TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

桜笑

(そこまで遅くなんなかったな)

桜笑

(でも菜乃ちゃんに先帰ってもらっちゃった)

桜笑

(でも待たせるのも悪いし、良かったかも)

桜笑

(あたしも帰──ってあれ?)

瑠々

桜笑

(如月さんだ)

ついて行ってみると如月さんは空き教室で資料をまとめていた

桜笑

如月さん、なにしてるの?

瑠々

…え、桜笑ちゃん?

桜笑

それ学級委員の仕事?

瑠々

あー…

瑠々

他クラスの子から頼まれちゃって

桜笑

瑠々

友達だから大丈夫だよ!笑

瑠々

桜笑ちゃんも早く帰りなー?

桜笑

桜笑

(…分かってる)

桜笑

(如月さんはあたしとは違って好かれてるし)

桜笑

(嫌なことは嫌って言う子だから)

桜笑

(ホントに友達に頼まれたんだろう)

桜笑

(それでも───)

あたしは無言で如月さんの前の席に座る

こういうとき1人でやるのっていろいろ考えちゃうってこと

桜笑

(知ってるから──。)

瑠々

瑠々

ちょ、ほんとに大丈夫だよー?

桜笑

うん

桜笑

あたしが手伝いたいんだけど…ダメだったかな

瑠々

瑠々

…ありがとう

瑠々

ね、如月さんって呼ぶのやめてよ

桜笑

ん?

瑠々

私のことそう呼ぶのなんて桜笑ちゃんや菜乃ちゃんくらいだよ

桜笑

あはは、そーかもね

桜笑

瑠々ちゃん友達多いもんね

瑠々

そーかな、よく分かんないけど

瑠々

てかしっかり名前呼びしてくれてる笑

桜笑

…まあね

桜笑

(男子にも女子にも好かれる理由が分かる気がする)

桜笑

(太陽みたいに眩しくて、いい子で、しっかりしてて…)

桜笑

──すごいね瑠々ちゃん

瑠々

ん?

桜笑

…ああ、いや

桜笑

たくさん努力してるんだなって

瑠々

───え?

驚いたような声にパッと顔を上げると

瑠々ちゃんは涙を流していた

桜笑

ええ!?瑠々ちゃん!?

瑠々

うわぁ、ビックリした…私滅多に泣かないんだけどな笑

瑠々

でも…そうだなぁ、すごいとか才能あるとか言われることはあっても

瑠々

そういう風に言ってくれること少ないから、嬉しくて

桜笑

ああ、そっか

桜笑

嬉しい方ならよかった

桜笑

(なんか地雷踏んだかと思ったーー!!!)

桜笑

ん〜〜

桜笑

(そういえば先週は)

桜笑

(見習いくんがこっちに来たんだよね)

桜笑

──ってあれ?

いつも通りパソコンを開こうとするが、起動しない

桜笑

まっっさか

桜笑

壊れた?

 

で、窓を開けて待ってたんだね

 

一昨日からずっと起動しないってことでいいかな

桜笑

そうなんだよぅ

桜笑

なんかよく分かんないけど…

 

んーっと…これはまだ壊れる時期じゃない気がするけど

桜笑

直る!?

 

分からないけどやってみるよ

桜笑

助かる!!!!

桜笑

すっっっっ

桜笑

ごーーーい!!

桜笑

え、てか早くない?こんな短期間で直せるってそれはそれであたしがバカみたいだけど

 

こことここの配線が───

桜笑

むずいむずい!!……生前そういう研究でもやってたの…?

 

いや別に

 

ただの高校生だよ

そう言うと見習いくんはあたしの点検を始める

桜笑

(相変わらずって言うか距離感バグってるよね、近すぎ…)

桜笑

(てか、え?いや待てよ?)

桜笑

──高校生?

 

ん?

桜笑

え?

桜笑

生きてたら…何歳なの?

 

…ん、高校3年生だね

桜笑

1個上だったの!?

桜笑

大人っぽいからもっと離れてるのかと…ちょっとヘンなとこあるけど

 

失礼だね

 

で、きみの点検も終わったよ

桜笑

おー、早いね

桜笑

見習いくんは…この辺に住んでたの?

 

 

…ナイショ

しっと指を立てて微笑む見習いくんは

きっと今あたしに詮索するなと伝えたんだ

桜笑

…ふーん

桜笑

────1ついい?

 

ん?

桜笑

どうして窓から入ってくるの?

 

え?

桜笑

ドアからでいーじゃん

桜笑

桜笑

死神くんは病院のとき空から来て窓から入ったじゃん

桜笑

それは病院は3階だったし正式に入って来るよりそっちのが早いよね

桜笑

でもここ、1階なのに…それにさ

桜笑

…見習いくんっていつも歩いてきてるよねぇ

桜笑

ぴょんって飛んで窓のフチ越えてるでしょ

 

────ふふ、よく見てるね

きみの笑顔が見たいだけ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

350

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚