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華原 蒼
……ぁ
進藤 頼
おお！
華原 蒼
……ょ
進藤 頼
おお！
進藤 頼
進歩してる!
華原 蒼
『少しずつ出るようになりました!』
進藤 頼
そうだね!
進藤 頼
これだと1ヶ月くらいで話せるかな？
華原 蒼
『かもですね…』
進藤 頼
どうしたの？
華原 蒼
『私が話せるようになっても』
華原 蒼
『頼くんは私と話してくれますか？』
進藤 頼
もちろん!
華原 蒼
…ぁ
華原 蒼
……
華原 蒼
……
華原 蒼
……
華原 蒼
…ぅ
進藤 頼
もしかして…
進藤 頼
ありがとう…？
華原 蒼
『！』
華原 蒼
『はい！』
進藤 頼
分かるようになってきたよ！
華原 蒼
『頼くんは凄いです』
華原 蒼
『不思議と私を勇気づけてくれます』
進藤 頼
そうかな？
華原 蒼
『はい』
華原 蒼
『頼くんといてすごく楽しいです!』
進藤 頼
！//////
進藤 頼
ありがとう!
キーンコーンカーンコーン
進藤 頼
チャイム鳴った…
華原 蒼
『教室に戻らないといけませんね』
進藤 頼
行こうか!
華原 蒼
『はい！』
進藤 頼
ん？なんか蒼さんのクラス騒がしくない？
華原 蒼
『そうですね…？』
ガラッ
進藤 頼
えっ
華原 蒼
『何これ…』
クラスの男子
華原ー！
クラスの男子
お前静かなくせに男と二人でいたのかよー！
進藤 頼
どうして蒼さんと写っている写真が
進藤 頼
黒板に…
華原 蒼
『ひどい…』
クラスの男子
しかも他のクラスの男!
クラスの男子
やるねぇ！
華原 蒼
『やめてよ！』
グシャっ
進藤 頼
うるさい…
クラスの男子
な、何だよ
進藤 頼
人の事情も知らないでこんなことして
クラスの男子
じ、事情なんて知るかよ！
進藤 頼
じゃあ、こんな子供っぽい事するな
トントン
進藤 頼
蒼さん？
華原 蒼
『あの事は言わないで…』
進藤 頼
うん…分かってるよ…
ポンポン
進藤 頼
蒼さんがどこでだれといたとか関係ないだろ
進藤 頼
２度とするなこんな事
クラスの男子
チッ
クラスの男子
うぜぇ
華原 蒼
『頼くん…』
進藤 頼
ごめんね勝手に…
華原 蒼
『ううん、ありがとう』
華原 蒼
『嬉しかった…』
華原 蒼
『でも、そろそろ頼くん教室戻らないと…』
進藤 頼
ホントだ！
進藤 頼
忘れてた！
進藤 頼
じゃあね!
華原 蒼
『はい！』
進藤 頼
バイバーイ！
華原 蒼
『バイバイ👋』
華原 蒼
（頭ポンポンってされた…）
華原 蒼
///////
華原 蒼
（顔が火照ってる…）
華原 蒼
（頼くん、可愛いと思ってたけど）
華原 蒼
（あんなカッコいい一面もあったなんて…）
続く
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