本日は晴天。 冬特有の肌を刺すような冷たい風は吹いているものの、雲ひとつない青空。 絶好のデート日和と言えるだろう。
小日向 瑞樹
(今日は千歳さんと恋人になってから記念すべき初のデート!き、緊張する…!)
約束の場所である噴水に近づいてくると、ビルの大型ディスプレイのCM映像を眺めている恋人の姿を見つけた。
小日向 瑞樹
(ああ…、また時間より早く来てたんだな…)
千歳さんは、指先が真っ赤になった手に白い息を吹きかけ、摩擦で温まるよう擦り合わせていた。
小日向 瑞樹
(こんな真冬に1時間も待ってるのは風邪引くからダメって言ってるのに…)
小日向 瑞樹
千歳さん!
九折 千歳
おー瑞樹!流石、時間ぴったりやね
小日向 瑞樹
もう…っ!またずいぶん前から来てましたね!?
耳も鼻も真っ赤じゃないですか…!
耳も鼻も真っ赤じゃないですか…!
小日向 瑞樹
ああほら、こんなに手が冷たくなって…
九折 千歳
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