上
風見
最上
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風見
風見
風見
風見
そう言って笑うあいつは
俺と同じだって、思ったんだ。
風見
風見
最上
最上
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風見
風見
最上
風見
最上
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風見
風見
最上
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風見
風見の笑った顔は、嫌いじゃない
むしろ…
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風見
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風見
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風見
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風見
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風見
風見
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風見
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風見
風見
告白するつもりなんてなかった。
気づいたら口からポロっと出ていた。
返事にも、期待していないけど
少しだけ、あいつを俺のことで 悩ませることが出来たのなら
それだけで良かった。
風見に告白して一週間経った。
避けられている訳ではないんだけど
なぜか風見に全く会わない。
…ん？これって避けられてんのか？
…いや、そうじゃないと思いたい！
最上
最上
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そんなことを考えながら廊下を 歩いていると
友達
どうでもいいやつに話しかけられた。
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友達
友達
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最上
最上
友達
友達
友達
最上
最上
最上
廊下の角を曲がろうとしたとき
目的の相手はそこにいた。
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風見
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風見
風見
最上
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風見は少し寂しげな表情をしていた ように見えた。
放課後の校舎裏。
あいつは約束通り来てくれた。
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風見
風見
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風見
風見
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風見の目から、次々に涙が溢れ出す。
それに驚き
風見の言葉にまた驚いて
顔がぶわっと熱くなった。
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風見
風見
風見
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風見
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風見
風見
風見
風見
風見は俺の大好きな笑顔で
そう言った。
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その後はしばらく
二人ともボロ泣きだった。
「バカとそよ風」
コメント
66件
すごいしか言えない
凄いですね…😳✨ 男子同士恋愛を書くの難しそうだけどなんでこんなに上手く書けるのだろう…()
男子同士の恋愛もいいですね(*^^*) 似たような経験をしたことがあったので、迚も面白かったです！
