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ぬわぁもう続き気になりすぎ、ほんとに神です大好きです🥺 続き楽しみにしてます!!
続き気になりすぎる終わり方だし妄想ふくらんでもう寝れないじゃないですか...( 続き待ってます!
ぷです。
めちゃめちゃ待たせていた 続編ができました👏🏻👏🏻
やったーーーと 喜びたいところですが
私、とてつもなく 大きな失態を犯しました
なんかテラーの設定が 色々変わっていることに 気づかずに
新しい小説として 書いてしまいまして
今までは連載中の物語は、既存のストーリーを追加っていう機能があったんですけど
なんとですね
そう!!!!
その機能消えてました
😇
ほんとにさーーーーー
いい加減にして??
ちゃんと確認してから 小説書き始めてね??
と、過去の自分を叱責 しております
完全にこちら側の話で すみません🙇🏻♀️
次の話は前回の連載と 同じところから 見れるようにします
きっと、多分、Maybe
それか、次からの続編は こっちの連載にまとめますね
ほんとうにお手数おかけします
長々とすみません
では、2話目どーぞ!
まだプロローグと1話目 読んでない方は そっちを先に読んで頂けると 幸いです
では、どーぞ❤︎
足早に教室に向かう途中で ふと思い出した
るくん
こくん
こくん
るくん
るくん
今週の土曜日は
君と僕の記念日なのに
こくん
分かってないくせに 焦っているのか 分かったような口ぶりをする
るくん
こくん
こくん
掴まれた腕を振り払って 僕は彼を睨みつけて その場を去った
りくん
りくん
るくん
るくん
誤魔化すように 目の前のジュースを ストローでかき混ぜた
心配そうに僕を 見つめて莉犬はため息をついた
りくん
りくん
るくん
あの喧嘩の後から まともな記憶が無い
気づけば授業は 終わっていて 僕はりいぬと ファミレスにいる
りくん
僕の気持ちを見透かして りいぬははっきりと言い切る
何も言えずに 僕は縦に首を振った
りくん
いつもより低い声で 僕の名前を呼ぶ
驚いて僕は莉犬の方へ 視線を移すと 俯いていて表情は見えないが 微かに震えていた
嫌な緊張が走る
りいぬは次の言葉を 躊躇っているようだ
るくん
耐えられなくて 僕の方が先に口を開いた
るくん
るくん
りくん
るくん
るくん
グラスに入った ジュースを一気に飲み干して
鞄からお財布を 取り出そうとすると
りくん
顔を上げたりいぬの目には 溢れるほどの涙が溜まっていた
りくん
こんなに感情的になっている りいぬは初めて見た
りくん
りくん
るくん
続きの言葉が出なかった
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
涙を服の袖で拭い 赤く腫れた目が こちらを真っ直ぐ見つめる
りくん
りくん
りくん
るくん
るくん
るくん
僕は最低だ
りいぬの気持ちを 知ろうともしなかった
それどころか 傷つけていることにさえ 気づけなかった
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
掠れた声で必死に 溢れ出る想いを伝えてくれた
僕はただその言葉を 頷いて聞くことで精一杯だった
りくん
りくん
りくん
あれからファミレスで どれくらい泣いていたか 覚えていないが
お互い落ち着いてから 外に出た
りいぬはいつだって 優しくて近くの自販機で 僕が好きなジュースを買って いつもの笑顔で渡してくれた
るくん
るくん
そう言ったが、 正直今まで通り接することが できる自信はなかった
何が正解で 僕はどうすればいいのか
漠然とした不安が 頭の中を駆け巡る
りくん
そっと目の前に 右手を差し出され
りくん
るくん
無理して泣きながら 笑うりいぬを見て
罪悪感に苛まれる
りくん
るくん
ベンチから立ち上がり ズボンに着いた砂を払う
りくん
りいぬが鞄を持ち上げた時 持っていたジュースが 落ちそうになり
咄嗟に僕も拾おうとすると 2人の手が触れ合い目が合う
るくん
顔を上げるとすぐ近くに りいぬの顔があった
りくん
るくん
重なった手を握りしめられ
唇が重なった
るくん
びっくりして尻もちをつく
りくん
るくん
ゆっくりと近づいてきて 後ろに倒れた僕の上に またがった
るくん
るくん
りくん
りくん
るくん
頭が真っ白で 抵抗する力すらなかった
また顔が近くなって 瞬発的に目を瞑った
しかし、唇に さっきのような 感覚がなく
目を開ける
りくん
目の前には数秒前までの 余裕を持て余していた りいぬの姿はなく
その代わりに
目に涙を溜めて 悲しそうな顔をした りいぬがいた
りくん
るくん
すぐに立ち上がって 駅の方へ走って行ってしまった
ベンチに座り直して 状況を整理しようとするが
今にも泣き出しそうな 莉犬の顔が思い浮かんで
ただただ自分の愚かさを 痛感するだけだった
りいぬのことが大好きだった
ずっと隣で一緒に 笑い合いたかった
でもその好きという 気持ちはりいぬを傷つけて
苦しめていただけだった
もうあの楽しかった日々は 二度と帰ってこない
ふたりでいた日々が 楽しかったことは 確かなのに
お互い好きだったはずなのに
何がいけなかったのだろうか
好きだから 離れるなんて
そんなに残酷な結末が 僕らに待っていたなんて
神さまはなんて意地悪なんだろう
るくん
るくん
るくん
涙が止まらなかった
友達として好きだったことが いけなかったのだろうか
恋愛の好きになれなかったことが いけなかったのだろうか
どうしたら良かったのか
考えても考えても 分からない
こくん
ジくん
突然聞き覚えのある 声が聞こえた
声の方へ視線を向けると
部活終わりなのか ジャージ姿の2人が 走って寄ってきた
こくん
こくん
いつもならすぐに 甘えていたが
りいぬに告白されて キスしてしまったなんて 言えるはずもなくて
首を横に振った
ジくん
ジくん
背中を優しくさすってくれたが
いまの僕には その優しさでさえ痛くて
るくん
るくん
その場から逃げることしか 出来なかった
天井を見つめて どれくらい経っただろうか
走って家に帰ってきて すぐベッドに横になった
今日のこと全部 夢であればいいのに
目を瞑りながら 何度も願っては現実に絶望する
スマホの通知音がして ポケットから取り出すと
ころちゃんからの LINEだった
きっと気を使ってくれて いるんだろうけど
いまの僕には デートに行く気力なんかない
「土曜日が記念日なの 思い出したんですね」
そう返信してスマホを閉じた
3分も経たないうちに 通知音がもう一度鳴ったが
気付かないふりをして また天井を見つめた
るくん
どんなに泣いても 涙は止まらない
どんなに辛くても 明日が来てしまう
明日、りいぬにあって どんな顔したら良いのだろうか
なんて声をかけたらいいのか
泣きすぎたせいか頭痛がする
痛い
なにもかも
痛い
痛い
一緒に居たい
こんなに辛い時は いつもりいぬが 助けてくれてたな
なんて思い出せば 思い出すほど
胸が痛い
結局誰にも会う気になれず
寝れるわけもなく
いつもより1時間も早い 電車に乗って1人で学校に来た
るくん
寝てないせいか吐き気がすごい
息苦しくなり その場にしゃがんだ
るくん
どうしよう
意識がどんどん遠のく
このままじゃ 倒れそう
あぁ、誰か
るくん
こんな朝早くに 誰かいるわけない
そんなわけないのに
りくん
なんで
なんでよ
どうしていつも
るくん
どうしていつも 助けてくれるの?
ぼく、最低なこと しちゃったのに
なんでそんなに優しいの
りいぬになら 頼りたくなっちゃうよ
やっぱり
好きなんだもん
大事な友達なんだもん
離れたくなんかないよ
りくん
りくん
そうだ
いつだってりいぬが 1番の味方だった
悲しい時も辛い時も 楽しい時も嬉しい時も
一緒にはんぶんこしたんだよ
簡単に嫌いになんか なれないし
離れるなんて そんな勇気ないよ
りくん
りくん
るくん
僕はりいぬの腕の中で 目を閉じた
りくん
るくん
目が覚めるとりいぬが 心配そうに隣に座っていて
僕は保健室で眠っていたようだ
りくん
りくん
るくん
りくん
るくん
るくん
りくん
りくん
るくん
りいぬはきっと 強がって僕らの関係を 大親友と言った
それは皮肉とか 嫌味じゃなくて
僕を安心させるための 優しさなのだろう
だって
笑ってるその目は どこか儚くて
涙で潤んでいるせいで 瞳の光が揺れているから
僕のために 無理してくれているのは
今に始まったことじゃなくて
出会ってからずっとそうだった
りくん
るくん
優しくお互いに震えた身体を 抱きしめ合った
ごめんね、ありがとう
大好きだよ
心の中でつぶやいた
りくん
そっと身体を話して しっかりと目を見つめる
りくん
るくん
ドサッ
急にドアの方から ものが落ちる音がした
カーテンを勢いよく開けると
そこには
こくん
ジくん
ころちゃんとジェルくんが そこに立っていた
りくん
りくん
こくん
ジくん
るくん
立ち上がろうとするが 体に力が入らず 床に倒れ込んでしまった
りくん
りくん
るくん
りくん
るくん
何かを得るには 何かを捨てなきゃいけないと
どっかの誰かが言っていた
僕は大きなものを 失くす運命なのだろうか
神さまはやっぱり意地悪だ