真緒
早く~!
龍治
待ってよォ~!
真緒
見てみて、おっきい石!
龍治
あっ僕この石を使って遊ぶやつ知ってるよ!
龍治
いっくよ~!!
ピチャッ!
ピシャッ ピシャッ ピシャッ ピシャッ
真緒
凄い!
真緒
私も!私も!
ピシャッ...
真緒
あれ...出来ないよォ...
龍治
エイッ!
ピシャッ!
ピシャッ ピシャッ!
龍治
わーい!
真緒
いいなぁ~!
龍治
明日もここでやろう!
真緒
うん!いいよ!
龍治
じゃあね!
真緒
バイバーイ!
次の日
真緒
あれェ今日雨だけど、きっと止むよね!
真緒
行こう!
真緒
あっ!龍治くん!
真緒
あれ、車だ!
龍治
ふんふーん!
真緒
危ない!!
タッタッタッ!!
バンッ!
真緒
危ないよ!
龍治
えっ…
キュ… (袖を捕まれる…)
バンッ!
一時三十分 男の子の悲鳴が聞こえた。
雨と一緒に流れる血…袖をつかんでくれている手がはなさない。
真緒
ありがとう…大好きだったよ…